Archive for the ‘プロ野球(ヤクルトスワローズ)’ Category
木曜日, 10月 10th, 2013
さて,今年もプロ野球が終わりました。
スワローズは,シーズン当初からすると,完全に予想外の最下位です。
なぜ,最下位になってしまったのでしょうか?
一番の原因は投手陣の崩壊です。
館山の故障は,まあしょうがない。
全く予想外に,新人小川が館山の代わりをつとめてくれました。
ですから,館山の故障はおいておきます。
なんと言ってもリリーフ陣の崩壊です。
例年,多少入れ替わりがあっても何とか持ちこたえていたのですが,
今年はリリーフ陣が完全に崩壊してしまいました。
中盤までそれなりの点差で勝っていても,
出てくるピッチャーがことごとく打たれて,
結局逆転負けというのが今年の典型パターンです。
それにともなって,なのか,無関係なのか分かりませんが,
先発陣も崩壊しました。
先発,リリーフあわせて,
村中,赤川,ロマン,石川,押本,バーネット,松岡
といった,まあ,そこそこ通用してもおかしくないはずの投手が
ことごとく,役目を果たせませんでした。
いったい何が原因なのでしょうか?
まずは,ボールの変化への対応があるような気がします。
一昨年に統一球に変わって,突然よくなったのが
赤川とバーネットです。
ともに,動く速球系,カットボールやツーシームが武器です。
統一球では,この手のピッチャーがよかったようです。
でも,今年,ひそかにボールが変わって,
赤川もバーネットも駄目になったような気がします。
そして,おそらく他の投手も,密かにかわったボールへの対応が
遅れた気がします。
(余談,打者についても,統一球に変わって全く打てなくなった飯原が
今期は終盤に復活してレギュラーに戻ってきました。
ボールの変化へのチームとしての対応が早ければ,
飯原復帰ももっと早かったかも知れません。)
あとはキャッチャーでしょうか?中村は頑張っていて期待していますが,
経験不足もありますし,やはりレギュラー捕手が固定できていないというのは
投手陣には見えないダメージがありそうです。
そして,ショート。一部の投手ではなくチームの投手の全体的な崩壊,
特に,そこそこのピッチャーがどの程度通用するかはチームの守備力によるところが
大きいと思います。
となると,要のショートが大事なのですが,どうも今年はショートの守備には
ストレスを感じました。
一番がっかりだったのは,二軍から荒木と山田がショート要員としてあがってきて
結局,守備が使い物にならなかったことです。
二軍では,守備の良いショートを育てる気がなかったのでしょうか?
今更ながら,鬼崎を西武にトレードにだしたことが悔やまれます
(余談 それにしても森岡はしぶとい。岩村が加入して,山田も成長し,川島慶三も復活となると
便利屋森岡の出番はほとんどなくなると思いましたが,結局,今年も109試合出場。この生命力には
おそれいります。やはり苦労人は違います)
そんなわけで,荒木投手コーチは退団です。
就任当初から,イムと松岡を中心にリリーフ3人を安定させて
ゲーム終盤を固め,それを利用して,やや不安定だった石川と館山を先発の柱に育て上げ
さらに村中や由規,赤川ら若い先発を育てていく,というあたりまでは手腕を発揮しましたが,
イムがおかしくなってから,すべてが崩壊してしまった感じです。
そこからの立て直しはかないませんでいた。
長期的に見て駄目コーチだったとは思いませんが,一旦,コーチを変えた方がよい状況です。
来年,尾花が一軍投手コーチに戻ってきてくれれば,おそらくヤクルトは優勝するでしょう。
選手の数はいますので,尾花の手腕が加われば,リーグ屈指の投手陣ということになっても何ら不思議ではありません。
でも,きっと巨人が手放しませんので,はかない望みです。
今,名前が挙がっているのは高津です。
高津には期待できると思います。
尾花もそうですが,現役時代,たいした球をもっていないのに
コントロールと,頭脳と度胸で実績をあげた投手は,
コーチとしては優れた能力を発揮する可能性が高いと思います。
そうなると高津は適任な気がします。
ということで,来年も期待はもてますので,
頑張って欲しいと思います。
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月曜日, 9月 9th, 2013
今シーズンは,このまま駄目そうです。
スワローズファンにとって,あとの楽しみは
小川の最多勝・新人王とバレンティンのタイトルです。
