Archive for 5月, 2013

スーツ屋がなくなる

金曜日, 5月 31st, 2013
困ったお知らせが届きました。

ここ8年ほど,ずっと利用していた
スーツ屋が閉店するとのことです。

ちょうど,夏物も冬物もすべて
このスーツ屋で購入したスーツになったところでした。

他店舗展開をしているので,他の店で引き継ぐようですが,
少し遠いです。

今後の購入も不便ですが,
スーツが破けたり
ワイシャツが劣化してきたときの補修も
どうしたものか,という状況です。

ただ,ポジティブにとらえれば,よい機会かも知れません。
正直,仕事着については,ここのところ
ほとんど思考放棄していて,
そろそろ必要だと思ったら
そのスーツ屋に行って適当に決める。
ということを繰り返していました。

ちゃんと自分で考えて決めていく必要が出てきました。

とはいえ,ワイシャツ一つとっても,
以前は,某有名百貨店でオーダーしていましたが,
作ってクリーニングすると,大幅に縮んで首が苦しくなる。
その点を言うと,クリーニングに出すのが悪いという。
しょうがないから,適当に大きめに作ったりして,
色々大変でした。
実は,スーツ屋の話を総合すると
作る前に洗って縮ませる行程を省略しているようです。
そんなわけで,そういうところでは二度と買いたくはありませんが,
新規開拓は,相当程度の失敗(それにともなう出費)を
覚悟しなければならないので,なかなか気が重いです。

伊勢大明神

月曜日, 5月 27th, 2013
今年は、伊勢神宮の式年遷宮とのことです。

それにしても、ヤクルトは低迷しています。

原因は、伊勢大明神の気がします。

思えば、小川監督がヤクルトの監督代行に就任してから
ヤクルトは急に強くなりました。
その主な原因は、打撃面での強化にあります。

小川監督代行の就任以後、面白いように点が入るようになりました。

昨年も巨人に大差を付けられての3位とはいえ、
得点力は巨人に引けをとりませんでした。

ところが、今年は、からっきしです。

実は、小川監督が代行に就任する直前、
低迷する打撃のてこ入れのために、
就任したのが、伊勢大明神こと
伊勢コーチです。

ところが、今年になって、何故か
一軍コーチからはずれて、
一軍と二軍を巡回する形で、
ベンチからはずれました。

そのとたんに、この打撃の低迷。

うーん。強くなったのは、小川監督のおかげかと思っていましたが、
実は、すべては伊勢コーチのおかげだったのか。

もどせるなら、もどしてもらいたいものです。

ようやくハーグ条約

木曜日, 5月 23rd, 2013
ようやくハーグ条約が国会で承認されました。

ハーグ条約は,国際間での離婚の話ですが,
やはり興味深いのは,国内離婚への影響です。

法律には,立法趣旨,
つまりどういう理由で法律が制定され
どういう事柄が正しい,望ましいと考えているのか
があって,形式的な法律の言葉より
立法趣旨が尊重されます。

で,条約も基本的には,法律と同様のものですから,
条約の趣旨というのは,尊重されるべきです。

そして,ハーグ条約で,離婚に向けて別居している場合
現状からの勝手な連れ去りは違法であって
虐待だDVだというのがない限り,
現状で監護すべきという立法趣旨は
当然,国内での離婚においても尊重されるべきです。

現在の日本では,妻の子供の勝手な連れ去り別居が
まかり通っていて,裁判所もそれを変えようとしません。

そういうおかしな状況を変える面では
ハーグ条約の承認というのは,とても大きな出来事です。
裁判所も,ハーグ条約の立法趣旨は尊重せざるを得ません。

もちろん,裁判所がある程度,妻の子供連れ去りに寛容な
背景には,「子供をおいて行かれても困るだろう」
という現実があります。

確かにそうなのですが,だからといって,
困らない人場合だっていますし,
その後,なかなか会わせないのもやむなしなんて
どう考えたって変です。

ですから,当初の子供の連れ去りが合法だとしても
連れ去られた夫側から異議が出た場合は
原則,もとの場所に戻すというルールが望ましいと思います。

夫からの異議が出ても任意の返還に応じない場合は
家庭裁判所で監護権の保全手続きをとり,
裁判所は,夫のもとで,子供が養育できる状況があるようであれば
元に戻す決定をだす。

