9月 5th, 2012
ついに、元ヤクルトの高津投手が引退しました。
ヤクルトファンとしては、「ほっ」と一息です。
これで、もろもろの記録が出る際には、
ヤクルトの高津として、残ってくれます。
最後の1年か2年、どこか他の日本のプロ野球チームに
所属すると、そのチーム名が残ってしまいます。
ちょうど、同時期に引退表明をした
石井琢朗でいえば、
どうみても主な活躍はベイスターズなのですが、
最後が広島ですから
今後、何かと記録が話題になるときは
石井琢朗(広)
と表記されるてしまうでしょう。
高津は、ヤクルトの高津として
永久に(復帰すると言い出さなければ)
残ってくれそうです。
それにしても
高津も石井も、古巣をでるときは
随分な形で出されてしまいましたが、
それぞれ、自分なりに完全燃焼して
引退するようで、なによりです。
高津については、頑張りきって欲しい反面
他の日本のプロ野球チームにはいかないでくれ
と複雑な気持でしたが、
なんとか良い形になりました
(ファンの身勝手な希望がかないました)
今は、BCリーグの監督ですが、
いずれはヤクルトの監督して戻ってきてください。
というと、ヤクルトには監督候補がずらずら
荒木、宮本、古田、高津・・・
実は今も、ヤクルトの小川監督だけでなく
日ハムの栗山監督はヤクルト出身ですし、
去年までは、横浜の尾花監督がヤクルト出身でした。
もしかしたら、高津も他のチームの監督になるかもしれませんね。
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9月 3rd, 2012
寿司が好きか?
と聞かれたら「まあ・・」
という感じだと思います。
たとえば,昼飯用に
ハンバーガー屋とラーメン屋と回転寿司があったら,
ほとんど回転寿司には行かない気がします。
でも,子供が生まれる前はドライブついでに
沼津で寿司を食べたり,
また,出前で食べる寿司も,おいしく食べているので,
きらいというわけではない。
そんなところです。
ところが,昨年,とても有名な寿司店に行って
強い印象を受け,それが1年かけて熟成して
超一流寿司店に行く価値を確信しました。
つまり,世界でも一流の技を身近にふれ,
その技を堪能する上で,
寿司ほど,敷居の低いものは,なかなかないのではないか
ということです。
世界屈指の画家が自分のために絵を描いてくれる
世界屈指の音楽家が自分のためだけに演奏してくれる。
メジャーの一流選手と野球をする。
世界有数の陶芸家が自分のために焼き物をつくる
なんてことは,よほどのツテと金があっても容易ではありません。
食べ物の世界でも
世界屈指のフレンチのシェフが,自分たち家族のためだけに
目の前で腕をふるって料理してくれる
なんてことは,なかなか考えにくいことです。
ところが,昨年行った寿司店では,
世界屈指の寿司職人が
我々夫婦のためだけに(他に客もいなかったので)
目の前で,なめらかな動作で寿司を握り,
それをそのまま食べることが出来ました。
これは,強い印象を受けて当然です。
そこで,今年も別の超有名寿司店に行きました。
寿司を評するほどのものはないので,
ひたすら謙虚に,でも,五感を高めて
職人技を感じました。
はじめ,われわれ夫婦以外に2人客がいましたが,
途中からわれわれだけになったので,
十分に,一流の技を堪能することができました。
年に一度,超一流のオーラを浴びて
自分の中に取り込んで行ければ,と思っています。
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9月 2nd, 2012
ここ数年この時期になると,
周囲に甘い香りをまき散らす
キノコがあり,気になっていました。
アンズタケという,甘くフルーツのような
よい香りのするキノコがあります。
でも,このキノコは朽ち木から生えています。
アンズタケは,土から生えます。
これは,キノコにとっては,根本的な違いなので,
アンズタケではなさそうです。
そこで,色々調べると,タモギタケ
という香りのよいキノコで
朽ち木から生えるものがあることがわかり,
きっとタモギタケに違いないと思っていました。
最近は,タモギタケは栽培モノも出ています。
以前,栽培モノを買ってみましたが,
よい香りはなく,単に強烈なキノコ臭があるだけでした。
新鮮なうちだけ,甘い香りがするようです。
で,件のキノコをとってみて,タモギタケの写真や特徴と
比べてみますが,確信がもてません。
色がタモギタケは,黄色なのですが,
件のキノコはダイダイ色です。
ただ,キノコにとって,多少の色のニュアンスの違いは
決定的でないことが多いので,おそらくタモギタケの仲間だろう
と思いました。
いずれにしろ,いわゆるドクキノコで似ているモノはなさそうだし,
これだけ良い香りがするが,ドクということであれば,
有名になると思うので,
最悪,ドクではないが,食べないキノコだろうと思い
挑戦してみました。
結論。
食べられません。
堅すぎて,木の皮をかじっているようです。
年に1回ほど,キノコガイドをお願いして,
キノコ採りの勉強をしていますが,
食べないし,ドクでもないキノコについて
これは何ですか?
