茅ヶ崎事務所お披露目会

1月 12th, 2012
昨日は、昨年10月に新設された茅ヶ崎事務所のお披露目会でした。

茅ヶ崎事務所は

二俣川主事務所、金沢文庫事務所(平成21年12月設立)、青葉台事務所(平成22年3月設立) に続き

当事務所4つめの拠点となります。

茅ヶ崎事務所には弁護士吉岡津(よしおかみなと)

事務員1名が常勤しています。

普段、別々の場所で勤務している

弁護士、事務員が久々に一堂に会しました。

事務所のお披露目後は夕食会です。

今回は「ラ・ターブル・ド・トリウミ 」に行きました。

茅ヶ崎駅から少し離れている住宅街にあります。

店内はとても雰囲気のある素敵な空間で、



楽しくお食事させていただきました。

お手洗いも必見です!

茅ヶ崎事務所は、茅ヶ崎駅より徒歩3分。

センスが光るスタイリッシュな内装となっております。

湘南地区にお住まいで、お困りの方は是非お越しください。

本日から業務開始

1月 10th, 2012
今年は,12月をぎりぎりまで仕事して,正月をのんびり目にしました。
なので,今日が業務開始です。

弁護士の仕事も,最近は殿様商売ではなくなって,
どんどん営業時間が延びています。
夜間相談や,土日相談も増えてきています。
そのうち,24時間営業が始まるのではないかという勢いです。

利便性が高まることは,依頼者・相談者にとってはよいことです。
でも,その反面についても考える必要があります。

朝から夜遅くまで,土日もなく営業を続けている事務所の弁護士に
良い仕事ができるのだろうか?ということです。

営業時間が拡大している事務所の多くは弁護士法人等の複数の弁護士が
所属する事務所で,事務所の方針として長時間営業をしています。
そこで,相談を担当する弁護士は,事実上の業務命令によって,
長時間労働,休日労働を強いられているのが実情と思われます。

弁護士の仕事は,一つの事件にじっくり向き合う必要があります。
テレビドラマの弁護士のように,一つの事件だけに,向き合えれば
理想です。
実際には多数の事件を抱えていますが,それでもじっくり事件と
向き合う時間が必要です。

また,不断の勉強も欠かせません。

もちろん,世の中には超人的な人もいて,
24時間働くようなペースで,しっかり事件に向き合い,
勉強の努力も怠らない人もいます。

でも,事務所を組織として考える場合,組織の構成員が
超人であることを前提に考えるわけにはいきません。

事務所としては,個々の弁護士が,ひとつひとつの事件に向き合ったり
不断の勉強を継続できるような時間的・精神的余裕を作れるよう
配慮する必要があると思っています。
そうでないと,本当に質の高い仕事をする事務所にはなれないと思います。

名目上の利便性が高まっても,仕事の質が落ちては
もともこうもないのです。

当事務所の相談対応時間は,基本平日の昼間のみですので,
ご不便をおかけしていることもあるかと思いますが,
このような方針からです。
そのぶん,弁護士会の研修会の出席率は,当事務所は極めて
高いと思います。
(もっとも,私自身は,以前書いたように「読む人」なので,研修会はほとんどでずに,
独習です。ですので,事務所内でも研修参加のプレッシャーを
かけることはありません。勉強しろプレッシャーだけです)

不断の研鑽によって,他の事務所では提案できない解決策を提案できるよう
つとめていきたいと思っています。

もちろん,利便性を軽視しているわけではなく,一部相談については電話相談
を実施したり,出張相談を実施して,利便性を高めるよう努めています。

そのようなわけで,今年も一流の法的サービスを提供すべく,頑張っていきたいと思います。

冬期休業のおしらせ

12月 28th, 2011
マイタウン法律事務所は

12月30日(金)より冬期休業に入ります。

新年は、1月10日(火)より営業いたします。

よろしくお願いいたします。

プロ野球オフ

12月 20th, 2011
オフシーズンですが,色々動きがあります。
ソフトバンクから大量流出と,巨人へ大量流入です。

今年は,ソフトバンクは圧倒的に強かったのですが,さすがに
和田,杉内,ホールトン,川崎と抜けると,ロッテ同様,
日本一から一転,最下位になりかねないと思います。

では,杉内,ホールトン,村田が加入する巨人が強くなるか?
というと,それは分かりません。
最近の巨人は,坂本,長野,内海,東野等,生え抜きが主力になって
怖いなあと思っていたところなので,
外様チームに逆戻りするとどうなるかは何とも言えません。
一番怖かったのは,横浜監督だった尾花が巨人のコーチに
戻ることでしたが,それはなかったようです。
なんといっても尾花が投手コーチの間,巨人は3連覇
尾花が,横浜監督転出後は優勝できずという状況ですから。

