2月 4th, 2015
当事務所の
B型肝炎給付金サイトが完成しました。
最近になって多くの事務所がB型肝炎給付金の告知を始め,専用サイトを作っているので珍しくないかも知れませんが。
当事務所のサイトの一番の特徴は,自動プログラムによるB型肝炎給付金かんたん診断が利用できることです。
個人情報の入力をすることなく,給付金の対象になりそうかどうか,概ね判断ができます。
また,当事務所はB型肝炎給付金請求については,神奈川県内ではダントツのノウハウがありますし,
全国レベルでも当事務所より明らかに高度なノウハウをもっている事務所はないと思います。
無料電話相談,メール相談も実施していますので,お気軽にご相談ください。
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1月 23rd, 2015
珍しいことに年明け早々かなりバタバタしています。
今年も始まり、当事務所もいつの間にか10年を超えました。
当事務所の理念は
個人法務のリーディングファームを目指すことです。
個人法務、つまり離婚、相続、交通事故といった個人に関する法律分野で
質においてナンバーワンの事務所を作るということです。
ひとつのイメージは、離婚の第一人者、相続の第一人者、交通事故の第一人者といった各分野の第一人者が
当事務所の所属弁護士である、
というような事務所です。
そして、ようやく形がみえつつあります。
少なくとも神奈川県内では個人法務のリーディングファームといえる状況になりつつあると思います。
離婚、B型肝炎、建築については、まず県内第一のノウハウがあると思います。
交通事故や相続も、トップが見えてきたという状況です。
神奈川県は人口で言えば、全国2位です。
個人法務は経済規模ではなく人口規模に大きく関わりますので、神奈川県内で一番であることは全国がみえてくることにつながります。
当事務所の規模は、県内では大規模ですが、全国にはもっと大規模な事務所がたくさんあります。
でも、当事務所より規模が大きい事務所はほとんど企業を中心とした事務所です。
個人法務中心で当事務所より、(遥かに)規模の大きい事務所もいくつかありますが、
事務所の理念や目指すところが大きく異なりますので、
質において当事務所を上回る事務所はないだろうと思っています。
今年も個人法務のリーディングファームを目指して頑張っていきたいと思います。
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12月 28th, 2014
事務所で本を出版しました。
『男の離婚術 弁護士が教える「勝つための」離婚戦略』
という本です。
講談社からです。
読む人にとって出版社はそれほど意味がないかもしれませんが、
実はそうでもないのです。
最近は、弁護士業界もなかなか苦境です。
そこで、商売道具として本を出版してみようかとは多くの弁護士が考え付きそうです。
多くの弁護士が考え付きそうであれば、その弁護士の望みを商売にしよう
というのもごく自然な流れです。
というわけで、当事務所にも営業がきましたが
しめて何百万円か払えば、弁護士の意向にそった本を作ってくれて
宣伝までしてくれる出版社があるわけです。
そうではなく、自分たちで企画を作り、
そのうえ、法律業界と中のよい業界系出版社ではないとところから出版する
ためには、それなりの企画性と、内容がなければならないわけです。
そのようなわけで、
ちまたに一般の方向けの離婚本はあまたあるが、
離婚問題をかかえる人の半数を占める男向けの本は、ほとんどない
しかも、弁護士が著者の本は皆無である。
という中で、当事務所は、どの事務所よりもこの問題について
書くべき事柄、思想をもっている
ということで、出版されたのが、この本です。
タイトルは、ちょっと派手で軽いかな、と思いますが
このブログでもたまに話題にしてきた男側視点での離婚問題の解説本としては、他の弁護士は書きたくても書けないレベルの内容に仕上がっているはずです。
離婚問題をかかえていて、ネットで色々調べて、どうにも不公平な現実にぶち当たった方は
ぜひ、ご一読ください。
