良い思い出
旅行に行くとなると「良い思い出」を目指したくなります。
でも現実的には「いやな思い出」のほうが、記憶に残り、思い返しては愉快な気分になったり、人に話すネタになったり、有益なことが多いです。
登山だったり、オフロードバイク関係だと、「ひどい目にあった」自慢が話の中心になることも珍しくありません。
そんな『ひどい目』の一つに、ある宿の思い出があります。連休中に予約もとらずに現地で見つけ出した宿です。
部屋に入った途端に禁止事項がたくさん書いてあります。宿側が客に求めることは色々と多いようです。
その一方で、客の使い勝手はあまり考えられていないようです。テレビは背の高いタンスの上に置いてあり、見るには相当な工夫が必要そうです。
風呂は、排水が悪くて洗い場の水深が10cm近くに達してしまい、体を洗うというよりは汚す感じです。
20年以上前に泊まった宿ですが、いまだに面白おかしく思い出します。
話は変わりますが、今年もアジアンラリー(タイ開催)に出場して、それなりにひどい目にもあったので、いずれはよい思い出になろうかと思います。
そのタイからの帰りの飛行機でのことです。飛行機では席に座った後に非常時の案内があります。
今回は非常時の案内のついでに、迷惑行為やスマホでの撮影といった禁止行為についてのアナウンスを延々と流していました。行きのタイ航空では一切なかったことです。
まるで例の宿を思い出させる対応です。
帰りは日系の飛行機会社です。もしかしたら様々な場所で、これから日本を訪れようとする人たちに対して、迷惑行為禁止のアナウンスをしているのかもしれません。私が観光庁の担当者であれば行政指導で即刻停止を求めたくもなります。
とはいえ、世論の風向きは逆かもしれません。民放をつければ迷惑な人を見つけ出して袋叩きにするような番組をやってますし、SNSでも外人の迷惑行為を騒ぎ立てるものをよく見るからです。
いずれにしろ、日本を訪れた人たちが、いずれかの意味でよい思い出を作ってくれることを期待したいところです。







