憲法改正

7月 28th, 2016
参議院選挙の結果として憲法改正ということに現実味がでてきました。

いざ,国民投票となったときに,多少はしっかり考えをもてるように,諸外国の憲法でも勉強してみようかなという気になってきました。

憲法改正自体は,どんな改正でも反対という人もいるのかもしれませんが,どのような改正をするか次第ということで,賛否の意見も異なるのだろうと思います。

そして,その改正の意味自体,法律家がそれなりに冷静に説明してくことはその社会的な役割です。ただ,現状の弁護士会とか日弁連は政治性が強すぎて冷静な説明を期待することは困難と思われます。

自民党の憲法改正草案をみると,確かに今の憲法論を学んで来た法律家はギョッとするような内容もあります。でも,それがファシズムまっしぐらな内容なのか,諸外国の憲法にもある普通の条項なのかといったあたりについて感触をつかむことができたら,このブログの中で解説することができればと思っています。

感情偏差値

6月 22nd, 2016
人工知能の囲碁がかなり強くなったとのことで、
人間の仕事がなくなる、人工知能に支配される
等、色々な話がぶり返しています。
実際、人工知能が発達した場合どうなるかはわかりません。ただ、人工知能には無理そうなこと、を予測させる話があります。
別の本での「また読み」なのでやや不正確なのですが、ダマシオという方によると、
脳の一部が失われて感情を失ったが知能は失われていない人は、ほとんど何も決めることができなくなった
とのことです。
感情がなく徹底的に理性的な人は、分析はできても何も決めることができない、のかも。ということです。

人間が何かを合理的に決断するというのは、
合理的な分析の結果、結論がでるのではなく、
気分が高まってある種の結論がでて、それを合理化する理屈が生まれ、その上で合理的に結論を出した気になるということ,
かもしれません。
人から尊敬・同情を得たいとか(「そんな決断をした自分が好き」とか)、憎しみが高まって嫌がらせをしたいという感情がなければ、何も決められないのかもしれません。

そんなわけで、どんなに頭がよくても感情がない人工知能は,
何も決めることができない存在になるか、
人工知能内で適当にサイコロでもふってでた結論について、もっともらしく理由をつけて決断したようにふるまうしかなく、
結局、何かを決めるような作業はできないかもしれません。

機械が登場することによって、産業革命以前にはとても大事だった肉体的なパワフルさは人間の価値にとって重要性を失いました。代わりに、知能の高さが重要性を持ってきました。
人工知能が登場することによって、知能も肉体的なパワフルさと同じ運命になり、次に主役の座につくのは感情の強さになるかもしれません。

 

『男の離婚術』増刷です。

5月 31st, 2016
弁護士が男の側から書いた当事務所著の『男の離婚術』(講談社)が,増刷になり第二版がでています。

他の離婚に関する本にない内容が多く記載されています。
つまり当事務所の弁護士が色々調べ物をして書いたのではなく,当事務所の弁護士が自分の経験に基づいて書き上げた本です。

かなり頑張って作り上げた本です。多くの方が読んでくださっているようで,なによりです。

B型肝炎給付金 期限が延長されます。

5月 14th, 2016
B型肝炎給付金は,もともとは来年1月12日まででした。
期間の延長法案が国会で審議されていましたが,5月13日に参議院でも可決され,さらに5年間,延長されることになりました。

とはいえ,発症から20年経過してしまうと,金額が大幅に低くなってしまうこともありますので,早めに請求するにこしたことはありません。
ご自身が対象になる可能性がある方は,一度当事務所にご相談ください(電話相談可)。

 

apple pencil ホルダーはmagic tapeで

4月 18th, 2016
今まで,色々と手書きに対応したデジタルツールを試してきました。
15年近く前のザウルスからはじまって,最近ではシャープやソニーの電子ノートの類等。