ヤクルトは青木がメジャーに行きます。
戦力ダウンは確かですが,ヤクルトではいつものことです。
青木も,稲葉がメジャー挑戦を宣言し,結局,日本ハム移籍
で空いたレギュラー枠をつかんででてきました。
青木の穴を埋める,すごい選手が出てくることに期待しています。

来年のセリーグは,
中日は監督が,よくない形で変わったので
選手がしばらくは混乱「落合流をすると嫌われるのでは」という疑心暗鬼)
するでしょうから,たぶん,弱くなると思います。

阪神は世代交代がうまく進んでいないので,
それほど,強くない。

そうするとやはり,相対的に巨人が強いのかなあと思います。

ヤクルトは,この2年で,負け犬根性は完全に一掃されました。
小川監督の,自己反省的な発言が,単なるスタイルでなければ
今年の問題点をふまえて,来年は最後まで独走しきって欲しいと思います。

落合監督の『采配』を読みました。
さすがに,なるほど,と思うことが色々書いています。
ドラッカーの言うよいリーダー,つまり,冷たく人好きなタイプではないが,
尊敬を集め,多くの人材を育てるリーダーの典型といえるのでしょう。

小川監督も,自著ではないですが,本が書かれました。
奉仕するリーダーシップ,小川淳司監督はヤクルトに何をしたのか
まだ,読み途中ですが,
内容としては,小川発言を,色々最新のリーダー論をもとに分析し
素晴らしい素晴らしいと書いた本です。
おなじような試みをすれば,私ならもっと色々書けると思いますが,
まあ,私が書いても誰も買わないでしょう。

安田信託学校?

12月 18th, 2011
IBM学校とかリクルート学校という言葉があります。
日本IBMやリクルートの出身者が、退社後、大きく活躍することから、
そう言われるようです。

さて、先日、旧職場の安田信託の同期の披露宴に招待されました。
当時、信託銀行は、新入社員の一部に、入社から夏場まで資格試験の勉強に
専念できる機会がありました。
私のときは、不動産鑑定士8名、税理士2名、公認会計士2名の合計
12名が、入社後夏まで勉強に専念しました。

なお、選抜は、税理士や公認会計士は学生の頃から受験していた人で
不動産鑑定士は、選抜試験によって選ばれました。
そのときに、ともに不動産鑑定士の勉強をした仲間の披露宴です。

このとき不動産鑑定士は5名が合格しました。そのうち2名は会社内の
不動産鑑定士として活躍しています。
うち、1名は私同様、後に弁護士になった島田康弘弁護士です。
今回、披露宴で15年ぶりに会いました。

うち1名は不動産鑑定士として開業している成田隆一不動産鑑定士です。
3年ぶりくらいに会いました。
最近本を出したとのことです。
(なお、もう1人は私です)

税理士のコースにいた2名も、その業界ではすでに有名になっているようです。
一人は、鈴木広典税理士です。
もう一人は、松崎為久税理士です。

会計士コースにいた一人も、今回の披露宴で15年ぶりに再会し、今は社内の
不動産鑑定士になっているそうです。

他の信託銀行の同じようなコースの人がどうなっているのか、
安田信託の他の期の人がどうなっているのか知りませんが、
私の期の勉強専念組は、なかなかの活躍のように思います。

当時の新入社員採用をしていた人事の人は、会社に対する忠誠心
は別として、随分バイタリティーのある人を集めたものだと思います。

私も負けないように頑張っていきたいと思います。

弁護士の就職難

12月 16th, 2011
本日の朝日新聞の記事で,司法修習を終了したけど,就職できない人が400人ほど出たとのことです。
実感として,弁護士仕事がそれほどあるわけではないので,当然のことだろうと思います。
仮に,どんどん就職できたら,それだけ弁護士が増えて,その弁護士を社会が養うことになります。
つまり,今まで弁護士にお金を払わずに済んでいた人が,お金を払うことになる社会になる。・
弁護士が今の暮らしをより快適にするような提案ができるのであれば,それでもよいのですがが,
それができないと,ロクででもない社会になりそうです。

