Archive for the ‘弁護士勝俣豪の日常’ Category

ハットpart2

木曜日, 10月 11th, 2012
さて,夏の仕事着にパナマハットをかぶりだしたことは
以前に書きました。

結局,夏のシーズンは,そのスタイルが気に入って
そのまま,通しました。

でも,だんだん秋が深まってくると,
パナマハットというわけにもいきません。
さて,どうするか?

家では,娘が,
お父さんは帽子をかぶって
仕事にいくものだと思っていて
かぶり忘れると持ってきてくれるようになっています。

そんなわけで,日差しが弱まってきましたが
ハット継続ということで,
フェルトの中折れ帽を手に入れました。

これも,パナマハットを選びでの成功例に
そって,それなりに良いものにします。

一つ間違えると,場違いな若者スタイルになりかねません。
ちょっと世間様と違う格好をする以上
過剰に保守的で,信頼感あふれる
スタイルが要請されます。

どうやら,パナマ帽に続いて,成功のようです。

だいたい,40歳過ぎるあたりから,
好き勝手し出す人は結構います。

30代だと,突然,ひげを生やし出すとか
そんなもんですが,

随分,色の明るい茶髪にする
なんていうのは
だいたい40あたりくらいから。

まあ,そのあたりになると,多少,
世間様のルールを崩しても
それほどラフにみられて,信用を失わないからなのか?
それとも,人間の本来の寿命が過ぎて,何かが壊れて
暴走し始めるのか 。

よくわかりません。

私は,何かが壊れる以前から
何であれヨソサマがしていないことをする
のは大好きなので,
何も壊れていないはず,
と信じたいところです。

 

水泳は体に毒?

月曜日, 10月 8th, 2012
1年と少し前に、近所のスポーツクラブの会員になり
1ヶ月に1回くらい、水泳をしています。

そもそもの発端は、上の子どもが、
学校の水泳の授業で、3段階のクラスわけ
をされた際に、全然泳げない
クラゲクラスなるものに分類されたショックでした。

確かに、保育園の頃から、猫も杓子も
子どもに水泳を習わせていた中
うちの子には習わせていなかったので
ある意味、当然の帰結です。

しかし、恐怖心の程度が弱いと思われる
小学校低学年のあたりで
泳げるようにしておかないと
まずいという、責任感が生じました。

かといって、いまさら水泳教室にいかせるという
選択肢は、山小屋生活とのかねあいで
できません。

そこで、近所のスポーツクラブに
子どもの水泳の練習をさせるために利用してよいか
と聞いたところ、怪訝な顔をされましたが
駄目なわけでもなさそうなので、
申し込みをしてみました。

そして、その後、父と子の感動の物語の結果
見事、子どもは普通に泳げるようになり、
所期の目的は達しました。

で、子どもの水泳の上達は、半年単位くらいですが
気合と上達時期が一致しているとき以外は
水遊びの子守をさせられるだけで
たまりません。

かといって、毎月のようにかかる会費もばかにならない。
というあたりで、普段から運動不足と体力不足を
感じていたことから、自らの水練に利用することにしました。

ところで、私は基本的に水泳はきらいな類です。
プールに行くと、一日中、疲れと体調不良に悩まされます。
特にクロールはいやで、25mも泳ぐとぜいぜい言って
どうにも消耗します。

ところが、私は、苦手なことを克服するという
天邪鬼な嗜好をもっているので、
今回は、クロールがその対象となりました。

そして、色々と研究をかさねた結果、
だいぶ、省エネ泳法がわかってきて
150m程度は、ちんたら泳げるようになってきました。

しかし・・・・
水泳に行くごとに、その後、猛烈な頭痛におそわれ
その日か、その翌日はだいたい廃人のようになっています。

だいたい、土曜日に水練をし、日曜日に廃人になるので
仕事に支障はないのですが、どうにもです。

それも、いろいろ工夫して、肩のストレッチングを
徹底的にして、二の腕をモミモミし続けていると
何とか乗り切れるような気がしてきて、
大丈夫な日もでてきました。

しかし、先日もまたもや、徹底的なストレッチングと
モミモミの甲斐もなく、1日廃人となりました。
ネットで検索しても、同じようにプールで
ひどい目に会う話はないようなので、
なんだかよく分かりませんが、
この意味不明の苦行をどこまで続けるのかは、
悩ましいところです。

