7月 30th, 2023
今年は3連覇の期待がかかっていたはずですが、低迷しています。
で、頭の中は色々と原因を探しだして感情をも刺激します。
- 昨年まで成功の一因とされていたゆとりローテーションを今年はなぜやらないのだろうか
- 村上があれだけ不振であればしょうがない
- 塩見や山田の故障がおおきい
- マクガフの穴がおおきい
- 中村や長岡が打たなすぎる
- 昨年まで元気だった中継ぎ陣はどうなってしまったのか
まあ、いくでも出てきます。
でも、見方を変えると、
なぜ3年前最下位でたいした補強もしなかったのに2連覇したのだろうか?今年は3年前に戻っただけなのではないか?むしろ、不思議なのは強かった2年間なのではないか?
という気もします。
結局のところ人間の頭は原因と結果という因果関係という枠組みで物事を考えたがるのですが、現実はそのような枠組みで把握できないことが多いです。
「何が原因だ」「何が原因だ」「考えろ、考えろ」と頭は動いていて色々と原因を紡ぎ出します。が、冷めた見方をすれば「無数の原因が複雑に絡み合って出来事が発生している」としか言いようがありません。なので、「特定の原因を見つけ出して対処さえすれば事態は好転する」なんてことはないのです。
もちろん物事の中には、原因を見つけ出して対処することによって改善することも多くあります(「ネジが緩んでいたので締める」とか)。ただ、この手法が有効な分野と有効でない分野をうまく区別することも困難です。
歴史的・社会的出来事の大半は因果関係分析は有効でないです。「日本はなぜ、太平洋戦争に踏み込んだのか」「日本はなぜ、非白人国家のなかで先進国になれたのか」なんてことも、1つか2つの原因(前者であれば、軍部の暴走、財閥の陰謀、アメリカの陰謀、国民の熱狂等)を見つけ出してそれに基づいて説明したがりますが、実際は「無数の原因が複雑に絡み合って出来事が発生した」としかいいようがありません。
おそらく医学的・健康的出来事の大半もそうだと言えます。単純に原因となるバイキンを殺す薬をバイキンがいそうなところに対処してうまくいくことはあまりないです。この分野で、うまくいくのは「ネジが緩んでいたのを締める」レベルに落とし込める場合だけなのでは、という気さえします。
難しいのは、因果関係で考えるのは無意味だし、他に対処の方法もないから放置すればよいと、言い切れないところです。スワローズが今年弱いのは「無数の原因が複雑に絡み合って出来事が発生した」ので、色々考えることは無意味だ、という方針でいくのと、気難しい人からすれば無意味とはいえ、色々と原因を分析して対処するということを繰り返すという方針で行くのととでは、後者のほうが成果がでそうな気がします。
何にしろ、たいした出来事もないのに、極端に強くなったり弱くなったりするスワローズはなかなか、頭も刺激してくれます。
Posted in プロ野球(ヤクルトスワローズ) | Comments Closed
6月 28th, 2023
地球温暖化は、ごく当たり前の事実とされ、それに対して対策を取ることも当然の責務とされています。
この問題を考える上で、参考になるのは日本の人口問題です。
日本の少子化が問題とされ、人口が減少して大変なことになると、これはこれで騒いでいます。
でも、ほんの何十年か前、人口が増加しているときは、「このままでは大変なことになる」と騒いでいいました。で、海外への移民を推奨したり、「明るい家族計画」という自動販売機があったり、女性の高学歴化を推奨したりして、なんとか人口増加を抑え込もうとしていたわけです。
で地球温暖化。100年後の世界で仮に今より気温が2度程高くなっていたとします。まあ、場所によっては今より過酷な状況になるところもあるのでしょう。
ここで、何らかの人工的な要因(新たに使われた化学物質でもよいし、地球上を太陽光パネルで覆い過ぎたせいでも良いし)で、地球の気温が下がり始めたと誰かが言い出す。そうすると、きっと「このままでは大変なことになる。氷河期になる」と騒ぎ始めるわけです。
別に、元に戻るだけの話なのですが、2度気温が高くなった世界では、それに応じた順応がなされて秩序が形成されていますので、やはり元に戻ると困る人がでるのは当然です。