ここにきて,ipadに専用のapple pencilが登場し,しかも9.7インチのipadでも使えるバージョンが発売されて,ほとんど妥協のない手書きツールが手に入りました。現在のところ,GoodNotesというアプリケーションで利用していますが,PDFへの書き込みもできるし,紙に手書きするより便利な機能もあるし,かなり満足しています。
ただし,一番の問題は,このapple pencilはipadにつけることができないということです。同じ悩みをかかえる人がいるようで,強引に下側につける器具も売っている(そして買ってみた)のですが,いまひとつです。
そこで,マジックテープの登場です。

applepencil magic tape

柔らかいほうをpencilに巻き付ける。
IMG_0463

チクチクするほうを本体に貼る。作業時間は10秒くらい?

 
IMG_0462

くっつけたところ

 
IMG_0461

 
美観的には,もう少し角のあたりをまるめたり,又は白いマジックテープを利用するなり,工夫の余地がありそうです。人によっては,いくら工夫しても許容範囲を超えている(特に,apple製品について深い愛情に基づいて人にみせてやりたい場合)ことはあるかもしれません。
でも,実用性は完璧に近いです。ほとんど,無意識に着脱できるし,カバンに無造作にいれておいても,はずれることはほとんどありません。

こういうのを利用するだけなので,同じお悩みをお持ちの方はどうぞ

 
 
 

富士山登山

4月 10th, 2016
高校2年生が富士山に登ろうとしたが救助要請とのことです。

思わず自分と重なって色々思い出しました。

実は,私も高校3年の9月に積雪した富士山に単独で登ってきたからです。

高校3年でいわゆる受験だったのですが,それまでまともに勉強習慣もなかった中,完全に毎日勉強するとへばるだろうと考えて,8日に1回の完全休養日(まったく勉強しない日)を作っていました。
で,8日に1回なので毎週休みになる曜日がずれていって,たまに日曜日が完全休養日になります。

このときの9月に日曜日が完全休養日になりました。
で,何をしようかと考えていたのですが,その年の正月に年賀状配達のバイトをして手に入れたマニュアルギア付の50ccバイクでどこかにいこうということまでは決まりました。

その中で,そういえば富士山にいってないなあ,富士山にでも行ってみようか。
いずれにしろメインはバイクツーリングですから,5合目まで行ければ,目的達成です。
あわよくば山頂という考えもありましたが,それはあくまで「あわよくば」で,もし5合目に来てどうしても登りたくなったときに必要な装備(雨具や防寒具,水筒,非常食等)は念のため持って行くことにしました。

で,当日,富士山に向かって,246をひた走る(原付なので高速は走れない)と,真っ白の富士山が現れます。えっもう雪が積もっている。前日までに把握した状況だと雪はないはずでしたが,どうやら初冠雪だったようです。その姿をみて,5合目であきらめようと腹を決めました。靴は運動靴でしたので,さすがに雪山は無理です。

さらにバイクで5合目に近づくとバイクの調子も悪くなります。あとで分かりましたが,酸欠だったようです。それでも,だましだまし,何とか5合目にたどり着きます。

みると雪があるといっても,数センチつもっているくらいで,道には雪はほとんどなさそうです。いけるところまでいくか。今日は天気はよいし,もし途中で道にもたっぷり雪がついていてこれ以上登れなければひきかえせばよい。はじめからあきらめたら,意気地のなさに後悔するに違いない。ということで,5合目から上を目指して歩き始めます。

で,多少のエイヤもありましたが,たしか2時間もかからずに山頂に到達しました。自分の冒険心に満足しながら,山頂剣が峰の富士山測候所に近づきます。ところが,測候所の上だか何かで外人が上半身裸で日光浴して寝っ転がっています。これにはさすがに驚きました。寒さに対する感覚が違うのか,この衝撃は未だに忘れられません。

そんなわけで,無事,家に戻ってきました。

なお,そんな私の感覚でも「さすがに4月は無理だろう」と思います。大学生の頃に5月にスキーをかついで富士山に登って滑り降りたことがありましたが,その頃は下からみるとほとんど雪がないようにみえますが,それでもかなり雪が残っています。

