Archive for the ‘プロ野球(ヤクルトスワローズ)’ Category

ヤクルトスワローズ、来季は小川監督

水曜日, 9月 22nd, 2010
ヤクルトスワローズの来季監督は
小川監督代行が正式に監督になることになりました。

小川氏が監督代行に就任してからの成績は目を見張るものがありました。

ただ何しろ、スワローズファン以外にとっては

「小川淳司って誰?」と言うほど、地味な人物なので

球団としてもかなり迷いがあったのではないかと思います。

選手時代は1軍にいることは多かったのですが

レギュラーに定着することはありませんでした。

そういう人が監督になるのは、最近では珍しいと思います。

一昔前の広島東洋カープの阿南監督三村監督も地味でしたが

小川監督はさらに選手時代の実績は小さいといえます。

ちなみに、彼らの選手時代の安打数は

小川412安打、阿南746安打、三村1245安打です。

なお、現在のセリーグのプロ野球監督の野手出身監督の安打数は

落合監督(中日ドラゴンズ)2371安打、真弓監督(阪神タイガース)1888安打
原監督(読売ジャイアンツ)1675安打、野村監督(広島東洋カープ)2020安打

という具合です。

小川監督の実績が見劣りすることは一目瞭然です。

しかし、こういう出来事は気分がいいですね。

選手としてはパッとしなくても

その後地道にコーチや二軍監督を続けているうちに

人望を買われて、ヘッドコーチになり

思わぬきっかけで監督代行→監督です。

野球選手という人生を選んだ上で

選手として実績を残せなかったら、それで終りという面が強いですが

まじめに目の前の仕事に取り組んでいると

思わぬチャンスが巡ってくることもあるようです。

さて、このチャンスをいかして

名監督として、名を残すことができるのかどうか

それは来季以降にかかっています。

(まだ、今季もわずかにチャンスがありますが・・・。)

と期待もふくらみます。

でも、小川監督の雰囲気からすると

広沢選手や池山選手を育てて

ヤクルト黄金時代の基礎を作った関根監督のような役割を

期待した方がいいのかもしれません。

前半戦終了(プロ野球)

金曜日, 7月 23rd, 2010
プロ野球の前半戦が終了しました。

東京ヤクルトスワローズは、高田監督辞任

小川監督代行のもと持ち直して4位に浮上し

僅かに望みをつなぎました。

浮上の理由は色々ありますが

外野手 飯原誉士選手をクリーンナップに固定したことが大きいと思います。

飯原選手は、俊足、強肩で長打力もあり

一流選手になる素質十分でありながら

ポカが多くて、なかなかレギュラーに定着できなかった選手です。

レギュラーをつかみかける

打撃不振になる

我慢して使ってもらう

ポカをする

レギュラーを外される
ということを繰り返してきた選手です。

しかし、さすがは2軍監督歴が長く

選手のよいところを伸ばすのにたけた小川監督代行

飯原選手がポカをしても

基本的にはクリーンナップで使い続け

ヤクルトの一番の弱点、攻撃面での決定力不足を解消しました。

プロ野球の(特に弱い球団を応援する)ファンは

その場の勝ち負けだけでなく

選手が育っていくのを楽しみにしています。

そういう面では

素質ある選手を我慢して使う小川監督代行の野球は

見ていて楽しめます。

(彼らが育てば、

ヤクルトもいずれは強くなるはず!)

高津臣吾投手

水曜日, 6月 23rd, 2010
岩瀬 通算252S!歴代2位に並ぶ
中日ドラゴンズの岩瀬仁紀(いわせひとき)投手が

歴代2位タイ(元横浜ベイスターズの佐々木主浩(ささきかづひろ)投手に並ぶ)

の通算252セーブをあげました。

歴代1位は、元ヤクルトスワローズの高津臣吾(たかつしんご)投手です。

しかしヤクルトファンとして高津投手を見てきた印象からすると

高津投手は少なくとも素質的に

岩瀬投手や佐々木投手には遠く及ばないピッチャーだった気がします。

それは数字にもあらわれていて

通算防御率でいうと、高津投手は3.20、岩瀬投手2.05、佐々木投手2.41と

高津投手は後者2投手に比べて明らかに劣っていました。

優秀な抑えのピッチャーの典型は

分かっていてもなかなか打てないストレートと

鋭いフォークかスライダーを武器に

バッターを力で押さえ込むタイプです。

高津投手は、まあまあのスピードのストレートと

遅いシンカーでバッターのタイミングを外して打ち取ります。

ねらい打たれることも多く、リリーフ失敗もよくありました。

リリーフに成功するときも

ピンチを招いてからようやく抑えることが多く

その様子は”高津劇場”といわれていました。

長期間怪我をせず、岩瀬投手や佐々木投手のような通算防御率であれば

大きな記録を成し遂げるのは、ある意味当然と言えないこともないように思います。

しかし、防御率3.20という

まあまあ程度の防御率の高津投手が

大きな記録を成し遂げた要因は”勝負度胸”にあると思います。

防御率3点台のピッチャーが抑えを任されると

リリーフに失敗することも少なくないでしょう。

リリーフ失敗は、精神的には酷なことだと思います。

それまでの味方の頑張りをつぶしてしまうわけですから・・・。

(高津投手が、若いピッチャーのプロ初勝利をつぶしてしまう場面も

一度ならずあった気がします。)

そのようなことが続くと、

プレッシャーも重くなりそれまでの自分のピッチングができなくなり

防御率3点どころでない、駄目ピッチャーになってしまうことでしょう。

高津投手の尊敬すべき点は

仮に2日連続で、ゆるいシンカーをねらい打たれてリリーフ失敗していても

3日目の満塁のピンチで、またゆるいシンカーを投げられることだと思います。

失敗が続いても自分のピッチングを維持し

1年が終わってみると、セーブ王のタイトルを取っていたりします。

素質的にずば抜けたものがなくても、大成できる。
高津投手のピッチングはそんな好例だと思います。

高田監督辞任

水曜日, 5月 26th, 2010
ヤクルトスワローズの高田監督が辞任表明
ヤクルトスワローズの高田監督がついに辞任を表明しました。

昨年の成績は、セリーグで3位。

一見すると成績に問題はないようですが

実際は昨年の夏から失速し、

ずっと勝てない状況が続いていたのです。

必死になって工夫し、色々な手を打ち続けても

結果がでないことがあります。

それが長期間続くと、今度はいったいどうすればよいか分からなくなります。

「辞めること」が責任を取っていることになるのか

逆に無責任な行動なのか

判断は難しいところだと思います。

今回の辞任は ヤクルトファンとしては

光が見える出来事ですが

(一昨年のオリックスの例もあるし)

経営者の立場の自分としては複雑な心境です。

野村監督が戻ってくれば、と思うが、さすがに無理か・・・。