11月 26th, 2012
今年も,弁護士や事務スタッフの採用活動があり
色々悩み,決断していきました。
当事務所の理念である卓越した法的サービスを実現するのに
一番大事なのは,優秀な人に集まってもらうこと
これに尽きます。
そして,そういった人たちが,業務に忙殺されず
心持ちに余裕をもって,良い仕事をすること
それが,卓越したサービスの基礎だと思います。
そんな中,今年はうれしいニュースが。
一つめは,ダンサーです。
当事務所には弁護士ダンサーがいます。
そのダンスがどのようなものなのか?
私はよくわかりませんが,
スポーツクラブで,大勢の人がしているもののようです。
その大会に,今年初めて出場したようです。
大阪大会→優勝
東京大会→3位
ということのようです。
続いて,俳句です。
伊藤園が,おーいお茶に
俳句を掲載しているのですが,
それに事務スタッフの俳句が選ばれました。
初めてのことではないようです。
天は二物を与えずなんて,言いますが,
そんなことないのは,普通に生きていれば分かります。
二物どころか,三でも,四でも,何でも出来る人は出来るんです。
そう言う人と競おうと思うと,惨めな気持ちになりますが,
味方にそう言う人が加わるのは,頼もしいものだと思います。
今後も,当事務所に依頼した方々が,心強くなれるような
事務所にしていきたいと思います。
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11月 25th, 2012
離婚で,よくある話。
奥さんが子供を連れて,突然,別居
国際的には違法なようなのですが,国内的には
何故か,「それが日本国民の感覚」ということで
あたりまえにされています。
その原因は,日本で離婚にかかわる弁護士が
離婚をする弁護士は,女の権利獲得のために邁進する弁護士
か
マニュアル的に処理する弁護士
ばかりということだろうと思っていました。
そして,それを確信するニュース。
日弁連委員会ニュースという
日弁連から自動的に配布されてくる新聞のようなものがあります。
その11月号で,『子連れ別居に関する勉強会』との記事が。
内容は,
国際間の子連れ別居を違法とするハーグ条約の締結間近の状況で
子連れ別居は国内でも違法なのではないかとの問題意識のもと
この問題に詳しい学者早川教授を招いて勉強会開催とのこと。
どうも早川教授が,国内でも子連れ別居は原則避けるべきとの意見を
述べたようです。
それに対し,弁護士側から意見,そう,ひたすら子連れ別居許されるべき
との意見,意見,意見。
まあ,こういう人たちが,男親の気持ちを代弁して頑張ってくれるわけありません。
制度が整っていないだ,なんだと言ってますが,
整える気はないようです。
確かに現状,別居前に裁判をするというのはなかなか敷居が高い。
ただ,子連れ別居が行われた直後に,男親から裁判所に申し立てがあれば
原則もとに戻すという程度の運用は,何ら制度の準備もなくできることです。
ようは,やる気がないと言うことでしょう。
当事務所では,この問題に積極的に取り組んでいます。
特集!男の離婚
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11月 20th, 2012
今年のベストナインが選ばれました。
スワローズからは、田中浩康とバレンティンです。
田中浩康は、今シーズン、打撃面はそれほどよくなかった気がしますが、
ほかにセカンドがいないので、という面もあったのだと思います。
とはいえ、ゴールデングラブとの2冠で、
堂々たるセリーグNO.1セカンドです。
WBCはセカンドが人材不足なんて言っていますので、
是非、田中浩康を選んで欲しいと思います。
打撃自体は、ちょっと物足りないかもしれませんが、
なんといってもレギュラーとってからの6シーズンのうち
4シーズンでセリーグのバント王です。
このような小技上手の選手がひとり加わる価値は大きいでしょう。
そして、バレンティン。
同じくスワローズのミレッジを1票差でかわしての
ベストナインのようです。
ヤクルトには珍しい、気まぐれ・不真面目外人ですが、
その素質的能力は、ずば抜けています。
おそらく、改心して真面目になったら、
メジャーでホームラン王になってもおかしくないでしょう。
今年も、史上初の規定打席未満でのホームラン王です。
いわゆる外人助っ人特有の弱点がなく、
好調になると、どんな攻めをしても、打ってきます。
味方ながら、恐ろしくなることも、あるくらいです。
しかも、統一球になって、外人も含めてほとんど
ボールを飛ばせなくなっている中、場外ホームランを連発しています。
現在の日本球界のバッターの中で、ひとりだけ次元が違っています。
でも打たない時期になると、守備を含めてチャランポランで
一試合で一度もバットを振らない等、やる気のなさが爆発します。
そして、この時期が結構ながい。
小川監督もバレンティンを必死にしかったりして、
超一流になるよう、頑張ってますが、果たして、伝わっているのかどうか。
来年は、爆発して、三冠王でもとって、オフにメジャー行きか?