まあ、そんなところです。結局、何かをみつけて騒ぐということです。気温が一定化して、人口も一定化しても、何かを見つけ出すに違いありません。
人間の認識構造(ネガティブ情報に非常に敏感である)、意識構造(勧善懲悪的な世界観の中で人生を解釈したがる)と集団的な行動原理との組み合わせで、人間社会の必然ともいえる現象といえます。「もう、そういうのやめにしようぜ」といったところで無駄です。なので、そういうことは言わずに、一緒に騒ぐのが上策かもしれません。
Posted in マイタウン法律事務所 | Comments Closed
5月 14th, 2023
10年程前から自宅でのコーヒーはネスプレッソだ。
相当程度に美味しいコーヒーをボタンひとつで飲むことができる。
微妙なコーヒーの風味を「ああだこおだ」言ったり
ネスプレッソなんて飲めたもんじゃないと言ったり
自分でドリップしてこそと言ったり
する趣味は持ち合わせていないので、十分に満足だった。
唯一の欠点は、値段が高いこと。
でも、まあ、手間を考えたらと思っていた。
しかし、何年か前に値上げがあり、しかも自宅で仕事をすることが多くなる。
そうすると1杯100円近いコーヒーを、味も考えずに5杯も6杯も毎日飲み始めることになり、
カプセルを買う負担感がきつくなる。
で、互換カプセルを試してみる。
これが、おいしくない。
コーヒーの味にこだわるつもりがなくても、独特のにおいがどうしても気になる。
どうにも許容範囲を超えていて破棄するしかないものもあるが、
なんとか「そういうもの」と思えば飲めるものもある。
許容範囲のものは、砂糖やメープルシロップを入れたり、シナモンの粉を掛けたりすると、
まあ、飲めたもの にはなる。
昨年のある時期、喉がやたらに痛い風邪だかなんだかになった。
苦痛があると、たいてい対処策を考える→購買意欲に結びつけるという形で気を紛らわせることが多い。このとき、ピンと来たのがカンゾウ(甘草)だ。
漢方薬にはよく入っていることが多い。どうも消炎鎮痛作用があって、喉の痛みにはよいらしい。
この痛む喉に、ガンガン甘草の粉を浴びせかけたいという考えが魅力的となる。
漢方薬の成分はもっともらしい名前がついていたりするが、何でもない植物の類のことが多い。
麻黄あたりは色々あるので、大量に安価購入はできないが、甘草なんてただの草の気がする。薬として、ありがた値段で買う必要があるのだろうか。
ということで調べてみると、やはり100gで600円強というのを発見。
甘草湯という漢方薬で買うと、5g程度で1000円近くすることもあるようなので、だいぶ違う。
で早速購入。ガンガン浴びせかけようと思うが、ちょっと調べると大量摂取は副作用があるようだ。
なので、少しずつ利用。結局、湯に溶いて、ちょろちょろ飲んだりして、甘いのと「治るかも」という期待で気休めにはなるが、実際、喉の痛みにガツンと聞いた感覚はなかった。
で、大量の甘草が余ることになり数ヶ月。
まずい互換コーヒーに砂糖等を入れるとはいえ、最近の健康トレンドとしては砂糖は避けるべきと思えていた。で、甘草。これが、砂糖の150倍以上の甘さがあるとされる。
ということで、砂糖の代わりに甘草を入れてみることにする。
甘草は甘いだけでなく、当然、漢方っぽい独特の風味を持っている。漢方薬がきらいな人はきらいだろう。
この強烈な風味は、互換コーヒーの変な臭さに打ち勝つ。で、すごく独特の漢方コーヒーのようなものになる。どこかの国で「これが現地で飲まれている〇〇コーヒーです」と言われてその場では飲むが日本でまた飲みたいとは思わないようなそんな感じの変わったコーヒーだ。
私自身は、最近は、おおかた毎日飲んでいる。
アメリカ国立がん研究所のデザイナーフーズというのがある。
がん予防に効果がありそうな食べ物をピラミッド状の図に書いたもので、頂点にあるのは にんにく。で、その次に来るのは、キャベツとか大豆・・・、なんと甘草も含まれている。
つまり、砂糖を入れるなら甘草を入れろ。
ということで、そのうち甘草コーヒーが大人気になるかも。
Posted in 弁護士勝俣豪の日常 | Comments Closed
4月 30th, 2023
少し前から週休3日が色々と話題になっています。
私が弁護士になる前後のキーワードの一つも週休3日でした。
