なんで?

7月 2nd, 2015
スワローズは、久しぶりに首位に立ちました。
一時は、もう駄目かと思っていましたが、粘っています。

今年のセリーグは、交流戦で負けまくって、貯金無しなのに首位という変な状況です。
でも、ヤクルトはこういうおかしい年に強いのです。
小川ヤクルトが優勝しかけたときは、統一球でボールが全く飛ばなくなって野球の質が変わった年。
前回優勝したときは、勝率ではなく勝利数で順位を決める方式のため、勝率が良いのに試合数が少ないチームが下位に表示されることになった(そのためヤクルトは隠れ一位という状況だった)年でした。
その意味では、期待がもてます。

それはそれとして、びっくりなのは畠山がオールスターに選ばれなかったことです。
現在ホームランと打点のセリーグ二冠王。
山田が追いついてきたとはいえ、結構差をつけての堂々の二冠王です。
どうみても、セリーグオールスターの四番を打つべき選手です。

畠山は「もう二度とオールスターには出ない」というくらい、ふて腐れてもしょうがないでしょう。
この成績で選ばれないなんて考えもしなかったと思います。

でも、何で選ばれなかったのでしょうか?
穏当な見方としては、ヤクルトの野手が他に川端、山田、雄平、中村と4人も選ばれているので、チームバランス上泣く泣く、ということでしょうか?
でも、もっとうがった見方もしたくなります。
雄平は、成績が伴っていませんが、選手間投票で選出されました。
雄平は畠山に気まずいし、畠山も面白くない。
意外にも強いヤクルトの主力2名、ファーストとライトの間に隙間風を吹かせて・・・。

なんとも不思議なオールスターの人選でした。
畠山は三冠王でもとって、見返してください。



リナックス

6月 28th, 2015
パソコン一般に対して苦手意識はないのですが、コマンドについてはブラックボックスでした。
パソコンの問題対策をしていても、コマンドプロンプトを呼び出してとなると、その対策はやめておこうとなりがちです。
また、事務所のルーターをNTTの業者が色々操作している際に、コマンドを打ち込んでいるのですが、それも何をしているのかよくわかりません。

例年、大学時代の友人とスキーに行きます。彼はIT系の学者で、大学入学時(この頃はウィンドウズもない)から尋常でなくコンピュータに詳しいと聞いていました。
そんなわけで、スキーの行き帰りの雑談で、色々コンピューターについて分からないことを教えてもらうのですが、今年はコマンド入力がどうにも、なんて話もしました。
そうしたところ、最近は仮想化技術が進化しているのでウィンドウズに簡単にリナックスを入れることができて、そこで練習できるとのことでした。

そこで、調べて試してみたところ、ウィンドウズに仮想化ソフトを入れて、そこにCentOSというリナックスOSを入れることは簡単でした。
本を買ってきて色々練習してみてますが、奥は深そうとはいえ、それほど苦手意識を持つほどのものでもない気がしてきました。
何と言ってもOSが無料というのは、かなり気楽です。既に現役を引退しているノートPCにとりあえずインストールをしてみたり、仮想化ソフトの上に2つインストールしてみたり、うまくいかなければ削除したり。

最近は知能の老化も気になっていますが、まだ新しいことを学ぶ分には大丈夫そうです。

逆風慣れ

5月 19th, 2015
法科大学院の入学者が過去最低とのことです。
今回の司法改革を成功というのはなかなか難しいし,これ以上の失敗した制度改革を探すのも難しいだろうと思います。でも,どんな制度でも壊滅的な破壊が,自然界における撹乱(山火事等)と同様に,長期的に見ると有用なのだろうとも思うので,それはそれで長期的な視野も必要なのかも知れません。

いずれにしろ,弁護士業界は,私が弁護士を目指した頃の「とりあえず弁護士資格をとっておけば安泰」というものでは全くなくなっています。社会にとって司法改革が成功かどうかは別として,少なくとも個人の目論みとしては完全に計算がはずれました。