 

一言居士

月曜日, 10月 1st, 2012
いつもそうです。
望まない,悪いパターンです。

先日,弁護士会の名前を変える動きについて書きました。

その関係で,会員の意見を聞く会のようのなものが
催されました。

ちょうど,時間が空いていたし,
当事務所から誰も出ないのも何だし,
変更派と反対派の議論を観戦するのも一興かと
思って,行ってきました。

さて,ようやく始まって,その後1時間近く
配られた資料の要約・朗読という
会議にありがちな無意味な時間が過ぎて
ようやく,本論で,楽しみにしていた闘鶏の
始まりです。

ところが,楽しみにしていた議論は始まらず
変更派が自分の意見を言うばかり,
まともな反対派の意見がでてきません。

司会の方が,しきりに反対派の方の意見はありませんか
としきりに促します。

こうなると持ち前のサービス精神が暴発します。
黙っていられず,思わず,手を挙げて
反対意見を・・・・・。

こういう失敗を何度も繰り返してきたので,
今日は,絶対に発言したくなっても黙っていると決めていて
そのため,何を言うかなんて全く準備してませんでしたので,
有効な意見になるはずもなく
しかも,突発的に行動してしまったため
普段の仕事のように入念な準備をしていないので
緊張してしまって,言いたいことを言えるわけでもなく。

終わってみると,アーまた,やっちまったです。

以前にも,やはり弁護士会の何かの集会で
思わず何かを言ってしまった記憶があります。

例年,自宅マンションの集会でも,いつも思わず何かを言ってしまいます。
質問や意見があるなら,事前に伝えておいた方が親切です。
でも,その瞬間まで,黙っているつもりですから,そういう分けにも行きません。
そして,結局,色々言ってしまう。

まあ,所詮,職業柄,悪しき隣人ですから,しょうがないかとも思いますが,
家族が円満に暮らすためには,あまり,そうも思われたくありません。
今年は,思わず言っちまわないように,集会は欠席し,
なんとかやりすごしました。

でも弁護士会のほうで,やってしまいました
今回は,弁護士会の会務なるものを熱心にされている
方々を前に,
あながたのしていることは,やる必要はないと思います
と言ってしまったのです。 (会務については

やれやれですが,水に流して,本業に励もうと思います。

土曜日, 9月 29th, 2012
偉大なる楔(くさび)の話です。

山小屋の庭にシラビソの木が生えていました。
シラビソとは、高山性のモミの木です。
モミは低いところから、
モミ→ウラジロモミ→シラビソと種類が変わります。
山小屋周辺は、ウラジロモミとシラビソ両方あります。

シラビソは、人里離れた高山ぽい雰囲気が
あって気に入っていたのですが、
鹿にやられました。
木の皮を食べられてしまったのです。
多少食べられても大丈夫なのですが、
周囲を一周食べられてしまうと、アウトです。

残念ながら、立ち枯れてしまいました。
鹿は木の皮の中でもシラビソが
お気に入りのようで、周辺の
シラビソもかなり、やられています。

立ち枯れたままにしておいて、
倒れてきても困るので、
切ってもらいました。

切った後の丸太は
置いておいてもらったので、
少しずつ、チェーンソーで
玉切りにして、斧で薪にしていきます。

しかし・・・
ある程度以上の太さの丸太は
斧が全く、効きません。

気合を入れて、何度も打ち込みますが、
食い込むばかりで、割れる気配がありません。

そのような丸太が結構な量ありますが、
さて、どうしたものかと、困っていました。
チェーンソーで縦に切るか?
なんて、考えていました。

で、色々調べてみると、割れない薪は
楔を使うことが分かりました。

楔というのは、言葉として知っていて、
また漠然としたイメージはあったのですが、
実を言うと、何のためのものか、
ということは考えたことがありませんでした。

とりあえず、楔を薪ストーブショップで買って、
ホームセンターで、大きなハンマーを買いました。

そして、件の丸太に、楔を打ち込んでみます。
ハンマーは、振り上げてガンとやらないで、
コンコンと軽く打ち込むだけでも、
楔は少しずつ、丸太に沈んでいきます。
そして、間を置きながら、
丸太からメキメキと音がします。
さらに、ガンガン打ち込んでいくと、
あっさり、丸太が割れました。

