2023アジアンラリー(タイ・ラオス)完走しました


今年も、完走しました。
昨年初出場し、最遅ライダーながらノーペナルティー,ノーコケで完走という満足いく結果でした。
でも、常連に言わせれば「2022は簡単すぎた。こんなのアジアンラリーではない」とのことで、微妙なケチもついていました。
さらに、今年はラオス。こんな機会でもないと行くことができないところです。しかも、観光旅行では行くことができないようなところを走れるのもこのラリーの魅力。
ということで、今年も参戦です。



今年は、私もトラブル続発です。
まずは、数少ないラリーの経験ながらマップ(走行中に読む簡易地図)の読みには自信があったのですが、早速その自信を砕かれて、ロスト(道に迷ってなんだか分からなくなること)を経験。で、ペナルティ発生。それ以降は謙虚になって、他のライダーの動きも観察するようになりました。



また、2度ほどコケました。一度は、意味不明に突然。もう一回は深い水たまりで失速して立ちごけ気味。長期間のラリーでコケないことは普通はないので、まあ、普通になったのですが。ノーコケは維持できず。



さらに水没。
ラオスでは深い水たまり、池、川に突入するので水没対策、復旧の練習をして参加するようにというのが主催者の事前連絡。私は水没→エンジンが水を吸い込んで動かなくなる→ガソリンタンクを外しプラグを外し等色々して復旧ということを自分でする自信がなかったので、ショップに秘密兵器(空気の吸入口を伸ばすシュノーケリング)を作ってもらいそれで乗り切るつもりでした。
でもラオス初日の激しい段差の跳ね上げ連続1時間超で秘密兵器はあえなく紛失。ラオス二日目の初っ端でバイクが渡るべき橋が目に入らずに川(池?)に突入し腰のあたりまで水に使ってエンジン停止。スタート早々、あきらめるのも何なので、昔、ベテランライダーが水没復旧していたのを見た記憶を頼りに復旧作業を開始。セルを回して水がエンジンから吹き出し、元に組み直すと無事、エンジンは始動。やった!
アジアンラリーに出てますとか言いながら、「水没復旧はできません」というも格好悪いなあと思っていたので、自信になりました。



そんな感じで今年は色々ありました。
とはいえ、全体には気がラクでした。昨年はあっという間においていかれてほとんど一人で走っていました。今年は自分より遅いバイクが何台かいる上、自分と同じペースのバイクもある程度いて中の下あたりの集団に属していたからです。ライダーとしては私よりうまいのですがバイクの違いで遅いのです。



で、全般に「今年のアジアンラリーは難しかった」との評価。そんなわけで、ケチなく完走です。



なかなか、諸条件が整わないと出場できないので気軽に「来年も」とは行かないのですが、1年に1週間追い詰められた状況で必死になる、その1週間に向けて1年間様々な準備をする、というのは諸々よいような気もします。



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