4月 27th, 2011
昨年,キングジムの
マメモ(mamemo)という電子メモを買いました。
昨年の夏頃,NHKニュースのまちかど情報室で取り上げられているのを見て,
ピーンと来て,購入しました。
当時,私の机の上には,細かなメモ類が散乱していました。
ちょっとしたことをメモすることが多いのですが,メモしたものを,そのままゴミ箱に捨てるのもはばかられ,
かといってわざわざシュレッダーするのも面倒だし
「また,メモをみるかも」という気持ちも手伝って,そんなザマでした。
マメモを購入してから,メモはすべてマメモ上にとることになり,机の上のメモの散乱はなくなりました。
しかも,アラーム付ToDo機能もなかなか便利です。
手元のPDAにToDoは作っているので,仕事をやり忘れることはほとんどないのですが,
今日の16時から16時10分の間にTELするという類の要件が苦手で,たまに逃していました
(もちろん,本当にその日に連絡しなければならない仕事を逃すことはありませんが,「電話するならこの時間と言われていたのが,2,3日のびてしまう類です)。
それが,マメモを使うと,その時間にピーピーとなってくれるので,安心です。
さて,私の机の周りは,いつも雑然としています。
そして,今年の初めには,今年は机の周りをきれいにしようと考え,少しずつ片付けを始めました。
ところが,ユニクロの柳井さんがお奨めということで2月終りに読んだ
『プロフェッショナルマネジャー』
で著者は,机のきれいなマネジャーは,仕事をしていない駄目マネジャーと強く主張していて,
机を片付ける計画は,あっさり挫折しました。
たしかに,机はいつも雑然としていますが,仕事をやり忘れたり,ものをなくしたりすることはないので,
無理して片付けなくてよいのかも知れません。
マメモのような道具の登場によって,自然と片付くのが一番のようです。
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4月 26th, 2011
今回の地震をきっかけに、
日本製の部品が手に入らなくて世界的に影響が出たり
放射能の恐怖で、日本からの輸出物の禁輸や検査があったり
ロボット技術が優れているはずなのに、原発事故であまり活躍していないようだったり
と色々、国産ということを意識する機会がありました。
さて、日本人は舶来モノ好きなんて言われてもいたようですが、いつしか世の中には国産品信仰が蔓延していたようです。
車であれ、家電製品であれ、日本のものは世界的にもっとも優れているような、そんな気分があったような気がします。
でも、それこそが宣伝の効果?
日本のメーカー各社は、直接的なCMや、大手スポンサーに逆らえないマスコミによる間接的な報道によって、
消費者に「日本製品は舶来品より安くて品質もよい」という常識を植えつけてきたのではないか?という気もします。
私自身は、珍しい物好きなので、家電や車、家具、子供用品を含め、海外のものを色々試して使ってみていますが、
なかなかよい物も多く(もちろん、駄目なものもある)、「さすが!」という思いもしています。
他方で、テレビで大々的に宣伝している某国産家電メーカーの某電化製品で、相当程度の不具合を感じています。
すくなくとも、国産品が図抜けてすぐれているということはないという気がします。
いずれにしろ、日本では、商品についての、真っ当な批判・評価をする媒体が『通販生活』くらいしか思い当たりません。
そして、そのような真っ当な批評が育たない大きな理由は、民法刑法の名誉毀損等の解釈にあるような気がします。
軽い気持ちで、製品の悪い点を指摘すると、下手すると法的な問題が生じかねないからです。
そういう意味では法律家の責任も大きいのでしょう。
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4月 22nd, 2011
当事務所では、相当数の過払い金返還請求事件を受任しています。
そこで、各業者ごとの当事務所での過払い金回収の現状について