文明の利器です。
おそらく、なんとか文明の頃から
使われていた原始的な道具なのでしょうが、
斧で割れなくて、散々苦労しただけに
楔の力に、びっくりでした。

きっと、どこかから渡来してきた
楔をみせられた原始人も
同じように感動して、びっくりしたのでしょう。

おそるべしです。

 

飛躍

木曜日, 9月 13th, 2012
先日,日本とイラクのサッカーの試合を見ました。
あまり,ヤクルトの試合以外のスポーツには興味がないのですが,
サッカーの日本代表の試合であれば,
どちらを応援するか迷うこともないし
ルールも単純なので,たまにみることがあります。

今回は,何故か,娘が少し前から
サッカーの試合があるから,みるべきだと
言っていたので,何となくつけてみました。

びっくりしたのは,日本の選手がとてもうまくなっていたことです。

Jリーグができたの,ワールドカップだの
と騒ぎ出した頃とはえらいちがいです。

昔の印象だと,ボールが飛んできたのを一旦止めてからでないと
蹴らない。
シュートを遠慮しているのか,なかなかせずにパスばかりしている。

まあ,日本人だとこんなもんかなと思ってみていたのですが,
その頃から,二世代くらいは進んだのでしょうか?
全然レベルが違って,うまくなっていたので驚きました。

日本人には無理だとかいうことではなくて,
ハイレベルを目指して徐々に積み重ねていけば
あんなこともできるんですね。

そのうち,メジャーで日本人ホームラン王も出るかも知れません。

当事務所では,個人法務で,質の高いサービスを目指しています。
外部から見れば,当たり前に見えるこの目標,
業界内で見れば,実は???な,目標なんです。

離婚や交通事故や相続なんて,誰がやっても同じ
質の高いサービスなんて,ありえないでしょう。
せいぜい,こまめに報告するくらいじゃない?

というのが業界内の一般的な考えだろうと思います。
その常識を越えて,日々努力と工夫を重ねて,圧倒的なレベル差を
実現したいというのが当事務所の目標です。

徐々に成果が出始めています。
そう簡単ではないと思いますが,
10年単位くらいでは,明確な飛躍を成し遂げたいと思っています。

寿司

月曜日, 9月 3rd, 2012
寿司が好きか?
と聞かれたら「まあ・・」
という感じだと思います。

たとえば,昼飯用に
ハンバーガー屋とラーメン屋と回転寿司があったら,
ほとんど回転寿司には行かない気がします。

でも,子供が生まれる前はドライブついでに
沼津で寿司を食べたり,
また,出前で食べる寿司も,おいしく食べているので,
きらいというわけではない。
そんなところです。

ところが,昨年,とても有名な寿司店に行って
強い印象を受け,それが1年かけて熟成して
超一流寿司店に行く価値を確信しました。

つまり,世界でも一流の技を身近にふれ,
その技を堪能する上で,
寿司ほど,敷居の低いものは,なかなかないのではないか
ということです。

世界屈指の画家が自分のために絵を描いてくれる
世界屈指の音楽家が自分のためだけに演奏してくれる。
メジャーの一流選手と野球をする。
世界有数の陶芸家が自分のために焼き物をつくる

なんてことは,よほどのツテと金があっても容易ではありません。

食べ物の世界でも
世界屈指のフレンチのシェフが,自分たち家族のためだけに
目の前で腕をふるって料理してくれる
なんてことは,なかなか考えにくいことです。

ところが,昨年行った寿司店では,
世界屈指の寿司職人が
我々夫婦のためだけに(他に客もいなかったので)
目の前で,なめらかな動作で寿司を握り,
それをそのまま食べることが出来ました。
これは,強い印象を受けて当然です。

そこで,今年も別の超有名寿司店に行きました。
寿司を評するほどのものはないので,
ひたすら謙虚に,でも,五感を高めて
職人技を感じました。
はじめ,われわれ夫婦以外に2人客がいましたが,
途中からわれわれだけになったので,
十分に,一流の技を堪能することができました。