そういう面では,過剰に弁護士が増えないように,社会的に自制が働いたのでしょう。
弁護士業界は,合格者を1500人にしろ,とか色々目標を立てて,計画経済のごとく
考えていますが
きっちり,市場原理が働いて,合格者が1500人とほぼ同じ結果になったわけです。

司法試験の合格段階で絞るか,就職段階で絞るかは
修習生がかわいそうか,国家が無駄な支出をすることになるか,一概には言えないでしょう。

ただ,司法試験の合格水準さえ下げなければ,多額の投資をしても仕事がない業界に
流入してくる人は激減し,合格水準の能力を身につけられる人も激減すると思うので
自然と,適正な人数になるでしょう。
市場にまかせればよいということです。
弁護士業界は,ただ「合格水準を下げるな」と言っていればよいのです。

さて,記事の中に毎月の弁護士会費の負担があるから登録できないということも書いてあります。
私の所属する横浜だと,毎月3万から4万ほど払っています。
弁護士がとても少なくて,独占的利益を享受しているとすると,どこかの過剰利益から払えばよいのですが
上記のように,弁護士の供給市場は飽和していますので,過剰利益はありません。
当然,弁護士費用に価格転嫁されます。

個人の事件をする弁護士(業界用語で一般民事)だと,月に3,4件の事件の依頼を受ける のが
平均的かなと思います。そうすると,各事件ごとに1万ほどの価格転嫁が行われます。
それだけの価格転嫁を正当化するだけの,○○活動とやらなのかは・・・・どうなんでしょう。

さらに,ロースクール制度による価格転換もあります。つまり,設備投資の費用の回収です。
現在,ロースクールに行く学生の大半は,世間的な一流企業に就職できる層です。
その人たちが,3,4年無給でいることの,本人のロスは,1000万円以上でしょう。
本来,ロースクール制度が想定していた,多様な社会経験を有する人だと,もう少しよい
給料を捨てて3,4年は無給ですごすわけですから2000万円程度のロスになると思います。
ロースクールの学費も数百万はかかるのでしょう。

仮に2000万のロスを10年間で取り返そうと思うと,年間200万,月間16万となり,
月に3,4件の事件依頼とすると,1件5万円程度は上乗せしないと,あいません。
さらに,就職できないリスク,つまり多額の設備投資がすべて無駄になるリスクを考えると
もっと価格転嫁できないと,弁護士業界にすすむ合理性が無くなります。

つまり,現行の弁護士会費制度やロースクール制度によって,相当程度の弁護士費用への
価格転嫁が行われることは,理屈の上では予測されます。

当事務所は,個人の事件の分野において,
依頼者の側は「弁護士費用高すぎる」
弁護士の側は「この費用で,この重い件を引き受けるのはきつい」
という不幸な状況を何とかできるのは
依頼者の側ではなく弁護士側しかないと考えています。

まあ,そう簡単には何とかできる問題ではなく,
事務所全体で問題意識を持ちながら,10年くらいかけて,
少しずつ工夫を積み重ね
個人分野の仕事の仕方を抜本的に変えていければと思っています。

でも制度的に,上記のコストがかかるというのは,
(つまり,上記だけ価格転嫁して,それを給料に反映できなければ,
優秀な人は当事務所で働く経済的な合理性はないと言うこと
そして,ほとんどの法律事務所がそのような給料を支払えなければ,
まともな人間は弁護士業界に来なくなると言うこと)
大きな数字ではあります。

3つ目の視点

12月 7th, 2011
このブログの中で,法律家の思考の論理的なゆるさについては,
何度かふれてきました。

必然的な論理に基づく科学的な思考方法と
妥当な結論最優先で,矛盾してなければいいやという
法律家の論理に違いがあるということです。

でも,実は第三の視点も持っています。

それは経営者の視点です。
これは,さらに論理的にはテキトーで
下手な鉄砲数打ちゃ当たるというような思考回路です。

当事務所では,法的ニーズはまだあるのでは?と
いつも問いながら,色々なことに挑戦しているのですが,
まあ,だいたい失敗です。
こんなサービス便利かもと思って,始めてみますが,
ほとんど反応もなくて,そのうちやめるというのがたくさんあります。