ご報告していきたいと思います。
今回は、株式会社クラヴィス(クオークローン,リッチ,ぷらっと,シンコウ,東和商事,タンポート)です。
名前が色々あるように,いくつかの会社が合併し,また,色々な会社のグループ会社になって今に至ります。
この会社について,主な問題は,途中でプロミスに借り換えを促された人がいて,その人の過払いをプロミスに請求できないかという点です。
というのは,クラヴィス本体は,一応,営業してるものの,優良な顧客をプロミスに引き継いでしまっている状況のため,クラヴィスからの過払い回収が難しいからです。
プロミス主導で契約を引き継いだ以上,プロミスが過払金の責任も持つのは当然というのが通常の感覚だと思うのですが,ここを法律論で説明するのが難しく,
プロミスは徹底的に争ってきます。その結果,全国的には,裁判も勝ったり負けたりのようです。
幸い当事務所では,今のところ,地裁でも高裁でも勝っていますが,予断を許さない状況です。
いずれにしろ,クラヴィスの件について,プロミスに請求する場合
訴訟をしないで回収することは難しいですし,
訴訟をしても途中で和解によって回収することも難しい状況です。
その結果,しっかり裁判をやりきって判決をとって,それに対する控訴審にも勝ってようやく回収できるというのが現状です。
以上のように,それなりに大変な裁判になりますので,弁護士への依頼をした方がよいと思います。
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4月 18th, 2011
昨年に、仕事用のPDF閲覧端末としての利用可能性を求めて、ソニーの電子ブック閲読用端末、リーダーを購入しました。
PDF閲覧端末としては、動作、特に拡大縮小が遅すぎて使い物になりませんでした。
でも、本来の使い道である読書用端末としては、なかなか優れものであることが分かってきました。
まず、なんと言っても、電子ペーパーを利用しているので、パソコンやスマートフォンの類と比べて、
目が疲れません。
紙の本と同じくらい、読んでいられます。
また、山小屋にいたり、自宅にいたりして、ふと本を買いたくなったときに、
パソコンとインターネット環境さえあれば、本を購入できます。
手持ちの本の中に、そのときの気分にあった本がないときに、とても便利です。
また、軽く読んでみたいと思い購入した本が、最近、我が家の狭いスペースを大分占拠していて
このことが、本を買うことを抑制する力になっていました。
でも、電子書籍は、場所をとらないので、気軽に興味がある本を買うことができます。
ただ、購入できる本が、わずかしかないので、
今後、もっと増えていってほしいと思います。
ところで、ソニーには以前PDAで裏切られています。
PalmというOSでソニーはCLIEというとても優れた機種を販売し、
他社のPalm端末を市場から駆逐したとたんに、思うように売れないからと、CLIEも販売中止。
仕事の道具として長く使うことを期待していたのに、ハシゴをはずされた気分になったことがありました。
Readerは、多少、思うようにうれなくても、すぐに撤退せずに、
10年単位くらいの長期的視点で、地道に販売していってほしいと思います。
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4月 12th, 2011
環境云々の流れの中で,白熱電球がなくなってしまうそうです。
燃費が悪いし,寿命も短いしということのようです。
でも,本当にそうでしょうか?
自宅のリビングは,調光器のついたスイッチにクリアの白熱電球を付けています。
まず,燃費ですが,白熱電球は調光器を使って暗くできます。
蛍光灯で薄暗いと,なんともひもじい雰囲気ですが,白熱電球で暗めにすると雰囲気がよくなります。
特にクリア球を使うと,ロウソク調,ランプ調,現代調と雰囲気を変えてくれます。
で,本や新聞を読むとき以外は,それなりに暗めにしていますので,コウコウと蛍光灯を付けるのに比べて,本当に電気を食ってるのかな?