なにより私は高校では山岳部でしたので,高校生の中では登山経験が豊富でした。少なくとも本当に無謀な試みではなかったはずです。もっとも,翌日あたりに,山岳部の顧問から「勝俣,昨日,富士山にいなかったか」と突然言われて,「いるわけないじゃないですか」とごまかしました。当時,部として無届けの登山や単独登山は禁止ということになってましたので。しかし,なぜ,顧問も富士山にいたのか,偶然とはおそろしいものです。

今回が,どういった事情なのか知りませんが,富士山に無謀な挑戦をしてニュースになるのは外人ばかりだったので,少し「おっ」と思った次第です。でも,やはり4月は無謀だな。

「B型肝炎ウイルスキャリアですが,通院はしていません。でも,健康診断を受けているので(症状は無いので)大丈夫です」という方に言いたいこと。(後編)

4月 8th, 2016
前回の続きです。

健康診断を受けているから・症状が無いから,という方へ

前回書いたように,HBe抗原陰性の非活動性キャリア(すなわち症状が無い方)に,突然肝がんが発生するという事もあります。

確かに,症状が無い方と,慢性肝炎の方と,肝硬変の方を比べたら,肝硬変の方が最も肝がんの発生リスクは高いです。

しかし,実際には,肝硬変症に至る前に肝がんを発生する例は少なからずあり,特にB型肝炎ウイルスの場合には,正常に近い肝臓から肝がんが発生する場合もあり注意が必要とされています(参考文献2)。

実際に,私のお客様でも,肝硬変と診断されたことがない肝がんの患者さんが多くいらっしゃいます。
健康診断では,そのような肝がんが早期に発見されるとは,限らないのではないでしょうか。

また,症状がないから,という言葉には,とても心配にさせられます。
有名な言葉ですが,肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ,少々不具合が有っても症状が現れません。
症状があったら…たぶんそれは,慢性肝炎や軽度の肝硬変や,初期の肝がんでは無いような予感がしませんでしょうか。

専門医に通うと何をしてもらえるのか

血液検査(健康診断とは内容が一部異なります)に加え,肝がんの早期発見のため,腹部超音波検査を主体として,腫瘍マーカー測定や,場合によってはCT,MRI検査も行われることになると思われます(参考文献3)。
その結果として治療は不要だと判断されれば,特には薬が出ることも無いかと思います。

慢性肝炎の治療が必要と判断されると,多くは核酸アナログ製剤(特にエンテカビル)が投与されることになるかと思いますが,場合によりペグインターフェロンが用いられたリ,またそれらが併用されることもあります(参考文献2,4)。

なお治療が必要な場合には,治療費の助成についての案内が有ると思いますので,必ず申請をするようにして下さい。

いずれにしても,専門医が行う検査は,目的も,検査内容も,健康診断と違いそうなことをわかって頂けるとよいなと思います。

最後に

あまり怖いことを言うのも嫌ですし,実際多くの方は,何の症状が出ることも無く健康に過ごされています。
しかし,毎回毎回ちょっとうるさく言う事で,一人でも多くの方の肝がんを防げれば,言った甲斐があったなと思うのです。

ですので,私たちは症状が無い方の相談ももちろん受けます。でも,特に私に相談される方は,ちゃんと専門医療機関へ通院するようにして下さい。相談の際も,私は絶対これを言いますので。

もちろん私は,治療中の方からも,いろいろ治療のお話しを聞かせて頂くのが好きなので,お気軽にご相談いただきたいと思います。宜しくお願いします。



参考文献
1)沖田極・幕内雅敏編.2009.「インフォームドコンセントのための図説シリーズ 肝がん」医薬ジャーナル社.
2)熊田博光編.2012.「インフォームドコンセントのための図説シリーズ 肝炎ウイルス―B型・C型」医薬ジャーナル社.
3)日本肝臓学会編.2013.「肝癌診療ガイドライン 2013年版」<http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/examination_jp>(2016/4/5アクセス)
4)日本肝臓学会編.2015.「B型肝炎治療ガイドライン(第2.1版)」
<http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/hepatitis_b>(2016/4/5アクセス)