というのがよかろうと思います。

もちろん,その場合,親権者を決めるに当たって
現実に監護している方が有利なんて言う原則は
撤廃しなければなりません。
そんなことをするから,子供の奪い合いの自力救済がはびこるのです。

離婚後の親権者は,離婚前の監護者とは別に
しっかり決めるべきです。

そういうルールができれば,
子供との面会交流だってもっと充実してあたりまえです。

親権を決めるにあたっては,
色々大変とか
子供が嫌がっているとかいって
面会交流の実現に消極的な態度は
親権者不適格とみるべきでしょう。
親権や高度の面会交流を望む父親であれば
月に2回の泊まりがけの面会交流なんて当たり前だと思います。

で,この程度の面会交流が実現すれば
親権について,シビアに争いあうことも
減るのではないかと思います。

と,まあ,そんなわけで
ハーグ条約の国会承認については
色々期待しています。
(なお,実際に現場で頑張っているのは,
離婚主任の野口弁護士,柳下弁護士を中心にした
私以外の弁護士です)

タブー破り

火曜日, 5月 14th, 2013
大阪の橋下さんが,従軍慰安婦や性風俗産業を
肯定的に言ったということで,騒ぎになっています。

従軍慰安婦怪しからんとか,
性風俗産業の利用推進なんてもってのほか
とかいう,ある種のタブーを破ったわけです。

まあ,性的な事柄については
同性愛についての問題を筆頭に
人間は様々なタブーを作り出して
本気になって怒ったり,
憎んだり,
その上で,処刑したり,
色々してきました。

でもところが変わったり
時代が変わったりすれば,
考えも色々で,
本気になって憎んだり,
騒いだりするような事柄ではない
ことも分かろうというものです。

それこそ「歴史認識」の問題であって
ある程度,そういったことの歴史についての
教養があれば,感情的ににワナワナするような問題ではないことは
明らかです。

でも人間の悲しい性ということか,
どうしても性的な事柄のタブーにふれると
色々,意味不明の事柄を述べて
合理的な議論の余地などありません。

性風俗従事と女性の人格否定云々なんて
何の脈絡があるのか,
ある種,性的なものに,オカルト的な意味づけをしない限り
論理の飛躍があるとしか思えないのですが,
そういったあたりは,頭に血が上りすぎて
訳が分からなくなってしまっているのかもしれません。

もっとも,
シモネタ的な卑猥な笑いも一切無く
戦争における従軍慰安婦の合理性とか
性風俗産業と性犯罪防止との因果関係
あたりを,機械にように議論し続ける
なんていうのも,薄気味悪さがあります。
ヒトサマの社会,そんな無理はききませんから
タブーとしておくというのも
もしかしたら,不合理の合理性として意味があるのかもしれません。

コーヒー

土曜日, 5月 11th, 2013
コーヒーを日常的に飲むようになったのは、
おそらく中学生の頃で、朝食時にはいつもインスタントコーヒーを飲んでいた気がします。
その後、レギュラーコーヒーを決まって飲むようになり、
司法修習の頃の朝食はカロリーメイトとコーヒーだった気がします。

そして、結婚後、ミル付きのコーヒーメーカーを手に入れて、
引き立てだと、うまいことがわかり、独立後は事務所用の
コーヒーメーカーもミル付きにして、というあたりで、
その後は、そのまま、特に変化がありませんでした。

ところが、先日、山小屋においてある、コーヒーメーカーに
やや問題が出てきたので、どうしようかということになりました。

思い出すと、5年以上前に、よく利用していたホテルの
ロビーにおいしいコーヒーを作り出すコーヒーメーカーがおいてありました。
これは、よいと思ってマークををみてみると、SAECOとあります。
当時、それで多少調べてみましたが、いまいち家で使うイメージが
つかめず、そのままになっていました。

そこで、再び、色々調査してみます。
どうも、あのときおいしかったコーヒーは、エスプレッソの類だったようです。
家庭用のエスプレッソマシーンということでSAECO以外に、デロンギも色々だしています。