サラリーマンになって感じたことは
「週に5日も働くのはキツイ。こんな生活をこの先何十年も続けるのは避けるべきだ」
ということでした。
当時、週休3日というような条件で普通に働く選択肢はありません。
「じゃあ、自営しかないか」
ということで、自分の諸条件からしてもっとも安易な選択肢として弁護士が浮かび上がったのです。
司法試験合格後、当時の司法修習はエリート感やバリバリ働く感じの高揚感がありました。
休みなく働くことをかっこ良いと思っているような。
そんな中「週に5日も働きたくないから弁護士になった」
等と言っていたので、怪訝な顔をされた上でミソッカス扱いされていた感じもあります。
さて、例によってマスコミは、週休3日の導入を好意的に報道します。
週休3日を目指して弁護士になった(その後改心したわけでもない)私からみても
「本当かよ」
と思います。
週休3日にするということは大幅な収入の減少を覚悟する必要があります。
働く時間が短くなるのですから、当然その分(5分の4)は減収があるとして、
いない時間が長いのはより不便なので、それ以上の減収がしかるべきです。
最近、日本だけが給料が上がってないなんて話も報道されます。
当たり前です。
その期間、時短時短といって、残業をさせない、有給を徹底的に消化させる、休日を増やす、
なんてやって、労働時間は大幅に減っています。
その分だけ大幅に給料が下がるはずが、結果として給料が維持されている。
それだけでも、マシなんです。
当たり前ですが、労働時間を減らす方向にすれば稼ぎは減ります。
「効率よく」なんて理屈はこねますが、現実がそれどおりになることはマレです。
日本だけ給料があがってないことを問題視しながら、週休3日を歓迎している・・・
私自身、週休3日を目指すにあたっては、
・自分は勉強については、いわゆる勉強エリートの3倍程度の効率でこなす自信がある
・なので、勉強に近い仕事であれば、人の3倍近い効率で働けるはず
なんて目算があったから、週休3日を目指したのです。
そんな目算もなく週休3日というのは、昔にフリーター的な自由だけど収入はギリギリと言う方向になるか、週に5日働く人に寄生させるかのどちらかになりそうです。
で、実際、私自身が週休3日を実現できたのかというと。
まずは4年間のいわゆるイソ弁的修行期間はボスがそれを許しません。
なので、居心地のよい事務所ですが、週休3日を目指すべく独立。
小さな子供がいて共働き状況で、毎日バタバタ。
こんな状況で週に1日余分に休んでも子守の日が1日増えるだけです。
最近は、子育てもおおかた終わりになってきましたが、やっているのは社長業。
休みの日も頭の中は仕事のことが巡って(で、必ずしも悪くはない)、
反面、仕事の日もフル稼働なわけでもなく。
仕事と休みの境界が曖昧になってしまって、週休3日の意義がぼやけて来てます。
Posted in マイタウン法律事務所 | Comments Closed
3月 29th, 2023
相鉄と東急がつながりました。
予定より随分とかかりましたが、ようやくです。
さて、人間は得るものよりも失うものについて2倍の感度があるとのことです。
100円もらう快楽より、100円失う苦痛のほうが2倍大きいということです。
なので、仕事なりなんなりで新しいやり方を導入すると、それが合理的なものであっても、相当程度の反対にあい、「前のほうがよかった」と言われます。
2倍以上のメリットがないと、「新しいもののほうがよい」とは思わないのです。なかなか2倍以上のメリットがあることはありません。なので、この類のことで、皆様の意見を聞いても、あまり芳しくはありません。
そんなわけで、新しい相鉄のダイヤで、今までより電車の間隔が長くなっていたり、今まではなかった通過待ちが発生したりで、なかなかストレスです。
それを上回る(きっと2倍どころでない)メリットがあると思うのですが、思わずデメリットの報告を人にしたりしております。
Posted in 弁護士勝俣豪の雑感 | Comments Closed
2月 27th, 2023
ChatGPTが話題になっています。
プログラムを調べる場合には、従来のWEB検索より大幅に便利な気がします。
では、弁護士業務への影響はどうでしょうか?
