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経験弁護士募集

月曜日, 1月 29th, 2018
当事務所では,新人弁護士のみならず経験弁護士も募集しています。
私は53期ですが,私より期が上の弁護士,現在独立して運営している弁護士の参加も歓迎です。

ところで,この業界の従来型の考えからすると,勝俣がボスでそのもとで働くかのような印象を持つかもしれません。
ただ,当事務所は組織体制が全く異なるので,当事務所でともに働くことで「勝俣のもとで働く」という印象はほとんどないと思います。

当事務所での具体的な役割分担でいうと,事務所全体の運営(事務局の採用や広告管理)は私が担当しています。
ただ,弁護士の本来の仕事については,受任判断,方針決定,辞任判断を含めて,各々が弁護士としての良心と判断に従います。この部分に管理や指揮命令のようなものはありません。
つまり,多くの弁護士が面倒がる仕事集めや事務所運営上の面倒事は私が引き受けるので,思う存分,弁護士仕事に専念して欲しいという態勢です。
(比喩的にいえば,病院運営者と名医は別の人物なのが当たり前,ということです。)

もちろん,事件処理に悩んだ場合に弁護士側から私の協議を求めることはあります。また定量的な判断等において相対的に仕事の質が劣っている可能性がある場合に私からフィードバックすることもあります。

対外的にも独立して業務を行い,対依頼者関係等において私の影がでることはまずないと思います。

また,私の裁量による人事評価もありません。事務所から支給される弁護士の給料(報酬)は売上に応じて機械的に決まります。ですから,私のご機嫌をとったり,自己アピールする必要もないので,当事務所内でそのようなことをする人はいません。

また会議もほとんどない(弁護士会議のようなものはここ何年かはまったくない)ので,私の長話や訓戒を聞かされることもありません。

 
というわけで,弁護士の本業には自信はあるが,集客や事務所運営等の面倒事はどうにも,という方にはそれなりに悪くない選択肢だと思います。

もっとも,応募頂いたとしても,当事務所の考えるイメージと異なる場合,当事務所に来て頂くという結論にならない場合もあります。
近隣で仕事をしている場合,当事務所に応募したけど断られたというのは気分のよいものではないと思います。ですので,応募当初の段階では匿名での応募や質問でも歓迎します(連絡先等は日弁連のひまわりナビ参照)。