「それはあんたの経営センスがないからだ!」
私も初めはそう思いました。
でも今なら,私は言い返します。
「あんた,経営したことないでしょう。」

ドラッカーの著作でも,『ビジナリーカンパニー』でも
何がうまくいくかは事前には,分からない。
とにかくうまくいく可能性があるものはとりあえず試し,
だめなら撤退するというやり方をするのだ,と書いてあります。

また,実際に発展した企業の歴史や,経営者本人の著作を読んでも
うまくいくと思ったことが,あたらず,思わぬものがヒットして
というのが定番のストーリーです。

私も,はじめは,とにかく挑戦し,失敗したらやめるの繰り返し,
という思考回路・行動パターンは慣れませんでしたが,
今は,自分のものになっている気がします。

法律家は,失敗しないような発想が中心ですから,失敗を極端にきらいます。
とにかく安全策・安全策で,「念のため,やめておきましょう」というのが口癖です。
でも,経営者発想だと,最悪どの程度か考えて,それが許容範囲であれば
「とりあえずやってみよう。」となります。

何かを事業を初めて失敗したとき
「なぜ,そんなことをしたんだ」
というのが通常の発想です。
政府の事業の失敗についてもそうです。
初めから失敗するのが分かっていたかのようです。

でも,それはきっと評論家的な視点なのだろうと思います。
大ヒットするようなことは,大半の人が失敗するだろうと思っていたこと
から生まれることも少なくありません。
何がうまくいくかは,やってみないと分からない。
ただ,うまくいかなさそうなときの撤退の段取りをとっていないこと や
うまくいっていないことを認めないこと
そういったことのほうが問題なのかなと思います。

大河ドラマの江が終わりました。

12月 4th, 2011
今年の大河ドラマも、終わりました。
スタートは、明るい主人公で行くのかと思いましたが、
中盤以降は、辛気臭さ爆発で、義経以来の
陰湿な主人公でした。

秀忠との夫婦は円満ということですが、
あんな妻でしたら、99%寄り付かないと思います。

為政者の役割は、100人を犠牲にして1000人助けることです。
それができなければ、為政者の資格はないでしょう。
でも、それは一人の心情としては、極めて苦しい選択です。
それをフォローせずに、道徳的な非難の目で待ち構える、
為政者の妻として最悪としか言いようがありません。

たとえば、「アフリカの子にワクチンを 」なんて叫んでいますが、
日本がそういう状況にならないようにするためには、
多少、弱者保護を後回しにしても、経済を守らなければなりません。
経済や国力の充実より、目前の弱者保護を優先すれば、
将来においては、今の弱者保護よりはるかに低レベルの
弱者保護しかできなくなる。
そういうことを考えるのが為政者の役割だけれども、
為政者の個人の心情としては、なかなかつらいものもあるし、
世間的な批判もある。
その部分を、理解してやるのが、為政者の妻として上
一切、夫の仕事に関心を持たないのが中
世間レベルの道徳的批判を浴びせるのは下

ところで、徳川家は世界の歴史でも稀にみるほどの
平和な社会を気づいたのですが、それでも
「しょせん、徳川家の利益のためでしょ」
という視点からは逃れられません。
100人犠牲にしたのは、1000人を助けるためなのか
自分の利益のためなのか、常に疑念が生じてしまいます。
これは、人間がこの判断をする限りは常に生ずる問題です。

市場原理が、便利なのは、これを市場がしてくれることです。
100の企業をつぶして、1000の企業を助けるという判断を人がする場合
自らに親しい企業を助けたのではという疑念から逃れることは困難です。
でも、人格をもたない市場にはそういう疑念は生じませんし、
また、個人の心情における苦しみが生じることはありません。

まあ、そんなところで今年の大河ドラマも終わりましたが、
来年はもう少し明るい主人公に出てきてもらいたいものです。

中日・浅尾がMVP

12月 3rd, 2011
セ・リーグは中日の浅尾がMVPになりました。
中継ぎ投手の受賞ということで、プロ野球の歴史上、
大きな出来事だと思います。

成績自体は、凄まじいものです。
つまり全144試合中、79試合に登板し、
4点しか取られていない。
これを最優秀と言わずして、何と言うという成績です。
ちなみに、ヤクルトの中継ぎエース松岡は、63試合に登板し、
20点取られています。不調でしたが、これでも十分仕事をした
といえるレベルですから、浅尾のすごさが分かります。

