Archive for 8月, 2013

夏のお勉強

月曜日, 8月 26th, 2013
毎年,夏休み中には勉強するようにしています。
以前は,法律の分野を決めて,その手の本を読んでいましたが,
去年からは,経営書です。

普段読んだら挫折しそうな,歯ごたえがありそうなものを,
休暇を利用して読みます。

今年は,長めに休んだので,
ポーターの『競争の戦略』という
経営書の古典を読みました。

この手のことは勉強したから,すぐに成果がでるものでもありませんが,
やはりある程度,勉強しておかなければと思っています。

一時は,国内の経営の大学院にでも行ってみるかと思ったこともありましたが,
そもそも授業という形式は,退屈で対応できないだろうし,
ご学友の類と議論なんてさせられると,
まるでクイズ形式の情報番組をみているような冗長さに苛立つことが
予測できたのでお蔵入りになりました。

文系学問は独習で十分ということで
少しずつ勉強していこうと思っています。

子供を起こす

日曜日, 8月 25th, 2013
子供を,起こすのはなかなか大変です。

朝,時間になってもウダウダ寝ているのを起こす。

また,遊んでいる内にリビングで寝てしまったのを
ベッドまで運ぶのも,最近は子供も重くなってきたので
自分の腰が心配になります。
起きて自力でベッドまで行ってもらいたいものです。

で,大声出したり,色々していましたが,なかなか効き目がありません。
最終的には,くすぐったりして,起こしますが,
そういう起こし方をすると,怒りの矛先がしばらくこちらに向きます。

で,先日,新しい起こし方を発見しました。
声を連続的に出しながら,大きくしたり小さくしたりします。
この声をだすと,子供は泡を食ったような顔をして
起き上がります。

しかも,2度ほどやった後は,私が寝た子に一声をかけると
件の声を出されるのを警戒して,自分から起き上がるようになりました。

この手を朝に使った場合に,怒りの矛先が向くのかどうか分かりませんし,
今後も通用するのか分かりませんが,
子供を起こすのに苦労している人は,試して見てもよいかもしれません。

フットボルダー

土曜日, 8月 24th, 2013
最近は、ボルダリングの認知度もあがっているようです。
ちらほら、やっている・やったことがあるという話を耳にします。

私は、学生の頃、一時、フリークライミングに凝っていて、
大学にある練習場で散々練習して、湯河原の幕岩に行ったりしていました。
その頃は、フリークライミングは登山を趣味にする人の中で
岩登りをする人の訓練から出てきた遊びという雰囲気で
登山を全くしていないのに、フリークライミングをするという人はマレだったと思います。

でも、最近は、そうでもないようです。
特に、ボルダリングだとビレイヤーが不要なので、気楽なのかもしれません。

それはともあれ、夏休み中に子供の磯遊びに連日付き合っていました。
蟹がいたり、小魚がいたり、しかも頑張れば捕まえられるので
子供はいくらでも遊んでいます。

私もはじめの何年かは童心に返って、色々捕まえていましたが、
毎年、同じ磯で遊んでいるので、
だんだん、遊ぶエネルギーも弱くなってきます。

で、ボーっとしているときに、新たな遊びを思いつきました。

少し前に朝のニュースで、足裏の重心がカカトに偏っていて
指が浮いている人が多いと言っていて、
自分も思い当たるところがありました。
やはり、足はしっかり地面を踏みしめていたいものです。
でも、なかなか、普段の生活では、難しい。

磯ではだしになって、岩場を歩き回ります。
もちろん、手を使うような急な岩場ではありません。
そして、ただ歩き回るのではなく、
岩の形を足で感じながら、足の指で岩をつかむようにして
歩き回ります。

はじめは感覚がつかめませんでしたが、
だんだんと猿のごとく、足の指が岩の凸凹をつかんで
体を引っ張りあげるようになってきます。

これはいかにも健康によさそうです。

そのうち、フットボルダーも健康体操としてメジャーになるかもしれません。

 

記憶喚起

金曜日, 8月 16th, 2013
さて,前回の投稿で過去の記憶を喚起する
びっくりするような技術が生まれるかも知れないけど
仕組みは想像もつかないと書きました。

このように書いてしまったら悔しくなって
考えてみました。

一番可能性がありそうなのは,
登った山の山頂の写真等をみせて
脳波の変化を測定するという方法です。

忘れてしまった記憶は,消滅したのではなく
単にうまく思い出せないだけで,
脳に情報は残っていると聞いたことがあります。

そうだとすると,適宜,情報を与えれば
登った山の記憶喚起程度であれば
可能でしょう。

または,SNSの類が進歩して
他人と過去の出来事・思い出話の
共有をすすめることによって,
自分の過去の歴史が完成していくような
仕組みもありうるかもしれません。

なんだか,馬鹿らしい気もしますが,
ストリートビューもバカバカしいようでして,
かなり便利で面白いので,ありうるのかもしれません。

日記と百名山

木曜日, 8月 15th, 2013
先日,車山に登ってきました。
登ったと言っても,登山どころかハイキングとも言えないような行程ですし,
逆から行けば,リフトで登れそうな山です。