それとも、今年、怪我で休むという手段を学習したので、
来年はほとんど怪我と称して出場しないのか?
いずれにしろ、目の離せない選手です。
逆に、1票差で、ベストナインを逃したミレッジですが、
前評判では、究極の問題児という話でしたが、
着てみたら、(少なくとも今のところは)
ものすごく真面目でした。
こちらは、順当な飛躍が期待できそうです。
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11月 19th, 2012
消費貸借契約書は、普通に紙に書けば、大丈夫です。
でも、よりガッチリした書面にしたければ、公正証書にします。
公正証書は、公証役場にいる公証人が作ってくれます。
公正証書にすると何が違うかというと、
もし払わなかったときの、強制回収、
つまり差し押さえが、簡単だということです。
つまり
ただの紙→裁判→勝訴→差し押さえ
ですが、
公正証書→差し押さえ
ということで、裁判手続きを省略できます。
もっとも、差し押さえは、
収入がしっかりしている
→勤め先がしっかりしていて、勤め先を把握できている。
財産を把握している
→自己所有の不動産があり、担保もついていない
なんてときは、有効ですが、
財産も収入もないような場合は、あまり役に立ちません。
そうすると、公正証書にする手間・費用を考えると
まあ、普通の紙でよいか?
ということも多いです。
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11月 15th, 2012
ここのところ、朝の髭剃りの際に、気になることがありました。
耳にヒョロリと1本毛がはえていて、
こいつを剃ろうと、電気シェーバーを色々な角度で
あててみるけど、
耳のそばで、ウィーンとやたらにやかましい、
が、結局、ヒョロリヒョロリとかわされて、
徒労に終わる。
まれに成功して、しばらくはその存在を忘れるが、
そのうち、また出てきて、ウィーンと格闘する。
おそらくは、1000円の速攻カットの床屋を
利用しているせいに違いない。
昔は、従来型の床屋が、いつの間にか剃りあげてくれていたのが
速攻カットでは、顔そりがないから残ってしまったのだろう。
と思っていました。
そこで、このヒョロリを何とかする方法を調べるべく
ネットで検索。
加齢現象でした。
床屋は関係ないようです。
どうも、こういったものが生えてくるようです。
そして、それを剃るための道具も色々あることが判明。
早速手に入れて、ヒョロリは(今は)なくなりました。
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11月 14th, 2012
お金の貸し借りを典型とする消費貸借契約書の続きです。
○○円を借りたということが書いてあれば,
利息や返済期限の記載は必須でないことは前回書きました。
でも,通常は書いてあります。
他に必須でないけど,よく書いてあるのが,損害金の利率です。
つまり,遅れた場合の利率です。
普通に約束通り払っていれば,利息はなし,とか低利率だけど
約束に遅れたら,もっととるよ
という利率です。
この記載は,もし書かないでおいた場合は,基本的には
法定利率5%が損害金利率になります。
返済に遅れない場合の利率は,何も約束しない場合は0%だけど
返済に遅れた場合の利率は,何も約束しない場合は5%ということです。
5%を高いとみるか,安いとみるか。
その昔,ガンガンインフレが進んでいた頃は,安すぎでしたが,
今の銀行利率を考えると,悪くはないのかも知れません。
この損害金の利率につても,利息制限法とか出資法で
上限が定められています。
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11月 8th, 2012
今期のゴールデングラブ賞が発表されました。
スワローズは,サードの宮本,セカンドの田中,ファーストの畠山の3名の受賞です。
内野のうち3名ですから,まるで守備がとても堅いチームのようです。
まず,宮本慎也,順当なところでしょう。
数年前には力の衰えか,ポロポロやることが多く,
それでゴールデングラブ?先入観が強すぎではないか?