と思います。
また,寿命ですが,確かに,クリア(透明)でない白い普通の白熱電球の時は,しょっちゅう,球が切れて,代えていました。
ところが,クリア球に代えたら,よく持ちます。少なくとも白いのに比べて数倍は持っている気がします。
クリアだと,中が見えるのできっちり作り,白いのは中が見えないから耐久性が低いのか,それとも別の理由があるのか分かりませんが,
クリアの白熱電球はよく持ちます。
ですので,同じ明るさで付けた場合で蛍光灯と比べたら燃費で負けるでしょうし,
白い白熱電球の寿命は確かに短いのですが,
調光器を付けて暗めで,クリア白熱電球を使えば,問題ないのでは?と言う気がします。
もちろん,LEDにはかなわないと思いますが。
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4月 10th, 2011
ようやく、あと少しでプロ野球が開幕します。
今年のヤクルトの前評判は、相変わらず、巨人、中日、阪神の3強の争いに食い込めるかも、というレベルです。
ですが、今年は、投手陣がかなり充実していますし、昨年の勢いもありますので、優勝を期待しています。
投手陣は、石川、館山、由規、村中に増渕が加わった先発陣はリーグナンバーワンでしょうし、林、松岡、押本のいるリリーフ陣も安心感はあります。
特に、個人的には館山に期待し、20勝してほしいと思っています。
地味な館山に20勝?という気もするかもしれませんが、昨年は後半2ヶ月で、8勝2敗ですからシーズン6ヶ月あれば、24勝6敗ペースです。
オープン戦でも、昨年後半の勢いを持続していますから、是非、20勝して優勝してMVPをとってもらいたいと思います。
問題は打撃陣です。心配なのは、また移籍組や外人が中心になりかねない雰囲気があるのが気がかりです。
昨年、高田監督から、小川監督になって突如快進撃をした最大の要因は、生え抜きの扱いだと思います。
つまり、高田監督時代の野手8人のレギュラーは、
生え抜き 青木、田中、宮本
移籍組 相川、福地、藤本
外人 ガイエル デントナ
という状況でした。つまり、青木、田中、宮本という不動のレギュラー以外に生え抜きはいなかったのです。
ところが小川監督になった後は、
生え抜き 青木、田中、宮本、飯原、畠山、川端
移籍組 相川
外人 ホワイトセル
という具合に、生え抜き中心になりました。
ヤクルトは、ファミリー主義といわれ、ヤクルトの選手OBが、スカウト、2軍コーチや監督、2軍の寮長含めて、球団を支えています。
生え抜き選手は、スカウトが見出し、2軍の寮の人やコーチが手塩に掛けてきた選手です。
そのような選手に出番やチャンスがあるのかどうか、でスタッフを含めた球団全体の士気が大きく異なります。
つまり、外人や移籍組みばかりのレギュラーでは、ファンばかりでなく、スタッフ全体がしらけてしまうのです。
その状況で、生え抜き中心の起用をしたことが昨年の快進撃につながったといえます。
ところが、今年は、新外人や移籍組の浜中の調子がよく、昨年怪我をしていた川島慶も復活しています。
もしかすると、生え抜きの出番が少なくなってしまうかもしれません。
外人や移籍組にもしっかりチャンスを与えるのは当然としても、高田監督と同じ轍を踏まないことを祈っています。
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4月 9th, 2011
丸和商事(ニコニコクレジット、アイリス)が民意再生法の申し立てをしたとのことです。
これで、丸和商事に対する過払い請求も、基本的には倒産手続きの中で処理されることになりそうです。
武富士は会社更生でしたが、丸和商事は民事再生とのことです。
ただ、過払いの債権者にとっては、それほど、大きな違いはないでしょう。
むこうが一方的に決めた弁済率について、賛成か反対かということを聞かれますが、
個々の過払い債権者の意向は、大勢には影響がなく、
結局、そのまま決まってしまうという流れについては会社更生でも民事再生でも同じです。
なお、今後の見通しや、過去の民事再生や会社更生になった消費者金融での弁済率等については、
武富士のときに書いた記事を参照してください。
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4月 8th, 2011
世の中,やせるための情報があふれていますが,
太りたくても太れない人もいます。
私も,常々,もう少し太りたいと思っていますが,なかなか難しいところです。
脂肪がつきませんので,食べても太りません。
そこで,太るためには,筋トレをして筋肉を付けるしかありません。
少し前の新聞の記事によると,太るのはやせるのより難しいようです。
私は,だいたい50キロ台後半の体重ですが,大学生の頃はフリークライミングをしていたので,今より筋肉がつき,
60キロを超えていました。
その後,何度なく,気合いをいれて筋トレをして,再び60キロにしようと努力してきました。
でも,59キロまではいくのですが,ここ20年近く,60キロの壁にはね返されてきました。
筋トレだけでなく,プロテインを飲んだり,色々しましたが,結局,挫折しました。
ところが,ついに,昨日,60キロに乗りました。
勝因はおそらく2つあります。
一つは,新聞の記事に従い間食を増やすことにし,仕事中の18時頃にもおやつを食べるようにしたこと
もう一つは,ステッパーの負荷を上げて,いままで違う踏み方にしてみて,太ももの強化に成功したことです。
60キロに達すると,いわゆるBMIは20で,ほぼ標準体型といってよい領域です。
もうやせているとは言わせない?