と聞いても
「食べないねえ」
という答えで,名前は返ってきません。
そういうキノコは無数にあり,
食用やドクより多いと思います。
このとても香りのよいキノコも
「食べないねえ」の仲間だったようです。
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8月 29th, 2012
さて,当事務所の4つめの専用サイトとして,
刑事弁護緊急相談サイト-横浜-
を開設しました。
私自身は,刑事弁護はどうにも
ということで,もう10年近くやっていません。
でも,事務所全体としては
裁判員裁判,
被疑者段階での身柄解放活動
公判での情状弁護
含めて,かなり実績を積んできました。
その中で感じたのは,
突然の夫や子の逮捕や勾留で
大きな不安を抱えている方に対して
何かできないかということでした。
そんなわけで,当事務所内で蓄積された
電話相談のノウハウを利用して
無料電話相談をはじめてみました。
刑事弁護については,
私が色々書くと,おかしなことを書いてしまいそうなので,
サイト開設のご紹介にとどめておきます。
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8月 29th, 2012
中国でもよく売れているらしいということで
稲森和夫氏の『生き方』
を読みました。
さすがに当代一流の経営者の書いたものですので
含蓄がありますが,宗教色があるため
どうしても,現世の欲に否定的になり
やや線香臭さがあります。
仏教的な欲の否定の発想は
若い頃から何度も考えてみましたが
未だになじみきれない部分があります。
(少なくとも自分の場合は,単に無気力になりそうで)
そのあたりは,この本でもちょこちょこ引用され
稲森氏も師事しているとされる
中村天風氏の発想のほうが
欲あっての人生という雰囲気があり
共感しやすいです。
また,同じく経営者の書いた本でも
色々スタンスがありますが,
藤田田(日本マクドナルド創業者)の
「金儲けの秘伝を教えてあげよう」
という怪気炎が一方の端だとすると
真っ正面から道徳を説く,本書は
逆の端の気がします。
さて,またもやと思うのは
苦難は修行だと思ってありがたく受け止めろ
というあたりです。
もう5年も前でしたら辛気くさくてやってられんと
思いましたが,
最近は私も,心がけるようにしています。
何年か前に朝日新聞の日曜版で偉人の言葉を紹介していたときに
森村市左衛門という人のそんな趣旨の言葉があって
少し感ずるところもあり
そのとき買ったばかりのタブレットのカメラでパシャッと写しておきました。
どちらかというと怪気炎系の本である
サイゼリア創業者の正垣泰彦氏も同じようなことを言っているので
まあ,そう思わんとやっていられないという現実もあるにしろ,
またもやとおもったわけです。
仕事上の苦難を修行と受け止めろというのは
禅的な発想だと思います。
以前,『逆説の日本史』で有名な井沢某さんが,
日本の経済的成功の要因は儒教でなく禅の考えだと書いていたのを読みました。
つまり,マックスウェーバーは,西欧における資本主義成立に重要な役割を果たしたのは
プロテスタントの勤勉性であると指摘したのは有名な話ですが,
日本の場合は,儒教が同じ役割を果たしたと言われています。
でも,儒教だったら中国や韓国も同じように発展したはずだから,
禅だという趣旨の話だったと思います。
仕事上の苦難を修行と受け止めて精進するという発想は
確かに産業発展の上では,大きかったのかも知れません。
以前,どうにも大変なことが続いていたときに,
ふと思い立って織田信長の不幸年表を作ってみたことがあります。
すごいことになります。
常人であれば,その不幸を後生大事に抱えて,呪いの人生を送りそうな
又は,可哀想な自分という甘い蜜に引きこもりそうな出来事
が,1年に何回も起こり, そんな年が何年も続きます。
そして,1年程平穏で,また何年も大変なことが続きます。
正直,それをみたときに,自分に起きている問題の些細さに
気づかされました。
大きなことに挑戦すればするほど,
どうにも大変なことが降りかかってくる 。
そうであれば,それは積極的に受け止める以外に
ないのですが,実際はなかなか大変です。
なんとか頑張っていこうと思います。
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8月 27th, 2012
日経新聞で大学の特集をしていて
博士課程に人が集まらなくて
研究が困難になっているというようなことが
書いてありました。
そういえば,年始に研究者をしている友人が
「このままでは成り立たなくなる」
なんて話をしていたのを思い出しました。
そのときは,なんだかよく分かりませんでしたが,
博士課程に行っても人生を棒に振るだけであれば
まともな人間は,当然集まらない。
その結果,博士課程に進む人をあてにして
成り立っていた業界の仕組みが壊れてきている
というようなことのようです。
大学の研究者でのポスドク問題は
法曹界の一歩先を行っている気がするので,
これは,法曹界の未来の予言しているような
気もします。
今の業界状況,法科大学院の志願者激減の
状況を前提に,司法試験のレベルを維持すれば
おそらく合格者は数百人程度になるのではないか?