実は、昨年も浅尾がMVPでもよい内容でしたが、
やはり中継ぎということで、MVPを取れませんでした。
今年は、吉見というMVPに十二分な
成績を収めた選手がいるのに、
浅尾がMVPに選ばれたということは、
去年と今年で、中継ぎというものの存在意義 について
見方が変わった、
いや浅尾が変えさせたと言えると思います。

そもそもピッチャーでは、先発が格上で、リリーフ陣は
格下という見方が根強くあります。
それでも、抑えのエースは、先発に近い評価を得られることも
徐々に増え、横浜の大魔神佐々木がMVPをとるに至って
(これも、画期的な出来事でした)
場合によっては、チームナンバーワンの選手が抑えのエース
ということもありえるという見方が出てきました。

ただ、抑えのエースは別格になっても中継ぎは、やはり
大分格下扱い、リリーフ陣の中で一番よい人が
抑えのエースになるというのがいわば常識です。

昔ながらの中継ぎ≒敗戦処理的なニュアンスが
未だに残っています。
たとえば、今年の交流戦で、ヤクルトの先発・増渕がパ・リーグ
に打ち込まれたとき、ヤクルトの伊勢コーチは、
増渕はパ・リーグでは中継ぎレベルという趣旨の
発言をしています。

その流れが少し変わったのは、現在の中日の抑えエース
岩瀬が中継ぎをしていた頃で、その頃の岩瀬は抑えの
ピッチャー(確かギャラード)よりよかった気がします。

また、ヤクルトでも、晩年の高津の頃は、中継ぎの石井弘のほうが、
よかったことがありました。

でも、抑えはプレッシャーが違うから、中継ぎでよくても、
抑えで同じようには、いかないと言われていて
中継ぎは格下というのは、なかなかぬぐえません。

そのような流れの中で、昨年は浅尾がもしかしてMVP?
という雰囲気がありましたが、打撃の主要部門でタイトルをとった
わけではない和田がMVPになりました。

しかし、浅尾は昨年よりもさらにハイレベルの成績を残します。
ただ、今年はMVP候補のライバル吉見は、最多勝・防御率一位、勝率一位
で、中日が 優勝していなくてもMVPになってよいくらいの成績です。
去年の和田をはるかにしのいでいます。

その中で、中継ぎのMVP。すごいことです。

ヤクルトの中継ぎエース松岡も、抑えの林がいる限りは、抑えに昇格でかいないのかなあ、
少しかわいそうだなあ、と思ってみていましたが、
どっこい、中継ぎで頑張りきれば、最優秀選手になれるのですから、
「抑えに昇格」「中継ぎのままではかわいそう」なんて、思う必要がなくなったのでしょう。

今日は宅調

11月 30th, 2011
今日は、宅調日です。
初の宅調日です。

で、宅調(たくちょう)とは何でしょうか?
これはネットで検索すると、業界用語のようです。
しかも、弁護士も司法修習を過ぎると耳にしなくなる言葉で、
裁判所の中での業界用語と思われます。
自宅起案と言っていた気もします。
(起案というのは書面を作成するという程の意味で、これも業界用語)

裁判官は、自宅で仕事をすることを宅調といいます。
自宅で仕事をするので裁判所に出てこない日を、宅調日といいます。
人によりますが、週に1回くらいとっていた気がします。

私が民事の司法修習をしていたとき、行政の役所に出向していて
戻ってきたばかりの裁判官が言っていました。
役所にいたころは、役所にいるということが仕事という感覚だったが、
裁判官になると自分がいる場所が仕事という感覚だ。

そんなわけで、世間的にみればサボっているようにしかみえない
宅調ですが、普通の公務員や会社員と働く感覚が違う裁判官に
とっては、宅調日もれっきとした仕事日です。

さて、私は裁判官ではないのですが、今日の午後は宅調日にしてみました。
子供が外で遊んでいる間の、自宅の鍵番を兼ねてです。
弁護士も、家でできる仕事・勉強はそれなりにあるので、週に半日位、
宅調日を作ることはできそうです。
逆にそのほうが、しっかり勉強する時間ができるような気がします。

家に帰ったとたん、昼寝をしたい強い誘惑に駆られましたが、
スーツのままでいることで、逃れることができました。

子供は、外から帰ってきても、私の仕事オーラに押されて、
ほとんど話しかけもせず、殊勝に本を 読んでおとなしくしています。
今日は、子守ではなく、あくまで宅調なんです。
たまに、「腹が減った」とブツブツ言っていますが。