法律上の調べ物については、まだ、うまく動いているとはいえないようです。
将来改善していって、正答率が上がったとしても、たいていの場合は「専門家の保証」が必要とされる気がします。そういう点では、一般の人が法律相談をするという使い方の代替は難しいのかなと思います。
弁護士の調べ物では、あれって何条だったけ?とかあの最高裁の日付はなんてときにはWEB検索より便利な気がします(もっとも現状では回答はデタラメなので将来の改善に期待です)。
とはいえ、将来改善していくのかは、怪しいといえます。現状は、たくさんのプログラムなり法律情報があるので、それを学習してより正確な答えをだすことが期待できます。
ただ、そういう情報をWEB上で掲載するのは、名誉心なり親切心なり商売上の理由なり色々でしょうが、ChatGPTの学習材料にしかならないとなると、そういう情報を掲載する人が大幅に減少してしまう気がします。そうなると情報の精度が下がってしまうと思います。
文章作成補助については、うまく使えば役に立ちそうです。弁護士の業務上、裁判提出文書なり依頼者との連絡なりで、(法律家なりに)わかりやすい文章を書くことが要求されることが多いです。その結果、文章を作る作業にエネルギーを消耗することが多いです。ここでChatGPTに適当に書いてもらって、参考にするというのはなかなかよい使い方だと思います。
さらにいえば、打合せ→音声認識による文字起こし→AIによる文章化ということをすれば、かなりの業務が自動化されるかもしれません。
その結果、懸念されるのは、裁判上のやりとりでそういう文章が大量に出てくる事態です。現状でも、まとまりがなく長大な裁判文書を出してくる弁護士が少なからずいて、それを読んで対応するという大方無益な作業に多くの弁護士が消耗しています。となると、それをChatGPTにようやくしてもらうという誘惑は当然出てきます。
そしてこのような誘惑は当然裁判官にもあると思います。将来的には、弁護士は依頼者との打合せ内容を打合せ→音声認識による文字起こし→AIによる文章化して裁判所に提出。裁判所はそれをAIに要約してもらったもののみを読むなんてことになりかねない気もします。
等と色々と考えてしまうレベルでよくできていると思います。
Posted in 弁護士勝俣豪の雑感 | Comments Closed
1月 24th, 2023
昨今、同性婚を認めるべき、というような論調が増えています。
まあ、それはそれでよいのですが、本当に良いのかは、よく検討する必要があります。
まず、混同してならないのは、同性愛の相当性と同性婚の問題は全く別ということです。
同性愛の相当性については、聖典の民(ユダヤ、キリスト、イスラム各教)系での禁忌の影響があってガタガタしています。日本や古代ギリシアでは寛容でしたし、動物にも見られるものなので、まあ、それぞれの趣味の問題であって、不自然なものとして嫌悪すべきものではない、ということでよいのでしょう。
別の見方をすれば、社会には性的な嗜好を理由に他人を攻撃する人が一定程度いて、今は小児性愛者をターゲットに攻撃を繰り返している人が、ある時代では同性愛者を攻撃していたということかなと思います。
でも同性間の婚姻を認めるとなると、次のような疑念が発生します。
兄弟間や親子間の同性婚は認めるべきか?
異性婚では、兄弟や親子での結婚は近親婚として遺伝的問題が生じることから禁止されています。しかし、同性婚ではそのような問題はありませんので、立法趣旨的には同性婚については兄弟や親子間でも認めるべきということにすべきと思います。でも、どうなんでしょう。
3人以上の婚姻を認めるべきか
異性婚ではあくまで婚姻は2人間です。それは、その間に子供ができることを前提に、その父親と母親という前提があるからです。しかし、同性婚ではそのような問題はありません。愛し合う3人の同性が「どうしても結婚したい」と言っている場合、それを認めないのは、今同性婚を求める人が「どうしても結婚したい」といっているのと何が違うのかはよくわかりません。
動物との結婚を認めるべきか
何を言っているのかと思うかもしれません。でも、旧約聖書での同性愛禁止の話は同性愛と動物愛を同列に扱って禁止しています(レビ記18の22が同性案禁止、23が動物姦禁止)。日本でも、遠野物語では、馬と結婚した女が出てきます。つまり、同性婚より、より性的少数者とうことになるのかなと思いますが、真剣に動物と愛し合っている人の権利はどうするのでしょうか?同性愛まではまともで、動物愛はキチガイということを言い出すとしたら、性的マイノリティーの保護という発想からは、いかがなものか、ということになるのだろうと思います。
もっといえば、ぬいぐるみやフィギアと結婚したい、とか、アニメキャラと結婚したいという人がいた場合、その切実なる思いは無碍にしても良いのでしょうか?
問題はどこに?