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12月 9th, 2014
当面,暗黒時代を覚悟していましたが
思わぬ補強で光がみえてきました。
なんといっても大引が加わったのは大きいです。
実は大引という選手は知らなかったのですが
ショートの守備の名手ということで,
スワローズにはのどから手が出る程の選手が加入しました。
守備は好不調の波は打撃や投球程には大きくないと思うので
大引には怪我だけはせず頑張ってもらいたいと思います。
守備さえ良ければ,代率は1割代後半打ってくれればよいと思います。
その上で,私は,山田はセンターにコンバートするのがよいと思います。
セカンドに田中,ショートに大引であれば,かなり守備が安定します。
山田がセンターに慣れれば,山田,雄平の俊足2名の外野が安定し
バレンティン・雄平は肩が強いので,今の攻撃力のまま,守りの固いチームへの成長を期待できます。
山田は,せっかくセカンドのレギュラーをとったのに外野?,というところはありますが
今年の成績からすると,山田は将来のメジャー行きを狙う選手になりました。
鳥谷をみても内野をやっている限りは,メジャー行きは難しいです。
特に人工芝の神宮でいくら頑張っても,評価は上がらないと思われます。
そうそうに外野に転向したほうが,将来が開けるだろうと思います。
少なくとも,今から田中に外野の練習をさせるよりは,はるかに合理的です。
守りが堅くなれば,
秋吉,木谷,山本哲,松岡,久古,古野,江村,外人
の中から3人くらいは中継ぎ・抑えで通用する選手があらわれ
そうなれば小川,石川,成瀬+3名(村中,八木,石山,ヨシノリ,館山,赤川,杉浦,外人)あたりで
ローテーションはまわるものと思われます。
何とか,強くなってもらいたいものです。
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12月 2nd, 2014
面白い研究成果があります。
弁護士の裁判書類作成能力は、新人時がもっとも高く、その後はひたすら
能力が低下していくそうです。
『弁護士の民事訴訟におけるパフォーマンス評価:法曹の質の実証的研究』
http://www.sllr.j.u-tokyo.ac.jp/09/papers/v09part07(ota).pdf
詳細を読んでいくと、10年目くらいまではほぼ横ばい(やや低下)ですが、
その後はグラフは急な下り坂となり、15年、20年、25年、30年とグングン能力が
低下していきます。
プロとしての能力研鑽とは全く逆で、やればやるほど駄目になるということです。
常識的にはびっくりで、研究方法が変なんだじゃないか?と言いたくなりますが、私が感じてきた次の印象とは整合的です。
・司法修習時に裁判所で弁護士の作成書面を多量にみたが、「これはなかなか書けない」と思うようなハイレベルの書面をみたことはなかった。
むしろ、このレベルなら(修行も指導もなく)すぐに作れるな、という印象だった。
・弁護士登録後も、相手作成の書面について、「すごい」と思うレベルの書面には出会えなかった。
・いままで出会った典型的でない訴訟、つまり法律構成に頭を使わなければならない訴訟の大半において、相手方の主張は法理論的には荒唐無稽なものであった。
つまり、法理論と言われているものは、人間様が扱うには少々難しすぎるのではないか。
・自分自身40歳を越えてから、難しいことを考える能力がドンドン落ちてきている気がする。
・弁護士業界の、「会務」をする人を高く評価し、弁護士業務が優れている人を評価する文化・気風がない。
ともあれ、当事務所は、個人法務において圧倒的に質の高い仕事を目指していますので、
この研究については、内部的にじっくり研究して対策を練っていこうと思っています。
ところで、この研究において、パフォーマンスの評価者としては
「弁護士実務を5年以上経験した者であることを最低要件とし、その中で、原則として弁護士登録10年以上の弁護士を選び、さらにその中でも弁護士会で評価の高い熟達の弁護士を選抜した」
とのことです。でも研究成果の結論からすると、この手の人の能力は著しく低いのではないか?
そうなるとこの研究成果の妥当性は???