正直,バレンティンについては,あまり期待していませんでした。
打つときは手がつけられませんが,気が向かなくなると,さっぱりで,
こういうタイプに,長期契約なんてしてしまったら,
今までの長期契約助っ人同様,全く働かなくなると思っていました。
ところが,今年は手がつけられないままです。
ホームラン記録だけではありません。
現在,長打率は.814で,OPSは1.278
それぞれの歴代記録は
長打率が 1位バース(86年).777 2位落合(85年).763 3位王(74年).761
OPSが,1位王(74年)1.293 2位バース(86年)1.258 3位王(73年)1.255
という状況です。王,バース,落合の最高成績を超えそうな勢いです。
つまり,プロ野球史上,シーズンレベルでは最高の打者といってよい状況です。
そして,パリーグでは楽天の田中が開幕20連勝で,これまた
プロ野球史上,シーズンレベルでは最高の投手といってよい状況です。
ことしは,何の偶然か(偶然ではなく一流選手のメジャー流出の当然の結果かもしれませんが)
同時に,シーズンレベルでの最高の打者と投手が登場しているわけです。
そうするとバレンティンと田中の真剣勝負は,史上最高の対決になります。
田中はバレンティンから逃げないでしょうし,
バレンティンもフルスイングで応えるでしょう。
でも,これはかなわぬ夢です。
もうスワローズが日本シリーズに出ることは無理でしょう。
交流戦でも対戦はなかったようです。
来年,両者が日本に残り,しかも今年のような状況であれば
交流戦での対戦はありえますが,なかなかそうもいかないでしょう。
あまり,こういう誰対誰という対決には興味がなかったのですが,
今年,田中とバレンティンの勝負は是非見てみたかったです。
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日曜日, 8月 4th, 2013
今年のスワローズは
ほとんどチームが崩壊しているというような感じです。
新人の小川が投げる試合以外は、ほとんど勝てる気がしません。
しかも原因があまりない。
エースの館山の怪我は確かに大きいけど、
その穴は小川が埋めている。
ところが、それ以外の投手が全滅。
先発もリリーフも不思議なくらい全滅です。
なぜ、昨年まで、そこそこ通用していたピッチャーが
今年は全く通用しないのか、なんだかよく分かりません。
仮に、風変わりなコーチなり監督が来て
シーズンオフは一切練習禁止にする
という方針を出して、失敗した結果
チームが壊滅する。
今年の状況は、何かそれに近い
おかしなことが行われたかのようです。
なんにしろ、何故このようなことになってしまったのか
それを検証して、来年に向けて対策をとって欲しいものです。
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木曜日, 7月 11th, 2013
久しぶりにスワローズの話題です。
ようやく川端が戻ってきました。
今年の低迷を脱する最後の期待です。
強い小川ヤクルトの象徴のような選手です。
接戦で打ち勝つ,
つまり,同点打,勝越し打,逆転打が多い
それは,相手が好投手のときにしっかり打つ
これは,川端以外にも,畠山や外人2人もあてはまります。
昨年のセリーグのトップクラスの投手も対ヤクルトは防御率が悪く
この4人のうち,2人くらいに打ち込まれているのが原因でした。
でも,今年は畠山は絶不調,ミレッジもいまいち。
好調なのはバレンティンだけで,どうにもなりませんでした。
川端が,しっかり打ってくれれば,せめて5割復帰くらいは目標になりそうです。
そんななか,今年のスワローズファンの関心は
バレンティンがどこまで打つか
新人の小川がどこまで頑張れるか
につきつつありましたが,最近は山田が急成長して,少し楽しみが増えました。
バレンティンは,正直,あまり期待しておらず,長期契約をした時点で
もう駄目だと思いましたが,思っていたより真面目だったようで,
すごいパワーが炸裂しています。
いままで見てきた選手の中で,パワーはナンバーワンだと思います。
1試合3本塁打で,2本が場外なんて,こともありました。
現在,本塁打28本,2塁打9本,単打34本です。
ホームランと,単打の数があまり変わりません。
打率3割を超えている打者として異常な感じです。
ちなみに本塁打王を争うブランコは
本塁打27本,2塁打10本,単打51本ですから
いかにバレンティンの本塁打の率が高いか分かります。
どこまで好調が続くか分かりませんが,チーム低迷の中では,数少ない楽しみです。