でも実を言うと,この手のことは,私にとって3度目の出来事です。

私は大学生の頃は,哲学者になろうと思っていました。ところが,その矢先に,大学の制度改革のようなものがあって,教養課程の大幅な縮小が行われたようです。そして,それまでは,各大学とも教養課程のために哲学の先生が必要だったのですが,要らなくなってしまい,失職しているようだなんて状況になりました。そしてただでさえ少なくなった職を,失職した人と博士課程を出た人でとりあうような状況になっているとの話でした。なので,博士をでても仕事はないよ,となってしまったのです。
実はもともと哲学者なんていう職はなくって,基本的には哲学文献研究者になるしかない世界です。逆風の業界状況の中で,自分は哲学文献研究者でなく哲学者だなんて言っていても,生活費を稼げるあてはほとんどなく,別の道を考えることにしました。

そこで就職です。もともと哲学者になるなんて大風呂敷を広げた後の進路ですから,なかなかポジティブな動機付けもみつからないまま,あまりハードに働くのも嫌だし,でも給料もそれなりに欲しいなんてみつけたのが信託銀行です。ところが,信託銀行も金融ビッグバンだなんだで,それまでの存続の基盤であった規制が撤廃された上に,入社直後にはさらに多量の不良債権が隠されていたことが判明したりで,もうどうにもなりません。逆風に立ち向かって何とかしてくれようぞ,なんて新入社員が考えるような場ではないですし,根本的にサラリーマンになじめない性格的欠陥の諸々も気づかされて,撤収です。

そんな次第でしたので,司法試験に合格した後の司法修習中に,司法制度改革によって弁護士を大幅増員するという話をきいたときは,「またかよ」という気分でした。でも,さすがにもう逃げていてもしょうがないなあ,とハラをくくることが出来たのではないかと思います。

撹乱後の業界が,撹乱前よりも大幅によくなる上で,当事務所が重要な役割を果たしていくことができれば,と思っています。

アマゾン対抗

5月 9th, 2015
生活の中にアマゾンが、どんどん入り込んでいきます。
本やデジタルなものだけでなく、日用品の類までアマゾンで注文するようになってきています。
とはいえ、何でもアマゾンとなるのもいかがなものか、という怖さも感じます。

そんなわけで、たまに楽天でも買おうとするのですが、どうにも私にとっては購入目的物を探すのは困難だし、購入後も色々DMを避けるためにチェックをはずしたりと、なかなか気持ちに応えてはくれません。

ところが、最近意外な対抗馬が登場しています。ヨドバシドットコムです。
いつの間にか、デジタルなものだけでなく、本や日用品まで取り扱っています。
目的物を探すストレスは全くないし、アマゾンより安かったり早かったりすることも多いです。

正直、ヨドバシドットコムが、何故アマゾンに対抗できているのか不思議な気もします。
でもアマゾン集中に怖さを感じるのは買う側だけでなく、メーカーや運搬業者も同じでしょうから、影ながら応援しているのかもしれません。

何はともあれ、便利な世の中に感謝です。

醤油イノベーション

5月 8th, 2015
日本人の食卓に醤油は欠かせません。
ところが、見た目は同じで味もほとんど同じ醤油でも原材料は色々で、大豆でなく脱脂加工なんとかが使われていたり、多少値の張る醤油でもアルコールが入っているなんていうのは当たり前です。
それでも、多少はよい醤油のほうがうまいのかな、なんて考えて一点豪華主義的によい醤油を買ってみたりして、うまい気になって満悦してみたり、すっかり忘れて適当に使ったりしていました。

ところが、何年か前から事態が大きく動き出しました。真空パック的な容器の登場です。これは、明らかに違う気がします。目隠しされて試されても分かるのではないかという気もします。もう今までに醤油に戻れないと思っていたところ、思わぬ事態がおこりました。いつも買っていたアルコール等の余計なものが原材料に入っていない真空パックバージョンのキッコーマンの醤油が店頭から消えてしまったのです。アマゾンで探してもありません。アルコールが入っているものはキッコーマンでもそれ以外の会社でもあるのですが、アルコール無添加(つまり大豆を発酵させてアルコール化させている)の真空パック的なものがないのです。正直、アルコール添加とそうでないものを目隠しされて区別できる自信はないのですが、「うまい」という気分に水をさされるようでイマイチです。

しかし、ようやく復活しました。この空白期間が何を意味するのか、品薄なのか、何か問題があって出荷見合わせなのか(実は自宅やアマゾンで見当たらない時期でも、長野県のスーパーでは売っていたこともあった)よく分かりませんが、ようやく気分よく醤油が利用できるようになりました。