そうすると,弁護士を採用したくても採用できず
ということもあるかも知れません。
まあ,そうしたら司法修習後,企業に就職して,それなりに
人生経験積んだ人が,弁護士になって
かえってよいかも。
さて,それ以外に,よい面があるかもしれません。
今までの,司法試験→弁護士ルートは,
一旦社会に出た,社会不適応型エリートの再チャレンジという
性格がありました。
私自身もそうですが,会社に入ってみたものの
サラリーマンは無理だ!
と思ったときに,一番,容易で魅力的なものが
弁護士転身だったわけです。
でも,もう司法試験に逃げられません。
どうなるか?
頑張って起業して会社を作ってください。
今の社会の問題のひとつは,
新しい起業が育っていかないこと
その一つの要因は,東大あたりを出た人間が
起業をするという人生に魅力を感じていないこと
があると思います。
でも,もう
大学院に戻って研究者になっても
司法試験に合格して弁護士になっても
食べてはいけません。
一つ間違えば,エリートニート量産になりますが,
何とか良い方向に向いて欲しいものです。
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8月 24th, 2012
スワローズの低迷が続いています。
「今年はいけるかも」とかなり期待していただけに
がっかりです。
でも,そもそもスワローズはそういうチームです。
たまに勝つのを喜ぶ,
若手が育つのを楽しみにする
という基本スタンスに戻って応援したいと思います。
とはいえ,気になるのは,弱い原因です。
親会社のヤクルト本社からして,
金にまかせた補強はありえません。
そんなことをしたら,巨人ファンや中日ファンが
ヤクルトを飲んでくれなくなります。
「この金でまた,選手をかき集めるんだろ」
それじゃあ,ヤクルト本社にとって
球団を持っていることが逆効果になってしまいます。
ファンとしても,そんなことは望んでいません。
でも,低迷の原因は
宮本,バレンティン,相川,由規,松岡,林
と主力がことごとく, 怪我で欠場していることです。
今までも,クライマックス直前に,インフルエンザで主力がやられたり,
昨年も最後の大詰めで,主力がどんどん故障して・・
「人も地球も健康に」を標榜するヤクルトの選手が
こんなに不健康で,役に立たない状況でよいのか?
ヤクルトが親会社なのですから,
選手の健康管理だけはどこにも負けない
何故か,ヤクルトの選手は怪我が少ない
選手生命もやたらに長い
それは,毎日ヤクルトを飲んでいるからさ
それは,健康企業のヤクルトが全力を尽くして
選手の健康管理をしているからさ
といえるようになるのが,最高の宣伝ではないかと思います。
ヤクルト本社は,そういうところに是非とも資金を掛けて欲しいと思います。
それにしても,4年にわたって,勝ちゲームの終盤を支えてきた
松岡と林の両方がいないのは,本当に痛い。
ここ4年の勝ちパターンは
押本・松岡・林だったり,松岡・五十嵐・林だったり
増淵・松岡・林だったり,松岡・バーネット・林だったり
しましたが,常に松岡と林が入っていました。
でも,2人が抜けたとたん,リリーフだけでなく先発も崩壊して
チーム防御率は,ベイスターズとともに,ダントツに悪い。
せめて,松岡だけでも早く戻ってきて欲しいものです。
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8月 23rd, 2012
仕事に必要な本は,たいていアマゾン等のネット通販か
DMでの割引購入で買います。
でも,たまには,本屋でおっと思う本をみるものよいものです。
東京の日弁連の建物の地下1階には
本屋があって,色々,業務上,役に立つ本があるので,
たいてい,東京地裁・高裁に行ったついでに
よってみます。
そんなところ,荒井裕樹さんの
世界基準の論理力 武器としてのロジカルシンキング!