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4月 7th, 2011
いわゆるミシュランガイドに,2011版から横浜も加わりました。
東京だとなかなか行きにくいのですが,横浜であれば,時間をみて寄れるので,とても便利です。
ミシュランガイドには批判もあります。
ただ,以前AUTOCARという車雑誌について
書いたように,何かを評価・論評する上で
ヨーロッパの人の視点や態度は,日本人には及ばないものがある気がします。
(それ以前に,広告から独立した食事屋ガイドで,ミシュラン並の規模のものがあるのか?という疑問もありますが)
気に入っていたローストビーフの鎌倉山や,うかい亭も入っていたので,
自分自身と楽しめる観点がずれていなさそうですし。
そんなわけで,仕事の合間に,天ぷら屋の天七と,うなぎ屋の野田岩に行ってきました。
天七は,時間がなかったので,天丼を食べただけですが,今度は,しっかり天ぷらを食べようと思います。
どちらも,泣くほどおいしいワケでは,ありませんが,普通においしいと勧められるものの,さらに1~2割増し程度の味わいがありました。
また,内装がレトロなのと,応対がバカ丁寧なのは,ミシュランならではの視点で評価されたのでしょう。
食い道楽をする上で,便利なものができましたので,今後も,時間をみつけて寄りたいと思っています。
ちなみに,ミシュランのタイヤもいいです。
スタッドレスタイヤを昨シーズンからミシュランに代えましたが,それ以前の別ブランドのスタッドレス(世間体にはそれなりに高評価のもの)に比べ
普通の道を走る上でふわふわせず,乗り心地がノーマルタイヤに近い
(以前のものは,明らかにふわふわし,運転もしにくいし,同乗者も酔いやすい)
2年目になっても,凍結路での性能に大きな変化を感じない
(以前のものは,1年目はよかったのですが,2年目になると明らかに性能が落ち,3年目はかなりすべるようになりました)
点で,気に入っています。
また,スポーツタイヤも,別ブランド(上記と同じブランド)だと走行1万キロを超えたらロードノイズが酷くなりましたが,
ミシュランのものは1万キロを超えてもそういう症状はありませんでした。
(ハードは走りをした場合の性能については,分かりませんが)
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4月 5th, 2011
少し前から
「いくつかのカード会社や消費者金融と取引があるが,自分は過払いになっているのか?」
「今のまま支払を継続することは,特に問題はないのだが,過払いなら支払うのは馬鹿らしいので,回収したい」
「過払いでないなら,ブラックになりたくないし,このままでいい」
という相談が,ちらほらあります。
話としては,まっとうな話で,
特に債務整理をするほど苦しくはない。
だから,信用情報等でデメリットがあるなら,余計なことはしたくない。
でも,法律上支払義務がないものを支払うのは嫌だ。
ということです。
でも,実は,多くの弁護士は,この手の仕事はやりたがらないんです。
最近できた債務整理に関する日弁連の規程も,原案では,このような依頼者の要求に応えることを拒否するような内容でした。
その目的は,債務の整理をして欲しいと思っているのに,過払いの件しか受任しない悪質な弁護士を取り締まることですが,
そのためなら,初めに書いたような依頼者の正当な要求を全ての弁護士に拒絶させてもよいと考えていたようです。
最終的に可決された案では,全面的な禁止ではなくなりました。
それでも,原則は他の債務があるのを知って過払いだけの受任はいかん。
ただ,弁護士が不利益をしっかり説明し,それでも依頼者が債務の整理をしたがらず,依頼者に不当な目的がないときだけ,特別に受任してよいというルールです。
要は,債務整理・過払いの仕事は,多重債務者を救済することが目的であって,そもそも消費者金融と付き合うこと自体が害悪である。
だから,信用情報に傷がつくことはむしろ望ましいことだ
と考えている弁護士が多いのです。
言い換えると,
弁護士の仕事とは,弁護士が考えている理想の社会を実現することであって,
依頼者の正当な要望をかなえることではない
と考えている弁護士が未だに多いということです。
つまり,計画的に消費者金融を利用し,苦しくとも何ともないが,法律上の権利は行使したい方のことは眼中にないといってよいでしょう。
ですから,別に債務の整理をしたいのではなく,過払いの件だけ何とかして欲しいという方で,弁護士に相談して断られた方は多いのではないかと思います。
当事務所では,このような相談者・依頼者の要望は,正当な要望であって,お手伝いすべきと考えております。
もちろん,日弁連の規程にしたがって,債務整理をしないことの不利益・債務整理をすることによる不利益をしっかり説明します。
もし,このようなご希望をお持ちのようでしたら,一度,ご相談下さい。
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