ただ、この醤油イノベーションには一つ問題があります。醤油注しです。せっかく空気にふれさせないで鮮度を保っているのに、醤油注しに入れっぱなしにしては意味がありません。とはいえ、常に醤油のパックをドンと食卓に置いてよいかは場合によりけり、気分によりけりです。食事ごとに、使用しそうな分だけ醤油注しにいれるというのも手かもしれませんが、無駄になった分を捨てることになりそうだし(まあ、刺身や寿司では当たり前ですが)、悩ましいところです。

東京事務所OPEN

4月 28th, 2015
マイタウン法律事務所の5つめの事務所として,東京事務所を開設しました。
今までの地域密着,住宅街開設とは一転,東京丸の内に事務所を開設しました。
場所はこちら

というのは,個人法務のリーディングファームとして,神奈川県の住宅街の事務所で蓄積したノウハウを,より広い地域の方に提供するのに便利な場所に開設したかったからです。
東京のみならず,千葉や埼玉にお住まいの方も,当事務所の質の高い個人法務のサービスをご希望の方は,東京事務所をご利用下さい。

なお,東京事務所での法律相談は,当面,柏木弁護士と,藤澤弁護士が担当します。

なぜか投手王国

4月 9th, 2015
プロ野球が開幕しています。
スワローズには不思議な現象がおきています。

昨年はとにかく打線は強いが,投手がからっきしというチームでしたが,今年はここまでダントツの投手力を誇っています。
なんと,開幕から11試合連続で3失点以下というのは,セリーグ記録だそうです。補強したとはいえ,このような変貌は想像ができませんでした。

今後はそれなりに打たれるとは思うのですが,たまたまだけでは,セリーグ記録は作れない。少なくとも昨年時点では11試合連続5失点以上等の記録を作ることはあっても,その逆は考えられない状況でしたので,何かが変ったと期待したくなります。

一番の要因候補は,ショートの大引の加入だと思います。やはりショートがしまるとこれだけ,投手力がかわるのかと思います。ショートがよくなる→サード川端とセカンド山田の負担が軽くなり,それぞれの守備が安定する。内野守備全体が安定する。二線級のピッチャーがぎりぎり失点せずにとどまれるようになり中継ぎが安定する。先発が6回持てば十分ということになり,まあまあレベルでも先発の役割をこなせるようになる。という好循環が生まれたのかなあと思います。

その他,成瀬や新外人の加入等の補強は,他の投手まで安定している説明にはなりませんし,杉浦や石山の成長も同様です。一斉に皆がよくなった理由として,他に考えられるのは,投手コーチの力量ですが,高津コーチが昨年に比べて何か新しくやってようにはみえません。あとは,真中マジックでしょうか?二軍監督をやれば優勝させ,一軍打撃コーチをやれば最強打線を築き上げ,指導者としての何かをもっているかもしれない真中監督が,今回も何かをしたのかもしれません。

ここ数年は途中まで勝っていても,5点くらい差をつけていないと結局負けてしまうことが多く,不愉快きわまりなかったのですが,今年はそういうことは減ってくれるとよいです。

デジタルカメラ

4月 8th, 2015
久しぶりにデジタルカメラを買いました。
過去の子供の写真を見直していると,デジタルカメラやビデオカメラを新調した直後は密度が高くなっています。
特に,何かの行事等の記録ではなく,何気ない日常の場面のものが多くなります。
やはり,何気ない日常の記録を残すための費用として,カメラ類の新調は必要なようです。

コンパクトで高級気味なデジタルカメラは,いままでもいくつか購入してきましたが,操作性の悪さが気になっていました。
つまるところ,多機能にする→一眼レフカメラのような機能を盛り込む→フィルム時代の操作性を踏襲する。
というパターンが原因のようです。

そのため,絞りとかシャッタースピードのような,どうでもよいものの操作性がよくなっています。
確かに,フィルム時代では,その調整が肝でしょうから,それらの調整が即座にできることに合理性はあります。
でも,センサーがそれほど大きくないデジタルカメラで,背景のボケ具合の調整はあまり意味のある問題ではありません。
高級機は多少センサーが大きくなってきているとはいえ,レンズが広角気味である以上,結局同じです。
ましてや,シャッタースピードが問題となるような写真をとる状況は,さらにまれでしょう。