と思ったこともありました。
でも,その後,見事,復活して,素晴らしい守備を見せてくれます。
今年は,「また衰えてきたなあ」と,思う場面もありましたが,
「さすが,宮本!」と言いたくなるプレーのほうが,はるかに多かったです。
次に,田中浩康,(たぶん)悲願のゴールデングラブです。
毎年,田中の守備には感心させられることが多く,
今年こそは,とれるかな?と期待して裏切られてきました。
そんなわけで,今年が初受賞というのは,違和感があります。
でも,中日の荒木がセカンドに戻った中で
荒木に勝っての受賞ですから,やってくれました。
一度とると,ゴールデングラブは有利だと思いますので,
来年以降も継続してとり続けて欲しいものです。
さて,びっくりなのは畠山和洋。
正直,守備は下手です。
それは,本人もチームメイトも,ファンも知っています。
今年は,他チームにファーストにしっかりしたレギュラー選手
がいなかったため,何故か選出ということでしょう。
該当者なしでもよかったのでは?と思うほどです。
でも,畠山はおそらく初タイトル ですから,それはそれでめでたいです。
来年はしっかり打点王なり,本来期待された役割で
タイトルをとってもらいたいです。
残念だったのは,捕手の中村悠平と,外野のミレッジ
中村は,シーズン途中まで驚異的な盗塁阻止率をマークしていたので
少し期待していたのですが,終わってみれば2位の.467ですので,
まあ,しょうがないかも知れません。
ミレッジは,驚異的な強肩と,俊足を利用した派手なダイビングキャッチで,期待していました。
強肩は, 捕殺13でリーグ最多ですので,可能性は合ったと思います。
でも,エラーが多かったので,駄目だったのでしょう。
さて,内野3名がゴールデングラブといっても,現実はそれほど内野守備は
堅くありませんでした。
まず,畠山は上記の通り,です。
宮本は年齢による欠場,田中も不調による欠場が多く,実際は
サードが川端だったり,セカンドが森岡だったりで,
まあ,あまり強い内野とは言えませんでした。
でも,来年は岩村が戻ってきそうな雰囲気です。
ヤクルト時代は,サードで6度のゴールデングラブで,
メジャーで活躍中はセカンドを守っていました。
岩村が加入し,怪我が治っていれば
来年は本当に堅い内野になるかもしれません。
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11月 6th, 2012
山小屋周辺は,もう晩秋で,
土が出ていれば全面霜柱というほど,
なのでキノコはもう終わりです。
そんなころ,ギリギリまで,採れるのがシモフリシメジです。
とてもおいしいキノコと言われています。
シモフリシメジは,毒キノコのネズミシメジと間違えやすい。
以前に見つけたときは,おそらくシモフリシメジと
思ったが確信が持てず,
シモフリシメジならうまいはず,と思って
お湯でゆでて,その汁を飲んだら
おいしかったので,きっとシモフリシメジだろう
と思ったことがありました。
その後も, 多少とれましたが,量が少なかったので
他のキノコと一緒に食べたりしていて,
シモフリシメジがどうおいしいのかは,
よくわかりませんでした。
今年は,大ぶりなのが何本かとれました。
洋風のスープになりました。
このスープはとてもおいしかったのですが,
その原因が,キノコなのか,それ以外の要因なのか
よく分かりませんでした。
そして,帰る日にも何本か採れたので
今度は,自宅で炊き込みご飯にしてみました。
たいした量はないはずなのに,すごいです。
まるでバターライスのような,コクのある
キノコご飯ができました。
おいしいです。
最近,ホンシメジが栽培できるようになり
スーパーにも出回っています。
でも,いまいち,味シメジというほどの味が分かりません。
以前に,通販で山でとれたホンシメジを取り寄せたことがあり,
虫だらけで,結構,虫に食べられていたのですが,
かなり強い風味(当時の印象としては,ポルチーニに近い?風味)
があり,さすがに,うまいと思ったことがありました。
でも,栽培ものは,いまいちピンと来ません。
少なくとも,今回のシモフリシメジご飯は
栽培もののホンシメジご飯よりも,
かなり,おいしかったです。
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10月 25th, 2012