年に一度,超一流のオーラを浴びて
自分の中に取り込んで行ければ,と思っています。

食べないねえ

日曜日, 9月 2nd, 2012
ここ数年この時期になると,
周囲に甘い香りをまき散らす
キノコがあり,気になっていました。

アンズタケという,甘くフルーツのような
よい香りのするキノコがあります。
でも,このキノコは朽ち木から生えています。
アンズタケは,土から生えます。
これは,キノコにとっては,根本的な違いなので,
アンズタケではなさそうです。

そこで,色々調べると,タモギタケ
という香りのよいキノコで
朽ち木から生えるものがあることがわかり,
きっとタモギタケに違いないと思っていました。

最近は,タモギタケは栽培モノも出ています。
以前,栽培モノを買ってみましたが,
よい香りはなく,単に強烈なキノコ臭があるだけでした。
新鮮なうちだけ,甘い香りがするようです。

で,件のキノコをとってみて,タモギタケの写真や特徴と
比べてみますが,確信がもてません。
色がタモギタケは,黄色なのですが,
件のキノコはダイダイ色です。
ただ,キノコにとって,多少の色のニュアンスの違いは
決定的でないことが多いので,おそらくタモギタケの仲間だろう
と思いました。

いずれにしろ,いわゆるドクキノコで似ているモノはなさそうだし,
これだけ良い香りがするが,ドクということであれば,
有名になると思うので,
最悪,ドクではないが,食べないキノコだろうと思い
挑戦してみました。

結論。
食べられません。
堅すぎて,木の皮をかじっているようです。

年に1回ほど,キノコガイドをお願いして,
キノコ採りの勉強をしていますが,
食べないし,ドクでもないキノコについて
これは何ですか?
と聞いても
「食べないねえ」
という答えで,名前は返ってきません。
そういうキノコは無数にあり,
食用やドクより多いと思います。

このとても香りのよいキノコも
「食べないねえ」の仲間だったようです。

 

修行の心

水曜日, 8月 29th, 2012
中国でもよく売れているらしいということで
稲森和夫氏の『生き方』
を読みました。

さすがに当代一流の経営者の書いたものですので
含蓄がありますが,宗教色があるため
どうしても,現世の欲に否定的になり
やや線香臭さがあります。

仏教的な欲の否定の発想は
若い頃から何度も考えてみましたが
未だになじみきれない部分があります。
(少なくとも自分の場合は,単に無気力になりそうで)

そのあたりは,この本でもちょこちょこ引用され
稲森氏も師事しているとされる
中村天風氏の発想のほうが
欲あっての人生という雰囲気があり
共感しやすいです。

また,同じく経営者の書いた本でも
色々スタンスがありますが,
藤田田(日本マクドナルド創業者)の
「金儲けの秘伝を教えてあげよう」
という怪気炎が一方の端だとすると
真っ正面から道徳を説く,本書は
逆の端の気がします。

さて,またもやと思うのは

苦難は修行だと思ってありがたく受け止めろ
というあたりです。

もう5年も前でしたら辛気くさくてやってられんと
思いましたが,
最近は私も,心がけるようにしています。

何年か前に朝日新聞の日曜版で偉人の言葉を紹介していたときに
森村市左衛門という人のそんな趣旨の言葉があって
少し感ずるところもあり
そのとき買ったばかりのタブレットのカメラでパシャッと写しておきました。

どちらかというと怪気炎系の本である
サイゼリア創業者の正垣泰彦氏も同じようなことを言っているので
まあ,そう思わんとやっていられないという現実もあるにしろ,
またもやとおもったわけです。

仕事上の苦難を修行と受け止めろというのは
禅的な発想だと思います。

以前,『逆説の日本史』で有名な井沢某さんが,
日本の経済的成功の要因は儒教でなく禅の考えだと書いていたのを読みました。

つまり,マックスウェーバーは,西欧における資本主義成立に重要な役割を果たしたのは
プロテスタントの勤勉性であると指摘したのは有名な話ですが,
日本の場合は,儒教が同じ役割を果たしたと言われています。
でも,儒教だったら中国や韓国も同じように発展したはずだから,
禅だという趣旨の話だったと思います。