「B型肝炎ウイルスキャリアですが,通院はしていません。でも,健康診断を受けているので(症状は無いので)大丈夫です」という方に言いたいこと。(前編)

4月 6th, 2016
B型肝炎訴訟については,どの弁護士よりも掘り下げて考えたい柏木です。
表題のセリフは,症状のない方(無症候キャリアの方)と相談をすると,かなり高い確率で言われるものです。

弁護士の多くは,特に何も言わないかもしれませんし,中には症状が無いと報酬も低いので,依頼を断る人もいるなどと聞きますが,私が言いたい事はちょっと違います。
表題のセリフは,間違っていると思います。 
「肝疾患の専門医療機関に通院して,お医者様の指示に従って下さい。 (そしてそれから,給付金のことが気になったら私に聞いてください)」 
これが私が言いたいことなのですが,せっかくなので,もう少し説明をします。 
なお専門医療機関については,こちら等で,各都道府県毎の「肝疾患専門医療機関」をお調べ下さい。
肝炎情報センター
http://www.kanen.ncgm.go.jp/index.html
 
何のために通院するのか 
究極的には,肝がん(肝細胞がん)になるのを防ぐ,又は早期に発見することが目的だと思われます。
というのも,肝がんは大抵その発生原因が明らかであると言われており,その90%はC型肝炎ウイルスかB型肝炎ウイルスの持続感染が原因であると言われています(参考文献1)。

また,B型肝硬変からは年率1.2~8.1%で,慢性肝炎からは0.5~0.8%で,HBe抗原陰性の非活動性キャリアからは0.1~0.4%で肝がんが発生すると言われています(参考文献2)。

これをどうみるかは人それぞれかもしれませんが,間違いないのは,B型肝炎ウイルスキャリアの方は,それだけで肝がんになるリスクが高い集団に属しているという事なのです。 
(後編に続きます)

 
参考文献
1)沖田極・幕内雅敏編.2009.「インフォームドコンセントのための図説シリーズ 肝がん」医薬ジャーナル社.
2)熊田博光編.2012.「インフォームドコンセントのための図説シリーズ 肝炎ウイルス―B型・C型」医薬ジャーナル社.
3)日本肝臓学会編.2013.「肝癌診療ガイドライン 2013年版」<http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/examination_jp>(2016/4/5アクセス)
4)日本肝臓学会編.2015.「B型肝炎治療ガイドライン(第2.1版)」
<http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/hepatitis_b>(2016/4/5アクセス)

タレブ流野球論

3月 27th, 2016
以前から作ってみたかったシミュレーターをエクセルで作ってみました。

3分の1の確率でヒットを打つ好打者の打率は.333です。
でも,安定的に3回に1回ヒットを打つわけではなく,試合ごとに3打数3安打だったり,4打数無安打だったりします。4打数無安打だったりすると,今日は調子が悪かったとかいいますし,2試合続けてそういう状況だと不振の兆候とみられたりします。

でも,完全に偶然なサイコロだって,その程度のむらはあります。1から6の目が均一にでるのではなく,3ばかり続くこともあります。サイコロの調子がよかったり悪かったりするわけではなく,偶然のムラというのはそういうものです。

ということで,サイコロで1か2の目が出たらヒット,4から6の目がでたらアウトとして,大数の法則が働く程の超大量打席だと打率.333に収まる打者を想定します。そして,シーズン500打数程度にしたときに,ほぼ.333におさまるのか,かなりムラがでるのかは,サイコロをふって調べていけばわかります。