新人の小川も,イロモノな感じでしたので,
せいぜい4勝くらいして,あとは駄目という
七條のようなパターンだと思っていましたが,
現在,最多勝。
世の中わからないものです。
さて,スワローズ低迷の原因ですが,
おそらくはコーチ陣の人選だと思います。
少し前に嫌な感じがしていたのですが,
そのカンがあたりました。
すべてスワローズOBで固めてしまっています。
これでは,緊張感がありません。
やはり外部の血は多少はないと,
伝統的なぬるま湯体質が,はびこってしまいます。
来年はなんとかしてもらいたいものです。
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月曜日, 5月 27th, 2013
今年は、伊勢神宮の式年遷宮とのことです。
それにしても、ヤクルトは低迷しています。
原因は、伊勢大明神の気がします。
思えば、小川監督がヤクルトの監督代行に就任してから
ヤクルトは急に強くなりました。
その主な原因は、打撃面での強化にあります。
小川監督代行の就任以後、面白いように点が入るようになりました。
昨年も巨人に大差を付けられての3位とはいえ、
得点力は巨人に引けをとりませんでした。
ところが、今年は、からっきしです。
実は、小川監督が代行に就任する直前、
低迷する打撃のてこ入れのために、
就任したのが、伊勢大明神こと
伊勢コーチです。
ところが、今年になって、何故か
一軍コーチからはずれて、
一軍と二軍を巡回する形で、
ベンチからはずれました。
そのとたんに、この打撃の低迷。
うーん。強くなったのは、小川監督のおかげかと思っていましたが、
実は、すべては伊勢コーチのおかげだったのか。
もどせるなら、もどしてもらいたいものです。
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月曜日, 4月 8th, 2013
プロ野球が開幕しました。
そして、今年もスワローズは
故障、故障です。
開幕早々、中軸の川端とバレンティンが欠けています。
まもなく、由規は今季絶望との報道が入り、
館山も手術で今季絶望。
相川も、怪我だそうです。
巨人でいえば、阿部と坂本と内海と杉内が欠けたという
ような状況で、これだけ欠ければ
弱くなるだろうけど、さすがにそこまで故障はないだろう。
というレベルで、スワローズは故障者続出です。
ただでさえ、すでに他球団が既に巨人を独走させていて
巨人を止められそうなのは、昨年ほぼ互角の戦いをしている
ヤクルトと中日だけだろうけど、
中日は既に弱体化しているようだし
スワローズまで、このザマでは、
巨人が、プロ野球史上、空前の独走をしかねません。
とはいえ、小川スワローズは、主力の怪我を機に
若手が色々活躍するので、それはそれで楽しみです。
去年も、相川・川本の両捕手故障の間隙を縫って
中村が登場して、正捕手の座をつかみつつあります。
今年も、相川が怪我で、川本は既にトレード
(幸い、ロッテでレギュラーになりつつあるようです)。
そうなると、中村以上の素材とも言われる西田捕手にも
チャンスが回ってきます。
まあ、チャンスをつかもうと必死な若手のパワー
+復活に必死の岩村パワー
で、何とか巨人についていって欲しいものです。
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月曜日, 2月 25th, 2013
オープン戦が始まり,
ようやく野球の季節になってきました。
小川監督になって以来,
ヤクルトファンは,優勝欲が高まっています。
1年目の途中就任からの快進撃(就任後の勝率ではリーグ1位)
2年目は,夏までに独走態勢から,まさかの失速で2位。
という状況でしたから,3年目は当然優勝と思っていたら
3年目の昨年は,低迷し3位。
このまま,優勝できそうでできないチームのままか,
それとも,黄金時代を築けるのかは,今期にかかっています。
打線は,昨年も問題はありませんでした。
得点能力は巨人とほとんど同じ。
失点がヤクルトのほうが多く,
つまりヤクルトの方が競り合いの中で,得点を挙げていることを考えると
実際の得点能力は,巨人より上だったかもしれません。
これに岩村が加わり,雄平,上田,松井淳,比屋根等の伸び盛りの若手の誰かが
飛躍的に成長してくれるでしょう。
うまくすれば
1番 ミレッジ .300 20本
2番 田中 .290 6本
3番 雄平 .310 8本
4番 畠山 .280 25本
5番 川端 .310 10本