仕事上の苦難を修行と受け止めて精進するという発想は
確かに産業発展の上では,大きかったのかも知れません。

以前,どうにも大変なことが続いていたときに,
ふと思い立って織田信長の不幸年表を作ってみたことがあります。
すごいことになります。
常人であれば,その不幸を後生大事に抱えて,呪いの人生を送りそうな
又は,可哀想な自分という甘い蜜に引きこもりそうな出来事
が,1年に何回も起こり, そんな年が何年も続きます。
そして,1年程平穏で,また何年も大変なことが続きます。
正直,それをみたときに,自分に起きている問題の些細さに
気づかされました。

大きなことに挑戦すればするほど,
どうにも大変なことが降りかかってくる 。
そうであれば,それは積極的に受け止める以外に
ないのですが,実際はなかなか大変です。
なんとか頑張っていこうと思います。

 
 

ロジカルなシンキング

木曜日, 8月 23rd, 2012
仕事に必要な本は,たいていアマゾン等のネット通販か
DMでの割引購入で買います。
でも,たまには,本屋でおっと思う本をみるものよいものです。
東京の日弁連の建物の地下1階には
本屋があって,色々,業務上,役に立つ本があるので,
たいてい,東京地裁・高裁に行ったついでに
よってみます。

そんなところ,荒井裕樹さんの
世界基準の論理力 武器としてのロジカルシンキング!

と言う本が目立ったところに平積みしてあります。

荒井さんは,司法修習のときに同じクラスですので,
(但し,あまり話したことはない)
やはり,今,何をしてどうしていて,何を考えているのかは
自ずと好奇心が沸きますので,買ってみました。

実は,以前にも似たようなタイトルの本を出していて
読んでみたら,少なくとも同じ時期に同じようなことをしていた立場でみると
なかなか刺激になることもあったので,
また,買ってみました。

弁護士仕事は辞めて,ファンドを立ち上げたり,
ファミリーオフィス事業をしているというような内容です。

司法修習卒業10周年で集まったときに
そんなような話を
しているのを聞いたのですが,
順調にお仕事をされているようです。

「俺は成功しているぞ!」
という類の話は,よい刺激になるので
楽しんで読むことができました。

論理力だロジカル・シンキングだというあたりは
法律が論理的とは思えない
リンク1 リンク2)(○○力に注意
私には,なんだかよく分からなかったのですが,
タイトルのような内容ではないので大丈夫です。

ますますのご活躍をお祈りしたいと思います。

 

4色ボールペンその2

月曜日, 8月 6th, 2012
さて,以前に4色ボールペンがすぐに壊れて
ドイツのLAMYというものを買ったと書きました

しかし,これも壊れました。
使い方が悪いのか,
そもそも4色ボールペンは構造が複雑でそういうものなのか
(プラスチックの簡単なものを除く)

懲りそうになりましたが,
次にロットリングのフォーインワンというものを買ってみました。

これはなかなか頑丈なようです。
1年近く壊れないままでした。
しかし,最近見あたりません。

たいてい,見あたらなくなっても数日すると
ひょいと出てくるのですが,なかなか出てきません。

そういうわけで,あらためて同じものを購入しました。
たまたま,前のが頑丈な個体だったのか,
構造上,頑丈なのか,
新しくきたものも,頑丈であることを願います。

もっとも,頑丈さ以外に,この手の4色ボールペンの問題は,
何色が出ているのか分かりにくいことです。

安いプラスチックのものだと,その色の棒を押し込めば
その色が出るので,間違えることがありません。

でも,それ以外だと,
その色のマークを上にして,てっぺんのボタンを押し込むとか,
くるりと回すとかで,
出したい色がでる確実性がありません。

ペンの先に,多少色がついていて見分けられることになっているのですが,
複数比べればわかるものの,単独だと,
何色がでいるのか自信をもてません。
黒で書こうとして,赤が出たことは,少なくありません。

そんなわけで,大事な書類を書くときは,ちゃんと黒が出ているか
試し書きをしてから利用するという面倒があります。

いっそ,シャーペンと黒ペンの2種程度のものが気楽かもと
思うこともありますが,しばらくは4色ペンを利用しそうです。