なぜ、こういうことになってしまうのか、というと、結婚を愛情による結びつきを公的に証明する制度と考えることが原因なのだろうと思います。もともとは子供ができることによる法的関係を整理するための制度だったのだろうと思うのですが、社会に意識の変化によって、変わったのでしょう。つまり、愛情による結びつきを公的に証明するのであれば、同性の婚姻を認められるべきということになってくるということです。
また、上記の検討でわかる通り、公的に結婚の対象となる愛情をどこまでにするかは、どこかで線引きせざるを得ないだろうということです。その線引きとして、同性愛についても近親婚を禁止した上で2人の関係にするというあたりが、より合理的な線といえるだけのものがあるのか、というとよくわかりません。
現実に困っていたり不便を感じていたりする人がいて、その救済手段として同性婚を認めるということなのだろうと思います。他の救済手段と比較した場合、結局のところ、上記での線引きで同性婚を認めるのが合理的ということも十分ありうるのかなとも思います。ただ、それで済むのか、それが達成された場合、可愛そうな人を見つけ出して騒ぐことを生きがいにしている人が次の段階として、近親での同性婚等、上記の様々なことを言い出す可能性があるとうことも考えておく必要があるとは思います。
結婚制度というのは、愛情を公的に証明する制度ではなく、男女間で子供が生まれることによる法的関係を整理するための制度であるととらえれば、現状維持のほうが合理的ということになろうかと思います。
Posted in 弁護士勝俣豪の雑感 | Comments Closed
12月 21st, 2022
ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観
アマゾン流域で暮らす原住民の話ですが、かなり面白かったです。
「直接経験したことしか話さない」という社会的規範があるから、著者の宣教師がキリストの話をしても「お前はキリストを見たのか?」という話になって、「大昔のことなので見ていない」というと「は?」という失笑とともに終わってしまうとか。
それ以外にも特殊な文化的規範が多数あって、異様に幸福そうに暮らしているとのことです。
何か困ったときは「ピダハンならどうする?」と考えるのも無駄ではなさそうです。
ヤノマミ
ピダハンが面白かったので、似たノリで。
想定外の文化のことを知るのは刺激になります。出産直後の子供を育てるか否かの選択権は母親にあるとか。
ただ、どちらかというと物悲しさがあります。現代文明との接触→文明の利器を欲しがる→街にいって物乞いや売春をはじめる というパターンとか。
われわれは仮想世界を生きている AI社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」
この世界はより高度な世界で作られたゲームなのではないかという話。何でも説明できてしまう理屈なので検証もしようもないし、有用性もないということで自分の中では決着していた理屈です。
ただ、量子力学との親和性は確かに面白いと思います。
コンピュータで世界を生成→世界がビット化(量子化)。
プレイヤーが見る限りにおいて世界を生成→量子力学の観測問題
なんてあたりです。
ルワンダ中央銀行総裁日記
国家といえるのかどうか、というレベルの国の形を整える話で面白かったです。
サラ金の歴史 消費者金融と日本社会
一時期、仕事の中心が対サラ金だったので、ちょっとした懐かしさとともに読んだ見た本。
「サラ金をけなす」というノリではなく、なかなか面白かったです。
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
純文学を読んだつもりが水戸黄門だったという感じ。
世界を良い人と悪い人に分けて、最後は良い人が得をするというような。後に読んだ「ストーリーが世界を滅ぼす」ではないが、勧善懲悪のお話に接すると人間の批判能力は減退して、感銘を受けてしまうのだろうか。
21世紀の貨幣論
仮想通貨に興味を持ったあたりで、貨幣そのものについて理解を深めようかと考えて読んでみた本。仮想通貨には触れていないが、なかなか面白かった。
特に、石貨フェイの話(フェイはお金なのだが実際には使わない)は興味深かったです。
戦国の作法 村の紛争解決
ブロックチェーンの世界において、最終的には国家権力による秩序維持は無理なのではないか。ということで、国家権力が弱かった時代の自律的な秩序形成には興味があり、そんなノリでよんだ本。
論じ方のスタイルが独特で一般化した部分には説得力を感じず、断片的な情報の面白さという感じ。
心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学
「心の奥底の本当の自分」なんてものはないという話。その場その場で適当なことを言っているだけ、ということです。感覚的にもわかる気がして、説得力があります。
「本当の自分」がどうのとかいって、迷宮に迷い込んでいる人は、その手の概念はオカルトであることを理解することが解決の早道になりそうです。
