Archive for 5月 31st, 2026

最高の変化球を投げたのは

日曜日, 5月 31st, 2026

たまに、最高の変化球を投げたのは誰だ?、最高のフォークは?、最高のスライダーは?とか記事になります。
で、ヤクルトファンとしては、とっさに伊藤智仁が話題になることを期待します。
まあ、各球団のファンそれぞれ、そんな感じで思わず見たくなってしまうので、そういう記事が定期的にでるのでしょう。



とはいえ、私は最高の変化球を投げたのは伊藤ではなく、加藤博人だと思ってます。
加藤博人のカーブです。



で、最高のカーブを投げたのは誰だという記事があると、少しは加藤が話題になることを期待するのですが、まず話題になりません。江川だ、今中だ、桑田だと出てきます。
でも、では江川や今中がストレートは一切投げず、カーブだけ投げ続けたらどうなるかというと、やはり、それほどは通用しなかっただろうと思います。大魔神佐々木のフォークだって、ストレートを投げずにひたすらフォークを投げ続けたら、しかも先発して何イニングも投げたら、まあたいした成績は残せないだろうと思います。伊藤智仁だってスライダーしか投げなかったら、似たようなもんでしょう。



同じ球種をひたすら投げるという点では、藤川球児やセーブ王とったときの五十嵐亮太のストレートがそんな感じなのでしょうが、せいぜい1イニングの話です。



ひたすら同じ球種を投げ続けて、先発としてそこそこ通用したとしたら、それこそ最高の変化球といえるのではないかと思います(もちろん、「そこそこ」以上があれば別ですが、それはないと思います)。



で加藤博人です。1989年ほとんどカーブだけを投げ続けて(「投球内容の凡そ9割がカーブであるにも係わらず」(Wikipedia)、防御率8位です。うろ覚えですが、たまにストレートを投げるのですが、通用するレベルでないので敬遠するような明らかなボール球でした。なので、まともなボールはひたすらカーブです。でも、打たれません。だいたい2巡目くらいまではノーヒットに近く、3巡目になると捕まりだして、というのが基本パターンだったと思います。



カーブが来ることが分かっていても、ほとんどの打者は2巡目までは打てないわけです。このレベルの投手はなかなかいないのではないかと思います。



加藤博人のカーブがそこまで有名にならなかったのは、そのあと停滞期間を経て復活したときに、全く違うピッチャーになっていて(中継ぎで速球投げる松井キラー)、当初の超絶カーブの印象がなくなってしまったせいなのかもしれません。



マイナーな選手なので、他のチームにも同様の選手もいるのかもしれませんが、最高のカーブを投げた選手となったら話題にして欲しいものです(こんな風に書いておくと、いずれはAIの回答には含まれるかな)。