6番 バレンティン .265 40本
7番 岩村 .290 15本
8番 中村 .260 5本
という位の,巨人も真っ青の強力打線になるかもしれません。
とはいえ,外人の両方がダメになったり,
川端と畠山の両方が,本来の勝負強さを失うと,
チャンスは作っても得点できないという,昔の状況に戻ってしまうので,
まあ,分からないもんですが。
問題は,投手です。
先発の人数は,十分にいます。
でも,現代の野球ですから,リリーフがしっかりしていないと
勝ちきれない先発が大半です。
そんなわけで,松岡の復活がとても大事です。
松岡が復活し,バーネットが昨年程度であれば,
あと誰か一人,勝ちパターンの中継ぎに食い込んでくれれば
どうにかなると思われます。
今年の優勝の鍵は,松岡の復活です。
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土曜日, 12月 15th, 2012
岩村がヤクルトに戻ってきました。
岩村は、数字だけで言えば、スワローズ史上、
最高の日本人プレーヤーと言ってよいほどです。
特に
2004年 打率.300 本塁打44本
2005年 打率.319 本塁打30本
2006年 打率.311 本塁打32本
の3年間は、優良助っ人外人だって、
ここまで安定したハイレベルの数字は挙げられないレベルです。
しかも、この3年間サードでゴールデングラブですから、
かなりの総合力です。
でも、同時代に古田が現役だったので、
ヤクルトといえば、岩村という時期はなかったこと
(このあたりが青木と違う)
タイトルをとっていないこと
(このあたりが若松、古田、広沢と違う)
から、やや、地味なイメージです。
メジャーから戻ってきた2年前は、
まだ宮本も元気だしメジャー風吹かせた
岩村がヤクルトに入ってサードのポジション争いになったら
かえって雰囲気おかしくなるんじゃないか?
戦力的には魅力だけど、来なくてよいかも?
と思っていて、楽天入りが決まったときは、少しほっとしました。
でも、今回は楽天で全然駄目で、
かなり必死になっている状況でのヤクルト復帰です。
また、宮本も、もう休み休みでしか出場できません。
今回の加入は、心から歓迎したいと思っています。
ボールも変わったし、以前のようなバッティングはできないかもしれません。
でも、怪我が完治して、守備固めだけでも出てくれれば、
かなり頼もしいと思います。
来年は、あまり新戦力の楽しみがないなかで、
岩村が復活できるかは、大きな楽しみです。
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火曜日, 11月 20th, 2012
今年のベストナインが選ばれました。
スワローズからは、田中浩康とバレンティンです。
田中浩康は、今シーズン、打撃面はそれほどよくなかった気がしますが、
ほかにセカンドがいないので、という面もあったのだと思います。
とはいえ、ゴールデングラブとの2冠で、
堂々たるセリーグNO.1セカンドです。
WBCはセカンドが人材不足なんて言っていますので、
是非、田中浩康を選んで欲しいと思います。
打撃自体は、ちょっと物足りないかもしれませんが、
なんといってもレギュラーとってからの6シーズンのうち
4シーズンでセリーグのバント王です。
このような小技上手の選手がひとり加わる価値は大きいでしょう。
そして、バレンティン。
同じくスワローズのミレッジを1票差でかわしての
ベストナインのようです。
ヤクルトには珍しい、気まぐれ・不真面目外人ですが、
その素質的能力は、ずば抜けています。
おそらく、改心して真面目になったら、
メジャーでホームラン王になってもおかしくないでしょう。
今年も、史上初の規定打席未満でのホームラン王です。
いわゆる外人助っ人特有の弱点がなく、
好調になると、どんな攻めをしても、打ってきます。
味方ながら、恐ろしくなることも、あるくらいです。
しかも、統一球になって、外人も含めてほとんど
ボールを飛ばせなくなっている中、場外ホームランを連発しています。
現在の日本球界のバッターの中で、ひとりだけ次元が違っています。
でも打たない時期になると、守備を含めてチャランポランで
一試合で一度もバットを振らない等、やる気のなさが爆発します。
そして、この時期が結構ながい。
小川監督もバレンティンを必死にしかったりして、
超一流になるよう、頑張ってますが、果たして、伝わっているのかどうか。
来年は、爆発して、三冠王でもとって、オフにメジャー行きか?