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11月 7th, 2014
離婚の際に子供の親権者を決める大きなルールに
①母親優先の原則 と
②継続性の原則
というものがありました。
②は夫婦が別居している状況で、実際に子供をみている方がその後も子供をみるべきというルールです。
で、実際に①②を利用すると、母親が子供を連れて別居した場合は、父親は親権や監護権をとるのは ほぼ絶望的ということになります。
①は、男女の役割分担を前提にした社会構造や価値観の中であればともかく、
男女の役割分担意識は因習だなどと言いながら、 母親優先等と言われるとご都合主義的な感じがします。
②は、子供の奪い合いで、先に連れて行った者勝ちにします、と裁判所が宣言しているようなものですから 法治主義の放棄のようなものです。
でも、ようやく変わってきたようです。
法曹時報という裁判官向けの雑誌があります。
最近は、離婚関係の記事(主に離婚に詳しい裁判官が、離婚事件審理上の考え方の基本について書いている) が続いていたのですが、先日は「子の監護者指定・引渡調停・審判事件の審理」という記事がありました。
そこで、母親優先の原則も、継続性の原則も「従来の考え方」として記載され、最近の考えでは、
より実質的に監護権者がどちらが優れているかを考えている傾向にあるとしています。
これは、男側の離婚事件に多く関わってきた弁護士からすると、おどろくべき大きな変化です。
おそらくは、特に②の関係ではハーグ条約の影響があるのだと思います。
②は明らかにハーグ条約の趣旨と矛盾しますから、国内案件だけ、継続性の原則というのは無理だということです。
もちろん、急に父親が親権や監護権をとることができるようになるか、というと当面は何らかわらないと思います。
単に、母親を親権者や監護権者に決める理由として、母親優先や継続性ということを言う代わりに、諸事情を考慮の上 母親が相当と結論づけるだけと思われます。
でも、5年単位で言うと、つまり2原則の影響が十分消えて、実質的に考えるということが定着した上で 裁判官が考え出すと、父親が親権や監護権を取得できる事案も増えていくのではないかと思います。
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10月 30th, 2014
暮れではありませんが、ときが経つのが早いので、今年を振り返りはじめます。
新聞の書評で興味をもち昨年暮れから読み始めた
『マッキンゼー―――世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』
この本で、マッキンゼーをつくりあげたマービン・バウワーに興味を持ち、その伝記と著書を読んだのが次の2冊
『マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー』
『マッキンゼー 経営の本質 意思と仕組み』
この3冊から、優秀な人間を集めた組織の発展のさせ方、トップのスタンスについて、大きな示唆が得られました。
ついで
『ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者』
とても刺激が強い本でした。ムチを入れられた気分です。
刺激を受けて、この本に記載のベゾス愛読本だか推奨本だかから、読んでなかった何冊か読みました。まず
『日の名残り 』
最近は、ほとんど小説はよまないので、久しぶりの小説でした。つぎに
『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』
経営本ですが、物語形式です。私は、論述形式のほうが読みやすいです。
『私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ 』
エネルギーに満ちている経営者の話です。
『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき 』
気になっていた本でしたが、ベゾスの本に出ていたので、今年の夏休みの課題図書としました。このあと読んだジョブズの伝記中で東芝から小型HDDを見せられIPODにつながったエピソードが、この本をふまえるととても面白く思いました
課題図書のもう1冊は(ここ以降は、ベゾスの本の推奨から離れます)
『エクセレント・カンパニー』
有名な本なので読んでおこうと思ったのですがマッキンゼーの営業用の本?
分厚いけど読みやすく、それなりに面白かったです。
あとは、
『スティーブ・ジョブズ I』
『スティーブ・ジョブズ II 』
デタラメぶりがとても面白かったです。
成功者が人格者であることを願う方々には
「お気持ちは分かりますが」と言うしかないですね。
ベゾスにしろジョブズにしろ、さらにマービン・バウワーにしろ
成し遂げることに対する信念・こだわり
が強いから、人の機嫌を損ねることを気にせず怒りまくり
最終的に大きなことを成し遂げるのだと思います。
自分の甘さを痛感します。
ビジネス書が続きましたが、それ以外も少しは読んでいます。
『
遠野物語』
いつかは読もうと思ってました。言葉遣いが古いですが、意外に読みやすい。
現代社会の病理とでも言いたくなることの多くは、昔から田舎の人間社会で起きていたようです。
様々な種類の人さらい、がいたようです。
『
ファウスト』
これも、いつか読まなきゃと思っていました。
でも詩も戯曲も苦手なので、なんだかよく分かりませんでした。
『
逆説の日本史〈12〉近世暁光編』
10年以上前に、PDAのクリエを使っていた頃
電子書籍のはしりで、クリエで読んでいたシリーズです。
キンドルで久しぶりに買ってみました。
エネルギーが少なくても読めるので、気楽です。
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10月 27th, 2014
事務所のもろもろのデータを分析するのが私の大きな仕事のひとつです。
データをみて直感的に何か判断するだけでは心許ないので、
何とか統計学を理解しようと、何度となく挑戦し、いやになってやめて
をかなり繰り返してきましたが、わずかではありますが、分かってきたこともあります。
それにしても、統計の本を書く人は不親切で、
いくつかの平均データ、たとえば去年と今年の各月の相談数のデータがあって
その差に統計的に意味があるのか?とか
離婚の法律相談と、交通事故の相談について
実際に依頼になった件数の割合(業界用語で受任率と言われる)
の差に統計的に意味があるのか?とかいった
まっさきに知りたくなるような基本的な処理について、
エクセルでどのような式を書けばよいのか、簡単に書いている本はなかなかありません。
はじめはネットで調べてピンと来なくて、
大きな本やで何冊かみて、一番わかりやすそうなのを買っても結局駄目で
もう1冊買って、なんとか分かりました。
でも、結局、ドラッカーのいうとおり、統計的に意味がある差が把握できた
時点では、すでに出来事は過去のものになっていて、あまり役に立たないということも実感できます。
法律事務所とは関係ないですが、プロ野球の打率でみると、
1シーズン500打数程度のデータでは、3割3分も、2割8分も統計的に意味がある差はないようです。
でも、シーズン途中でどちらの打者を使うかといえば、
統計的には差がないからクジで決めようとはならずに、やはり3割3分の打者を使うのだろうと思います。
実際業務上のデータをみていても、こういう事態に直面するのですが、
いろいろ分析をしていると、思わぬことに気づくこともあるので、
参考にしたり、決断のあとおし程度にはなります。
何より、統計が分かっている人には、もっと何かわかるのではないか?