キノコの図鑑は色々ありますが、
やはりどの図鑑にも出ている
一般的なキノコがあります。
ナラタケやクリタケもそういった
有名で一般的なキノコです。
山小屋のまわりの色々なキノコが
大分分かってきたのですが、
ナラタケやクリタケが分からないようじゃ
キノコ採りをしている、と人様に
いいにくい気もしていて、
何とか分かりたいと思っていました。
そして、ナラタケは、なんとなく
つかめてきました。
あとは、クリタケです。
今年のキノコ教室でも、
適当に採って
「これは何ですか?」
と聞くと、クリタケ(または小ぶりなクリタケモドキ)
とのこと。
しかし、少し前に採った
チャツムタケというキノコと違いが全然分かりません。
傘もヒダも、柄も、質感もそっくりです。
「どこで見分けるんですか?」
「こうやって、たくさん、生えるのが(株立ちするということ)クリタケ」
なるほど、そういう見方をするのか。
教室が終わって、採ったキノコをを山小屋で
仕分けしなおすときも、株立ちがバラバラになったクリタケと
チャツムタケは、見分けが全く付きません。
でも、チャツムタケは、かじると苦いということなので、
すこしかじって、苦いのはチャツムタケ、
苦くないのがクリタケということで、分けました。
その後、山小屋の敷地に
この写真のようなきれいな、キノコが生えていました。
朽木から生えています。
山小屋周辺で、朽木から生えていて、
傘のまわりに、綿毛がある茶色のキノコと言えば
チャナメツムタケ(≠チャツムタケ)です。
ナメコの仲間で、なかなかおいしいキノコです。
そこで、このキノコもチャナメツムだと思いました。
でも、まてよ。
「クリタケは、たくさん、まとまって生える」
という言葉が頭をよぎりました。
そして、少し前に図鑑をパラパラみていて、
クリタケは、チャナメツムそっくりなのもあるなあ、
と思った記憶もよみがえりました。
そう、これはクリタケのようです。
図鑑で色々、チャナメツムタケを調べますが、
この写真のように、株立ちしているものはないようです。
ぬらしてみても、ぬめらないようなので、
ぬめぬめしたチャナメツムではないようです。
そして、軽くかじって見ます。
苦くはないのでニガクリタケという毒キノコではなさそうです。
料理して食べてみましたが、無事でした。
というわけで、クリタケもどうやら、分かってきたようです。
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10月 24th, 2012
裁判所に行くと、最近は共有物分割の裁判が増えている気がします。
共有物分割とは何か?
というと、共有になっている不動産
(本当は不動産に限らないけど、普通は不動産)
の共有関係を清算する手続きです。
1つ(1筆)の土地の3分の2をAさん、3分の1をBさん
が所有しているというようなのが共有です。
登記簿にも、そのように書いてあります。
3分の2といったら、西側から3分の2なのか
北側からか、それとも持分が多い方から先に
取り分をとれるのか?
というとそういうものでなく、土地全体について
3分の2の権利があるという、想像上の世界です。
そんな中途半端な状況は不便なので、
できれば、Aさんのものか、Bさんのものか
一人の所有にしたいものです。
その手続きが、共有物分割です。
本当は裁判をしないで、AさんとBさんが
話し合いで、「俺がお前の分を買い取るよ」
と言えば、すむのですが、そうもいかない場合、
裁判での共有物分割になります。
裁判になった場合、どちらかが
「相当額で相手の持分を買い取るぞ」
と言って、お金のあることを示さなければ
不動産を競売にかけて、競売で入ったお金を
持分に応じて、分配して、手続き終わりです。
でも、なぜ、共有なんていう状況が生じるのでしょうか?
実は、相続による場合が多いです。
相続が発生すると、相続人間の共有になります。
相続人の間の共有を清算するのを、遺産分割と言います。
でも、遺産分割で話し合いがつかずに、
家庭裁判所が審判で遺産分割して共有にしたら、
その後の共有の清算は
遺産分割でなくて、共有物分割の裁判になります。
地方裁判所で、共有物分割が増えているということは、
まとまらない相続事件が増えているのかもしれません。
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