そんなことよりも,デジタルカメラであれば,まずはホワイトバランスでしょうし,ISO感度やフィルムモードのようなものの選択のほうがはるかに結果を左右します。露出関係では,露出補正だけ簡単にできれば十分です。
これらが,容易に変更できてほしいのですが,一部の操作性がよくなるのがせいぜいです。

もっとも,マーケットの要望を考えれば,高級気味なデジタルカメラの購買層のうち,フィルムカメラにノスタルジーを感じる層が多くを占めるので,フィルム時代の操作性を踏襲することに合理性があります。また撮影後にパソコンで色々いじる人にとっては後から修正できない露出関係を撮影時に操作することは重要ともいえます。ですから,改善の見込みはないだろうと思っていました。

ところが今回購入したものは,多くのボタンやダイヤル類の変更ができるようです。これは,たすかります。
まあ,一番上のよいところに,オートとかPとかAとかSとかいうダイヤルがついていて,これを変更できないのは相変わらずですが(このダイヤルを頻繁に変更する人はどれほどいるのでしょうか。2人兼用の場合は多少便利かもということ?)


ただ,気にすべき設定項目が4つも5つもあると,たいていどこか忘れてしまいますので,便利さというのも難しいものです。

電子ノート

3月 17th, 2015
定期的に,東大がどうの等と枕詞をつけて,ノートの書き方についての本がでます。
世の中には,ノートの書き方に悩んでいる人が多いと言うことなのでしょう。

私は,ノートを書けと言われて悩まされたことは多々ありますが,ノートの書き方に悩んだことはないので,この手の本に人が何を求めているのかはよく分かりません。
お利口さんは素晴らしきノートを作るのか,ノートはバカがとるものなのか,永遠の課題といえましょう。

それはともあれ,白黒電子機器好きの私は,ソニーのデジタルペーパーDPT-S1なるものを購入してみました。
なんと言っても素晴らしいのは,画面が大きいこと,そしてすごく軽いこと。
特に軽さについては,図体を考えると,びっくりします。

反面で,手書き機能については,もう一歩というところです。
シャープの電子ノートののほうがはるかに書きやすいです。

またPDF閲覧もページ数あるものをパラパラということは,遅すぎできないです。
これは,IPAD+GoodReaderの組み合わせには遠く及びません。

さらに,全体に作り込みが甘いのか,ふと持ち上げようとつかむと,そこがボタンになっていて画面が変ってしまう。その上,元に戻すのも動作が遅いのでイライラさせられる。
という具合で,それなりにストレスがあります。

と文句も色々ありますが,実はそれなりに役に立っています。
まず,電話相談。
今までは,相談が入ると,相談表の紙を手に入れて,相談時に書き込んで,終わったら事務スタッフに渡してPDF化して,としていました。
これが,手元のデジタルペーパーを相談表にして,終わったらUSBつないで,PDFで作成されている相談票を所定の場所に保存
とペーパーレス化実現。
また,起案や契約書のチェックも今まで紙で印刷して見ていたのを,デジタルペーパー上でチェック。
これは,IPADでは画面が小さいし手書きで書込みがいまいちなので,あきらめていたことです。
そんな具合で,大分,紙の使用量が減った気がします。
さらに洗練していって欲しいところですが,値段設定からして,やる気がなさそうなので,期待せずに待つということでしょう。

弁護士登録当初から紙の手帳ではなく電子手帳を利用し,今も紙での手書きをできる限りなくしたいと悪戦苦闘しています。
これも,ノートを書くのがイヤだったことの反動なのかも知れません。

ほや

3月 12th, 2015
8年程前に,青森県を旅行した際,土産店かどこかで,ほやをパッケージに入れて,スナックのように食べられるものを買いました。
それが,随分とおいしくて,東北物産展のようなものがあるとのぞいていましたが,売っていませんでした。
何年か前に,ネットで買えないかと思いついて,調べてみましたが,それも駄目でした。
そのためだけに旅行に行ったり,人に購入を頼む程のものでもないのですが,何となく気になっていました。

つい先日,ダメ元で再度ネット検索しみると,売っていました。パッケージの色や,「海のパイナップル」というキャッチフレーズに記憶があるので,以前買ったものと同じものがまだあるようです。
これです。


早速購入し,久しぶりに味わいました。
世の中便利になったものです。