Congratulations!!

7月 21st, 2011
サッカーワールドカップで、

なでしこジャパンが優勝した記念すべき日。

事務所の弁護士の結婚式二次会に参加してきました。

 
会場は、みなとみらいの夜景を一望できる

素敵な立地で、とても上品な雰囲気。

 
「新郎新婦の入場です!!」

待ちに待ったその瞬間、

会場が一気に笑顔で包まれました。

 
落ち着いていて頼れる雰囲気の弁護士と、

まさに、なでしこの様な優しい笑顔が印象的な奥様。

 「私にとってのなでしこジャパンは彼女です。」

弁護士の爽やかな挨拶では、奥様を思う優しさと

強い気持ちが伝わってきました。 

結婚式,ワールドカップ優勝と、お祝いが続き、

素敵な一日になりました。

 

前半戦終了。ヤクルト独走?

7月 20th, 2011
プロ野球の前半戦が、終了し、セ・リーグはヤクルトが独走態勢に入りつつあります。
今年は、計算できる先発が4人いて、中継ぎ抑えも安定していること、昨年の勢いや自信があることから
例年になく、期待していたのですが、まさか、ここまでの独走態勢に入るとは思っても見ませんでした。

独走の理由は、戦力の充実ではなさそうです。
先発の4人も、村中が早々に離脱し、由規も交流戦で離脱。石川も昨年後半のような安定感もなく、勝ったり負けたり。
結局、安定していたのは館山1人。5人目に期待した増渕も、あまりよくない。
リリーフも、ここ3年間安定していた松岡が不安定な上、抑えの林も調子が悪い。
開幕前に期待してた投手陣は、ほとんど期待はずれの状況です。

打撃は、期待以上で、特に畠山が広沢以来の本格的な日本人4番バッターに成長したことや、
4月終わりから5月半ばのバレンティンの活躍は、大きいです。が
昨年後半の快進撃中にクリーンナップに定着した飯原が絶不調で、ほとんど2軍にいたり 、
やはり昨年4番で快進撃を支えたホワイトセルが、昨年ほどの安定感はないので、
決して、打線が 独走の理由ではありません。

実際、ここまで独走しているのに、総得点239点に対し総失点241点と失点の方が多い。
選手の個人成績の大半は、いかに点を取ったか、いかに失点を防いだかに集約されますので、
失点の方が多いチームの、選手の成績がたいしたことはないのは当然といえば当然です。

とすると、小川監督の采配?という気がしてきます。
確かに、失点の方が多いのに独走しているのは、競り合った試合にとても強いからで、
そういう部分で監督の采配の差がでるという話もあります。
ただ、監督の采配で、それほど勝敗は変わらないとも言われています。
そんなわけで、失点の方が多いチームの謎の独走という状況です。

あえて、小川監督の采配の特徴をあげると、代走の重用という点があります。
ベンチに、代走専門と思える選手が2人(現在だと、三輪と野口)ほどいます。
代走専門が2人もいますので、代打は手薄です。
ここぞの勝負の場面で、代走の三輪を使います。
クリーンナップのホワイトセルや畠山にも平気で代走を送ります。
代走の格としては野口より三輪が上で、三輪を代走に使うと監督が勝負を掛けていることが
チーム全体に伝わります。
たとえば7回あたりにチャンスが来ても、代走三輪を使わないと、監督は8回か9回に山場がくると
考えているということがチームに伝わります。

そして、実際、三輪は、内野安打で2塁からホームインしたり、
前進守備への痛烈な内野ゴロでサードからホームインしたり
しかも、それが9回や7回の同点のホームインですので
代走起用の強烈さが際立ちます。
それ以外にも、今年は、福地の代走起用や、川本の代走起用での勝利が話題になっています。

確かに、代打起用は、成功率はたかが知れていますので、監督の意思を示せたとしても、
結局尻すぼみになることが多いですが、
代走だと、滅多に失敗はなく、何事もないか大成功かですので、監督の意思をチームに示すのには
適しているのかもしれません。

いずれにしろ不思議な強さを発揮しているスワローズ、この調子で後半戦も頑張って、日本一になってほしいものです。

専門家の意見と専門的知見

7月 14th, 2011
今回の震災によって,多少ゆらぎましたが,世の中専門家信仰が盛んです。
ひとつは,マスコミが何かと専門家,専門家と持ち出すからかなあと思うのですが,
何かと専門家の意見は尊重されます。

専門家の意見の尊重それ自体は,法律の専門家である弁護士としても,悪くはないのですが,
何か,「専門家の意見=正しい 」という図式があり,これには強く違和感を覚えます。

「専門的知見」と「専門家の意見」の混同があるような気がします。
専門的知見は,(厳密には科学法則といっても仮説には過ぎないとはいえ),基本的に
正しいものと言えます。