「子供の気持ち」の類も、同様に幻想なのだろうと思います。
ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する
人間は勧善懲悪の物語の中で生きていて逃れられないという話。
正直、人間が意見を述べたり議論をしたり、というのは単に「そういったことを言っている自分が好き」で、それをアピールしているだけで、何か正しいことを見極める気などサラサラないように思えていました。この本の説明からすると、これも勧善懲悪の物語の中で正義の味方としての自分を生きる行動ということで理解可能かもしれません。
Posted in マイタウン法律事務所 | Comments Closed
11月 30th, 2022
アジアクロスカントリーラリー(アジアンラリーAXCR)という国際的なラリーがあります。
東南アジアを舞台に,例年,夏休みに開催されます。
2年前に出場しようと思ったのですが,コロナの影響で2020年,2021年と中止になりました。
ようやく今年は時期を11月にずらして開催されたので,バイクで出場しました。今年はタイとカンボジアでの開催です。
体調面等,もろもろ不安も大きく,かなりビビっていました。なので,「ギリギリになって嫌になったらやめればよいや」「途中で難しそうだったら,近道で宿泊場所のホテルに直行しても良いらしいので無理だけはやめておこう」という十二分に逃げ道を用意しての参加です。
相変わらずですが,参加者の中で自分が圧倒的に遅いことはすぐにわかりました。
人様と競争する気はなくて,個人的な冒険として位置づけなので,他の人より遅いのはよいです。ただ,途中で時間制限がある(オーバーしても失格になるわけでなくペナルティがつくただけ)ことに気がついたので,とりあえず時間制限内で走ること目標にしました。
ラリーでとおる道はルートマップにしたがいます。ただ,これが分かりにくかったり,間違えていたりしていて,一筋縄には行きません。そんな謎解き的要素もあるので,スピードが一番遅いからと言って,常にビリになるとは限りません。ただ,一番遅いと,誰かについていくことはできないので,すべて自分でルートを見つけ出していく必要があります。
また,道に迷って時間ロスをしたときに,その時間を取り戻すのも難しくなります。
そんな感じで5日間+αのラリーを,なんとかノーペナルティー,ノーコケで完走することができました。自分の現状からすると,これ以上ない結果だと思います。
様々なサポートには感謝ですし,バイクにトラブルがなかったのはラッキーだったといえます。
とりあえず,ここ何年かの間,自分の中で大きなプレッシャーになっていた挑戦を無事終えることができて,ほっとしています。
Posted in 弁護士勝俣豪の日常 | Comments Closed
11月 11th, 2022
世界的に大手のFTXという仮想通貨取引所が大変なことになっていて、破綻の可能性が取り沙汰されています。FTX騒動のまとめという記事。
日本でも日本版FTXの口座を持っている人が少なからずいると思います。
というのは、ブロックチェーンを利用する上で重要なsolanaという仮想通貨を日本の国内取引所で扱っているのは少し前までliquidという国内取引所だけで、これがFTXの傘下になり事実上FTXの口座に移管されたからです。
少し前まではsolanaを利用しようと思うと、日本の取引所以外に海外のバイナンス等に口座を作った上で、日本の取引所でxrp等の送金に適した仮想通貨を購入し、これをバイナンスに送金しそこでsolanaに換金するしかありませんでした。その後、liquidがsolanaを扱い出したおかけで、日本円で直接solanaえを購入できるようになったという経緯です。
被害を出さないために色々となされてきた国内取引所の規制がうまく機能するかどうかが試されていると思います。
また、solanaの金額も、FTXとの関係が強いということで、暴落しています。今後どうなるかはわかりません。
とはいえ、やはりイーサリアムに比べると圧倒的にガス代が安い。送金等もほとんど気にならない額で行うことができる。というメリットがあります。
さらに最近になってEVM互換になるということです。記事。
これはsolanaでイーサリアム上で作られた様々なものが利用できるということになるので、おそらくsolanaの最大のデメリットが解消されたのではないかと思います。
たとえば、日本でブロックチェーンの勉強をしようと思うと、イーサリアムで動くsolidityというプログラムの本は沢山あって色々勉強できます。でも、実際にイーサリアムを動かそうと思うと、動かすコストが高すぎてやる気が起きません。
逆にコストが安いsolanaを試そうと思っても、solanaで動くプログラムの本はほとんどありません。
ところが、solanaでsolidityが使えるとなると、安いコストでプログラムを試してみることができるようになります。
そんな感じでブロックチェーンプログラムの普及が促進されるのではないかと思います。
Posted in ブロックチェーン・Web3 | Comments Closed