値段も色々です。
ただ、うまいものを手に入れようと思うときに、
下手にけちると、結局使わなくなって、安物買いの銭失いになります。
多少きばっても、これなしの生活は考えられないという状況を目指すのが上策です。

ところが、そのクラスになると、でかくて重い。
10kgあるとなると、置き場所がなかなか難しい。
それでも、強行するかどうか、と悩みながら調べていると、
ネスプレッソという聞いたことがあるような、ないような物にぶつかります。

いろいろ調べてみると、味に不満を覚える可能性は低そう。
大きさは、とても小さい。
初期費用は安いが、ランニングコストが高い。
手入れは、ほとんどいらない。

とりあえず、日常の中にエスプレッソが入ってくるかどうか
試してみるのには、とてもよさそうです。
本格的に大量に飲むようになって、
ランニングコストが気になりだしたら、
別途、しっかりしたエスプレッソメーカーを購入し、
ネスプレッソは、山小屋用にすればよい。

というわけで、購入してみました。
いまのところ、楽しんでします。

はかったかのように

木曜日, 5月 9th, 2013
法科大学院の入学者数がおよそ2700人になったそうです。

素晴らしい。

まるで,はかったかのようです。

2700人で,多少落第が出て,2500人卒業して,
今まで通り,2000人合格させれば,
目標通りの合格率80%達成です。

市場にまかせておけば,弁護士の人数は適正なところに
おさまるだろうと思っていました。

ところで,合格率80%とか,合格者数2000人というのは
適正な合格率か,適正な人数か,というのは全く分からないところです。
むしろ2000人あたりは人為的に設定されていると思われます。
ですから,市場が,その数字を落としどころに動くと言うことは考えにくいです。

ところが,市場原理が働いた結果
つまり,弁護士になることの困難さや
なってからの困難さから,法科大学院に行きたい人が減少していって
その結果,合格率80%が達成されるというのは,
まか不思議で,面白いです。

まあ,ただの偶然なんでしょうけど,
こういうふうに,思わぬところでピタッと
あてはまってしまうのは,面白いものです。

 

ローテク

水曜日, 5月 1st, 2013
パソコンの性能もどんどんあがり,
タブレット端末の性能もあがっています。

仕事上も,こういった性能向上の恩恵を
十分に受けています。

でも,反面でローテクに徹したIT機器らしきもの
も,なかなか便利で活躍してます。

キングジムは,そういったセンスがとてもよい
と思います。

まずは,ポメラ
ただテキストを打つだけの機械です。
が,画面が小さいので大量の資料を
見ながら手控えを作るのに最適です。
すぐに,起動するし,
ウィンドウズで慣れた,Ctrl+のショートカット類が
だいたい使えるのも気が利いています。
久しぶりに使おうとして,電池が切れているということも
あまりないです。

次にマメモ
これを手に入れる前は,メモ紙が机周りに散乱していました。
ちょっと電話で聞いた内容だったり,
作業上,軽く書いたり,
と言ったメモは,スグに捨てる訳にもいかないので
そのままにします。
で,後で捨てようと思うと,意外に誰かの名前を書いてしまってないか
とか色々気になって捨てられない・・
そんな状況が,マメモで一変します。
小さなメモ紙は一切不要になります。

この2つがローテクながら仕事で気に言っていましたが
自宅での子供用にブギーボード
を買ったところ,今のところ,気づくと
どちらかの子供が絵を描いて遊んでいます。

また,最近シャープの電子ノート
という白黒で,手書きメモができるだけの
端末を買ってみましたが,意外に便利に使っています。

割り切ったローテクIT機器はなかなか
便利に感じるものも多いので,
こういったものがどんどん出てきてくれると有り難いです。
PDAのpalmも当初は,白黒で乾電池で動くようなものだったので,
スマートフォンも白黒だけど,電池が十分持つようなものがあれば
意外に便利な気がします。

PCも,白黒で,すごく軽くて電池がよくもって,しかもサクサク動く
ノート型があれば,欲しいと思いますが,
なかなかそういう需要はないのでしょうか?
キングジムに期待です。