法律でいえば,専門的知見というのは,民法○条に・・・という規程があるとか,最高裁がこのような判断をしている
とかそいういうことです。
でも,このようなことは,マスコミ等で紹介する場合も,わざわざ専門家の意見として紹介する必要はなく
そのまま条文や最高裁判所の判例を紹介すればよいわけです。

争いのない専門的知見から進んで,専門家によって意見が分かれるような領域になって,初めて専門家の意見が
出てくるのですが,そうなると専門家によって意見が異なるわけですから,どの専門家が言うかによって,結論が異なる可能性があります。
何らかの記事があって,専門家は「・・・・と批判している」と書いてある場合,あたかも,その分野に詳しい人が批判しているおかしなことが
行われているようにも見えます。
「すべての専門家が批判している」のか「専門家の中には批判する者がいる」のかは大きな違いで,
実際には,後者に過ぎないのに,前者に見えるレトリックがあるわけです。

もちろん,異なる意見があると言っても,専門家の中にAと言う人と,Bと言う人はいるが,Cと考える人はいないということもあります。
この場合,Cという考えは荒唐無稽なんだということが分かりますが,
この場合はむしろCはありえないというこが専門的知見の領域にあるといえます。

とそんなことを考えながら,新聞やテレビを見ていたところ,震災が起きて,放射能の問題がでてきて,少しこの問題が社会的にも
意識されるかも知れません。

専門家の考え=正しいと思っていたら,放射能については専門家がバラバラのことを言って,訳が分からなくなってきたからです。
これも,専門的知見と専門家の意見を区別して考えれば,何のことはなく,
「低レベルの放射線の人体への影響については専門的知見はない」ということで,ないからこそ,意見が分かれているわけです。
「高いレベルで人体に悪影響がある」ということは専門的知見ですが,そのことはわざわざ専門家に意見を述べさせる必要はありません。
単にそのことを説明すればよいわけです。
低レベルの放射線の影響については,高レベルと同じくかなり悪い,量に比例して影響は減る,一定限度以下は影響ない,むしろ健康によい
と色々考えがあり,それに決着をつけるデータがないということです。
せっかくですから,今回のことをきっかけに大規模で長期的な調査をして,この問題に決着をつけるとよいと思います。

裁判でも,色々と専門家の鑑定だなんだで意見が出てきますが,やはりそれが専門家の間で争いがない専門的知見なのか,
その専門家個人の専門的意見なのかということは常に区別して考えなければならない問題です。

 
 

大河ドラマの狂人史観?

7月 10th, 2011
大河ドラマの江が、先週あたりから朝鮮出兵の話になり、秀吉が狂ってきています。
いつもの大河ドラマのパターンです。

だいたいの場合、信長も比叡山焼き討ちあたりや、そう見寺あたりのエピソードで狂人化します。

豊臣秀吉や織田信長というのは、日本史上、かなりの人物であることは間違いなく、
その能力・発想が、常人に計り知れないことは、あたりまえのことです。

そんな中で、よく分からないから狂っていたことにしてしまうということでしょうか?
たまたまそういう歴史理解をする脚本があったというのであれば、ともかく、
毎度毎度、狂っていたことにしてしまうのでは、あまりにも歴史に対する態度として非礼で、
想像力が貧困だと感じてしまいます。

そして、戦国モノだと、たいてい、現代社会で「憲法云々、平和云々」といっている人が
取り付いたような人が出てきて、信長や秀吉の行動にたいして、もっともらしい顔をして
辛気臭いオーラーを放ちます。

今回は、主人公の江がその役割をしているので、全体に辛気臭い雰囲気になっていて残念です。

たまに民放の歴史ドラマをみると、その荒唐無稽さにあらためて大河ドラマのまともさを認識することが多いのですが、
この狂人史観は何とかしてほしいものです。

逆に、朝のドラマの『おひさま』での戦中の描き方には、好感がもてます。
どうせ、どっかでもっともらしい顔して戦争非難はじめるんだろう、と思っていましたが、
終始、そういう雰囲気がなく、戦争が正しいと信じていたという、視線が続きます。
それがまた、戦時中の大変さや悲しさを うまく伝えています。

大河ドラマをみていてい、NHKには何か怪しげな思想的なバイアスが掛かっているのか?
と疑いかけていましたが、 『おひさま』を見る限りだと、そうでもなさそうです。

 

 

キノコの季節

7月 9th, 2011
キノコの季節と言えば秋ですが、梅雨時もなかなかです。

そんなわけで、カラマツの根元に、ちょこちょことハナビラタケが出ています。
昨年は、でかいハナビラタケを見つけましたが、今年は小さくて、黄色いのでした。
昨年、2回ほど食べているので、安心して食べます。