と言う本が目立ったところに平積みしてあります。
荒井さんは,司法修習のときに同じクラスですので,
(但し,あまり話したことはない)
やはり,今,何をしてどうしていて,何を考えているのかは
自ずと好奇心が沸きますので,買ってみました。
実は,以前にも似たようなタイトルの本を出していて
読んでみたら,少なくとも同じ時期に同じようなことをしていた立場でみると
なかなか刺激になることもあったので,
また,買ってみました。
弁護士仕事は辞めて,ファンドを立ち上げたり,
ファミリーオフィス事業をしているというような内容です。
司法修習卒業10周年で集まったときに
そんなような話を
しているのを聞いたのですが,
順調にお仕事をされているようです。
「俺は成功しているぞ!」
という類の話は,よい刺激になるので
楽しんで読むことができました。
論理力だロジカル・シンキングだというあたりは
法律が論理的とは思えない
(
リンク1 リンク2)(
○○力に注意)
私には,なんだかよく分からなかったのですが,
タイトルのような内容ではないので大丈夫です。
ますますのご活躍をお祈りしたいと思います。
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8月 10th, 2012
今年になって,当事務所では,
様々な事件での勝訴判決が相次いでいます。
勝って当たり前の事件だけでなく,
通常の弁護士が利用するマニュアルの類からしたら,
「えっ」と思うような勝訴が,数多くでています。
私として,何よりうれしいのは,
これらの判決の大半に,
私が関与していないこと
です。
当事務所は,私が代表ですが,
決して勝俣法律事務所ではありません。
私がすべきことは,私の関与なく
事務所の弁護士が最高レベルの仕事を
できるようにすることです。
そのために,
優秀な弁護士に集まってもらい
その弁護士が十分に能力を発揮できる
環境と整えるようつとめてきました。
以前にも
書きましたが,
依頼者側の利便性を徹底的に追及し
事務所が長時間営業をすれば
弁護士は長時間労働,休日労働をよぎなくされ
事件にじっくり向かい合ったり
不断の勉強をする精神的時間的余裕がなくなります。
そこで,当事務所では,仕事の質を優先し,
多少不便をおかけしても,原則平日の昼間の相談にしています。
また,法テラスの事件を事務所として組織的・継続的に
行うとすると赤字が発生し,その埋め合わせをするために,
最終的に仕事の質を低下させざるを得ません。
詳細は
そこで,法テラスを利用した上で,当事務所に依頼したい
というご要望はお断りしています。
また,事務所内での勉強会や
情報交換を頻繁に行い
組織体としての法律事務所の地力を
高めるよう努めてきました。
事務所内で,勝訴判決が相次いでいるところを見ると
事務所として仕事の質を高めるために努力していることが
実を結びだしているように思います。
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8月 9th, 2012
オリンピックが行われています。
いつも,ほとんど見ることはないのですが,
スワローズが弱くて,見る気がおこないこと
子供に,卓球・テニス・バトミントン・バレーボールといった
大同小異の競技や
何とも説明しにくい諸々の陸上競技を
覚えてもらう教育的見地から,
少しは見ています。
何故,ああいったもの,
つまり,ヒトサマの体力測定
を見ていて楽しいのか?
右手の人差し指と中指を開いたり
閉じたりを100回やるのを
タイムを計って,誰が世界一か決めるのと
陸上競技の諸々は何が違うのか?
それとも,閉じたり開いたりをみるのも楽しいのか?
私は,なかなかついて行けない世界です。
もっとも,運動会ぎらいは,物心ついたころからで,
幼稚園の頃は,運動会とは,脱走して隠れて
連れ返されてを繰り返すものでした
今でも
高校だったり,大学だったりの
運動会をさぼったり,授業をさぼったりして
体育の単位が足りなくて,卒業できない
どうしようという夢をたまに見ます。
この業界だと,試験(大学だったり司法試験だったり)
に落ちる夢を見る人は多いと聞きますが
私にとっては,運動会の類がどうにもです。
もっとも,体育・運動会嫌いは
なかなか学校生活をやりづらいので,
子供には同じ轍はふませまいと
体育を好きになるよう仕組んでいて
今のところ,それは成功しているようです。
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