という疑念にさいなまれずにすむというのが一番のメリットかもしれません。
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9月 12th, 2014
スワローズの次期監督として真中の名前が報道されています。
なんだか暗黒時代まっしぐらな感じです。
確かに,真中はたいしたもんです。
昨年の2軍での優勝,今年の強力打線の形成。
でも,リーグでダントツの攻撃力があるのに,なぜ最下位なのか
真中を監督にするというのは,その点についての思慮がまったくないような気がします。
今年の攻撃陣については,想定される中で最高といえる活躍です。
私は,開幕時に今年勝ち目があるとしたら,打って打って打ちまくるしかないと思いました。
でも,打って打って打ちまくりましたが,結局最下位です。
原因は,明らかです。
守備です。
ここ最近の順位低下の傾向をみれば明らかです
小川監監督で強かったのは2010年と2011年です。
センター青木,サード宮本,セカンド田中
はリーグを代表する守備上手でした。
そして,2012年から青木がいなくなり,大分弱くなりました
(青木の打撃面ではミレッジが形式上埋めているはずです)
2013年から,宮本と田中もレギュラーからはずれました。
守備がうまいといえる選手はレギュラーにひとりもいません。
連続最下位です。
野村監督時代は
終盤の守備固めだけのために,馬場とか佐藤真一とか
を他球団から連れてきました。
今のヤクルトが他球団から好んで連れてくるのは,守備は下手だが複数ポジション守れる人です。
また野村時代,2軍で抜群の打撃成績を上げていて将来性抜群の岩村を
守備が不安定という理由で1軍で起用しませんでした。
今年の山田の大活躍はうれしいですが,岩村デビュー時と考え方の違いも気になります。
今年,打撃が強いのに,チームが弱いのは何故なのか。
守備練習の時間を削って打撃練習をしていたのではないか?
そのような時間配分を主導したのは真中なのではないか?
来期に必要なのは,山田や川端等の成長余地のある選手に猛烈な守備特訓をし
成果がでなければ,いくら打ってもレギュラーから外すような監督なのではないかと思います。
投手に人材がいないのではなく,守備が下手だから投手陣が崩壊しているという前提で
改革してもらいたいものです。
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8月 24th, 2014
最近は、ほとんどクールビズが定着しました。
これだけ暑ければ、当然といえます。
あのかっこ悪さには、どうにも気乗りしないのですが、
我が家の熱だまりゾーンである玄関で、ネクタイが吐き気を誘発した日から
9月いっぱいくらいまで、クールビズですごします。
数年前、無様さを緩和するアイディアとして
パナマハットを併用することにしました。
とはいえ、帽子をとった室内では元の木阿弥ですし、
帽子をかぶっていても、抜本的な問題解決にはなりません。
そのような中、さらに別に考えが浮かんでおりました。
ただ、この考えを実現するためには、ワイシャツを特注する必要があります。
そこまでするか、というという悩みがありました。
今年は思い切って、いつもスーツやワイシャツの作成を依頼している服屋に
その考えを伝えました。
その後、色々と試行錯誤をしてくれたようで、私の考えが実現したワイシャツが完成しました。
うまくいくとは限らなかったので、今年は1着です。
その日以外は相変わらずの旧態型クールビスですが、新型の日は気分よくすごせます。
来年は、何着も作ってみようともくろんでいます。
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