さて、車で移動していると、妻が「今、大きなキノコがあった」と言います。
引き返すべきという毅然としたニュアンスに基づいて、二度ユーターンして
現地に戻ります。

確かに、巨大なキノコがあります。
カサの直径は20センチ以上あり、柄の長さは、さらに長そうです。
さんざんキノコ図鑑は見ていますが、何か見た記憶がある風貌です。

調べてみると、カラカサタケで間違いなさそうです。
フライがうまいということで、カサはフライにして食べます。
味はうすくてそれほど印象に残りませんでしたが、
巨大なキノコを 食べたという感慨はあります。

柄は、焼くとうまいというので、炭火で焼いてみましたが、
なかなかよく分かりません。
何度か焼き方を変えてみて、どこかの記載に「スルメのように」
を手がかりに、しゃぶるように噛んでいると、うっすらキノコの味がします。
お腹がいっぱいの状況での酒のつまみだと、よいのかもしれません。

 
 

B型肝炎問題のご相談について

7月 8th, 2011
B型肝炎の被害を受けた方の救済について,先日、政府との間で基本合意書が締結されました。

ところが、この基本合意書の枠組みによると、肝炎の被害者が救済を受けるためには、裁判所に提訴することが必要となります。

もっと簡便な手段で救済されればよいのですが、現在のところ、そのような枠組みです。

そうなると、やはり弁護士の助力が必要となってきます。

当事務所では、基本合意書の枠組みにそって救済を受けたいという方のお手伝いのため電話相談を7月11日からはじめます。

詳しくは、こちら

武富士弁済率4%?

7月 1st, 2011
本日の朝日新聞の記事で,武富士の弁済率が4%かもとの記事がありました。

以前の記事だと10%とか出ていましたし,法人税の還付請求の話もあったので
多少は期待していたのですが,やはり今までの会社同様その程度になってしまうようです。

この記事の中で,海外の投資ファンドが「低すぎる」と異議を述べていると言うことなので,
この先どうなるか,注視が必要そうです。

また,同じく本日,武富士の創業者の遺族に賠償求めて提訴との記事もありました。
「やるぞやるぞ」と言っていて,ようやく提起したようです。
記事を見る限り,法的構成としては色々工夫が必要そうですので,時間の掛かる裁判になると思います。
なお,当事務所では,既に昨年に武富士の代表者の責任を問う訴訟を提起していますが,
まだ結論が出る段階にはなっていません。

B型肝炎の被害について

6月 29th, 2011
B型肝炎訴訟について,原告弁護団と政府は基本合意書に調印したとのことです

この基本合意書によると,43万人いる患者についても救済の対象になるとのことです。

ただ,報道内容を見る限りでは,訴訟を提起していない患者が,
救済を求めるにはどのようにすればよいのか,明確ではありません。

救済を求めるには,裁判所に提訴する必要があるようにも読めます。

簡単な手続で,救済を求めることができればよいのですが,
もしかしたら,訴訟提起等ある程度の面倒な手続が必要になるかも知れません。

とはいえ和解金は3600万,2500万,1250万等と大きな金額ですので,
手続が面倒という理由で,放置するような問題ではありません。

当事務所では,B型肝炎被害の救済について,お手伝いができることがあるかどうか
検討を始めました。

検討が完了し次第,ご案内しようと考えております。

ハルゼミの声

6月 27th, 2011
山の中では,ハルゼミの大合唱です。
ハルゼミは,山の中にしかいないので,都会にいると声になじみがありません。
しかも,時期が今の時期ですし,声もカエルそっくりで,セミっぽくないので,
知らないとセミの声だとは分からないかも知れません。

どういう仕組みか分かりませんが,ゲゲゲゲゲゲゲゲゲという声と
グワーグワーという声がいつも同時に聞こえるようですので,
同時に両方の声を出しているようです。

梅雨の合間の,僅かな晴れ間のさわやかさで一斉に鳴くので,
この声は山の空気の心地よさを連想させます。
ビデオでこの時期の映像を見返して,ハルゼミの声を聞くと,
やはりこの時期が一番だなあという気分になります。

山の中は,音に季節感があります。
雪がゆるんできてから,5月頃までの鳥の声
今の時期のハルゼミ
秋の鹿の遠音
冬の,キーンとするほどの静寂

それぞれ,音を思い出すと,そのときの空気を思い出します。

旅行の楽しみ方

6月 21st, 2011
例年この時期にバス旅行に行きます。
今年は、静岡方面に行きました。

ここ数年、樹木に興味を持ちだしているので、関東とは違い、
クスノキやカシといった常緑の樹木が、雑木林の中心になっているのを
みて新鮮に感じました。

また、今年は野鳥の声だということで、徐々に覚えてきていますが、
久能山で、鳥の鳴き声を聞いた際、「これはキツツキの類かな」
と思っていたら、キツツキのドラミング(つまり、木をつつく音)が聞こえ、
自信になりました。
もっとも、それがアカゲラなのかアオゲラなのか、とかいったことは分かりませんでした。

歴史の知識が旅を豊かにすることは以前から感じていましたが、
自然のことについても、色々知っていると旅行がより楽しくなることを実感した旅行でした。