でも,サイコロ振ってメモをとるのも面倒なので,こういうことをシュミレートできる(当然,打率は.333以外も設定できる)簡単なプログラムを作ってみました。

シュミレート1
理論打率.300のバッターに500打数で10シーズンとりくんでもらうと
.250~.260 1シーズン
.260~.270 1シーズン
.280~.290 1シーズン
.300~.310 2シーズン
.300~.320 3シーズン
.330~.340  1シーズン
.350~.360  1シーズン
となりました(なお,もう一度プログラムを走らせると結果は変わります)。よい感じにムラができています。
つまり,500打席程度だと,完全に偶然のムラでも上記程度のばらつきが出るということです。
3割5分打ったバッターが翌年2割6分になれば,調子を落としただ,研究されて通用されなくなった,怪我の影響だとか色々と評論家もファンもいいますが,完全に偶然のムラでもこの程度の差はでるということです(ですから,ヤクルトの雄平の一昨年と昨年の成績の差も,ただの偶然の可能性が十分あります)。

仮にシーズンが1万打数あるとすると
シュミレート2
.290~.300 7シーズン
.300~.310 3シーズン
となり,理論上の打率3割周辺にまとまります。大数の法則により偶然のムラが大数の法則にしたがってなくなるということです。1万打席ある状況で打率3割5分から2割6分に落ちたら,偶然の影響ではなくてやはり調子を落としたなりなんなりの理由があるということです。

では昨年の首位打者,ヤクルトの川端が開幕から1ヶ月間,打率1割台に苦しんだとしたら偶然でしょうか,理由がありそうでしょうか?
理論打率.310の打者が80打数打つという想定で100回シュミレートすると
打率1割代になるのは2回だけでした。そうなると偶然というよりは,何か理由があるとみたほうがよいかもしれません。ただ,100回というのは,15シーズン分つまり現役生活分程度の数字ですが,現役生活中に2回くらいは偶然だけが理由でその程度の不振に苦しんでもおかしくないことになります。

では,打率4割の達成は本当に難しいのでしょうか?
通算打率でみるとトップでも.320です。でも通算打率は晩年の能力低下で多少下がりますので,ここで思い切って理論打率.330の打者に登場してもらいます。
毎シーズン500打数として1000シーズンがんばってもらいましたが,最高でも3割9分代が1回あるだけで,4割には一度も届きませんでした。やはり4割はかなり難しいようです。

というわけで,野球は数字が色々でて,それに基づいて色々と理屈を述べるのが楽しいですが,そのような理屈はデタラメのことも多くありそうです。打率が低いバッターを我慢して使っていると「監督に気に入られているから」なんて考えたくもなります。でも「打撃練習でふれているから」なんていう現場感覚に基づいた起用というのも合理性があるのかもしれません。

今年のスワローズは?

3月 22nd, 2016
プロ野球の開幕も近づいていきました。

昨年は,思わぬリーグ優勝でよい思いをできましたが,今年はどうでしょうか?
戦力を分析したところで,どうなるか分かるわけではありませんので,ジンクスに基づく分析をします。

昨年は色々と92年の優勝時との類似性を指摘されました。
そして92年も無敵を誇った西武に日本シリーズで敗れましたが,翌93年にその西武を破りました。
そうなると,今年,日本シリーズでソフトバンクに勝つには,93年と似たシーズンになってくれるのがよいということになります。

93年のスワローズといえば,①新人の伊藤智仁の大活躍,②ハウエルの大活躍(サヨナラ本塁打5本のシーズンダントツ記録達成),③高津臣吾の登場,④川崎憲次郎の復活と日本シリーズでの大活躍です。

というところで考えると,
①は原樹理がオープン戦でとてもよいので,いけそうです。
②は,バレンティンが元気でさえあれば,93年のハウエル並の何かをしてくれるかもしれません。
③日本人リリーフエースの確立・・・。秋吉も頑張ってますが,そこまで期待するのは,難しい気もします。誰かでてくるかなあ。
④これが一番の鍵です。由規か,村中か,が復活すれば。やはりソフトバンクに勝つには球威がある先発投手が必要です。

もっとも,現時点では,怪我人続出で,例年の駄目になるパターンが漂ってきていますが,何とか応援していきたいと思います。