車山は,霧ヶ峰の最高峰なのですが,
霧ヶ峰は日本百名山のひとつです。

私は,学生の頃までは,よく山に登っていたのですが
今回,車山に初めて登ったのか,それとも2回目や3回目なのか
よくわかりません。

実は多くの百名山についてそんな状況です。

ウィキペディアをみながら記憶を喚起してみると

間違いなく登ったのは46
利尻岳,羅臼岳,大雪山,十勝岳,後方羊蹄山,磐梯山,那須岳,燧岳,至仏山,谷川岳,男体山,赤城山,筑波山,白馬岳,五竜岳,鹿島槍岳,剣岳,立山,薬師岳,黒部五郎岳,黒岳,鷲羽岳,槍ヶ岳,穂高岳,美ヶ原,霧ヶ峰,蓼科山,八ヶ岳,雲取山,金峰山,瑞がき山,大菩薩岳,丹沢山,富士山,天城山,木曽駒ヶ岳,空木岳,甲斐駒ヶ岳,仙丈岳,鳳凰山,北岳,間ノ岳,塩見岳,悪沢岳,赤石岳,聖岳

たぶん登ったけど,登ってないかも知れないのは12
阿寒岳,蔵王山,飯豊山,吾妻山,巻機山,苗場山,奥白根山,皇海山,武尊山,草津白根山,両神山,甲武信岳,

たぶん登ってないけど,もしかしたら登っているのは14
斜里岳,トムラウシ,八甲田山,朝日岳,安達太良山,会津駒ヶ岳,平ヶ岳,雨飾山,妙高山,四阿山,常念岳,笠ヶ岳,焼岳,光岳

といったところです。

行ったとしたら,彼とかなあ,という件は,その人に聞いてみて,その人がたまたましっかり覚えていれば,確認はとれるかもしれませんが,1人で行ったことも多いので,それはどうにもなりません。

こういうことは日記をしっかり書いていれば,それを読み返せば分かるのでしょう。
日記を書く習慣がある人というのは素晴らしいなあ,と思います。

でも,20年もすれば,びっくりするような技術が生まれて,何故かこういうことも全部調べられるようになるかもしれません。仕組みは想像もつきませんが。

進化

火曜日, 8月 6th, 2013
先日、大学時代の友人に会いました。
学者で、医療制度等について研究しているようです。
話の中で、昔の医者はほとんど病気を治せていなかったが、
現代医療に進化する過程で、
医者にかかれば病気が治るようになったというようなことを聞きました。

簡単にいえば、科学の進歩なんでしょうが、
やはり興味深いのは、その医療分野での科学の進歩を
実現させた制度的な裏づけのあたりです。

今の弁護士仕事というのは、昔の医者なのではないか
と思います。

直感と経験によって、体を温めましょうとか、水を沢山飲めとか
古書に出ている薬草をせんじてみたりとか
そんな感じで、適宜治療をして、名医もいたのかもしれませんが
全体としてみれば、八卦の類。

それが、大量の治療方法をデータ化して、検証する体制が
整う中で、効いたり効かなかったりする諸々の治療法や薬物の中で
統計的に有効と言いうるのはどれなのか
ということが検証できる体制というものがあったのではないかと推測しています
(以上は友人の話ではなく、私の勝手な推測です)

ということで、弁護士もそういうことをすれば仕事の仕方が飛躍的に進化する
可能性があります。

職人的な弁護士の直感と経験によって、交渉・調停・訴訟等の紛争解決方法を
選択し、また交渉の方法についても、今までの経験に基づいて
うまくいきそうな感じのする方法をとる、というのが現在の弁護士仕事です。

これを、たとえば初期段階で交渉・調停・訴訟をとった場合のそれぞれについて
紛争解決速度、解決費用、解決の有利さ等について統計をとる等の
方法をとれば、直感と経験ではなく、科学的・統計的な紛争解決技術を提供できる
可能性があります。

こういう統計をとるためには、ある程度の事務所の規模が必要です。
一人の弁護士が取り扱える事件量は限られていますから、
統計的に意味がある程度のデータを集めるのは困難だからです。
さらに、大学病院が病気の研究をするように、
組織体としての事務所が有効な仕事方法を研究対象として
追究していくことも重要なのかもしれません。

そうすると個人法務を扱う事務所がある程度、大型化することによって
事件を扱う方法について、全く違った方向の進化していき
弁護士の仕事の仕方が、直感的・経験的なものではなくなる日が来るかもしれません。

なぜここまで弱いのか

日曜日, 8月 4th, 2013
今年のスワローズは
ほとんどチームが崩壊しているというような感じです。
新人の小川が投げる試合以外は、ほとんど勝てる気がしません。

しかも原因があまりない。
エースの館山の怪我は確かに大きいけど、
その穴は小川が埋めている。

ところが、それ以外の投手が全滅。
先発もリリーフも不思議なくらい全滅です。

なぜ、昨年まで、そこそこ通用していたピッチャーが
今年は全く通用しないのか、なんだかよく分かりません。

仮に、風変わりなコーチなり監督が来て
シーズンオフは一切練習禁止にする
という方針を出して、失敗した結果
チームが壊滅する。

今年の状況は、何かそれに近い
おかしなことが行われたかのようです。

なんにしろ、何故このようなことになってしまったのか
それを検証して、来年に向けて対策をとって欲しいものです。