それとも、今年、怪我で休むという手段を学習したので、
来年はほとんど怪我と称して出場しないのか?
いずれにしろ、目の離せない選手です。
逆に、1票差で、ベストナインを逃したミレッジですが、
前評判では、究極の問題児という話でしたが、
着てみたら、(少なくとも今のところは)
ものすごく真面目でした。
こちらは、順当な飛躍が期待できそうです。
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木曜日, 11月 8th, 2012
今期のゴールデングラブ賞が発表されました。
スワローズは,サードの宮本,セカンドの田中,ファーストの畠山の3名の受賞です。
内野のうち3名ですから,まるで守備がとても堅いチームのようです。
まず,宮本慎也,順当なところでしょう。
数年前には力の衰えか,ポロポロやることが多く,
それでゴールデングラブ?先入観が強すぎではないか?
と思ったこともありました。
でも,その後,見事,復活して,素晴らしい守備を見せてくれます。
今年は,「また衰えてきたなあ」と,思う場面もありましたが,
「さすが,宮本!」と言いたくなるプレーのほうが,はるかに多かったです。
次に,田中浩康,(たぶん)悲願のゴールデングラブです。
毎年,田中の守備には感心させられることが多く,
今年こそは,とれるかな?と期待して裏切られてきました。
そんなわけで,今年が初受賞というのは,違和感があります。
でも,中日の荒木がセカンドに戻った中で
荒木に勝っての受賞ですから,やってくれました。
一度とると,ゴールデングラブは有利だと思いますので,
来年以降も継続してとり続けて欲しいものです。
さて,びっくりなのは畠山和洋。
正直,守備は下手です。
それは,本人もチームメイトも,ファンも知っています。
今年は,他チームにファーストにしっかりしたレギュラー選手
がいなかったため,何故か選出ということでしょう。
該当者なしでもよかったのでは?と思うほどです。
でも,畠山はおそらく初タイトル ですから,それはそれでめでたいです。
来年はしっかり打点王なり,本来期待された役割で
タイトルをとってもらいたいです。
残念だったのは,捕手の中村悠平と,外野のミレッジ
中村は,シーズン途中まで驚異的な盗塁阻止率をマークしていたので
少し期待していたのですが,終わってみれば2位の.467ですので,
まあ,しょうがないかも知れません。
ミレッジは,驚異的な強肩と,俊足を利用した派手なダイビングキャッチで,期待していました。
強肩は, 捕殺13でリーグ最多ですので,可能性は合ったと思います。
でも,エラーが多かったので,駄目だったのでしょう。
さて,内野3名がゴールデングラブといっても,現実はそれほど内野守備は
堅くありませんでした。
まず,畠山は上記の通り,です。
宮本は年齢による欠場,田中も不調による欠場が多く,実際は
サードが川端だったり,セカンドが森岡だったりで,
まあ,あまり強い内野とは言えませんでした。
でも,来年は岩村が戻ってきそうな雰囲気です。
ヤクルト時代は,サードで6度のゴールデングラブで,
メジャーで活躍中はセカンドを守っていました。
岩村が加入し,怪我が治っていれば
来年は本当に堅い内野になるかもしれません。
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