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オールロード

水曜日, 12月 19th, 2012
オールロードという名前の車と
お別れしました。
8年近く乗ってましたから、もう乗れないと思うと不思議な気分です。

10年10万キロ
乗りたい車という特集で、昔、出ていました。
私が乗ったのは
8年と10万キロ弱ですが、まさにそんな車でした。
ヤフーの自動車カタログの口コミを見ても
オーナーは、ほぼ絶賛しています
そんな車です。

そんな車をなぜ、手放したのか?
毎年の小さな修理に、金額がかさみだしたのもありますが、
やはり、真冬の真夜中、人がいない山中の雪道を子供を乗せて
走るには、10万キロオーバーの車では、ちょっとまずいかも
というのが大きかったです。
都会でしか使わないのなら、もう10万キロ乗っていたかも
と思います。

買ったときは
独立して間もない頃、初めての外車だと気合を入れて買いました。
当時、スカイラインクーペを買って、1年半程度で間もなかったのですが
クーペの後部座席で赤ん坊が泣き喚くので、
もっと後部座席が快適な車に買い換えねば、と思って買い換えました。
既にモデル末期で生産終了状況だったので、大幅な値引きもあり
手に入れました。
当時の意識として、独立した弁護士が乗るのにちょうどよいかな?
とも思いました。
あまり安い車だと、流行ってなさそうで頼りなさそうに見えるかもしれないし
かといって典型的な高級外車だと悪徳っぽいかも?
なんて、今から考えると、いらぬことを色々考えてた気がします。

雑誌的インプレ
としては、よい意味で鷹揚な車です。
多少ハンドル動かしても、車体は反応しないような。
高速道路走っていて、数センチ単位で
きっちり車を操作できる感覚はなく
10cm~20cm程度の曖昧な範囲で、
だいたい、こんなもんという感じで運転する感覚。
だから、長時間運転しても疲れない。

仕事のあとや、スキーのあと、
運転席につくと、すごくほっとした気分になる
不思議な感覚がある車です。

ヌエ的
ベースはまあ高級車の部類に入るアウディA6。
なので、それなりに高級車っぽくもある。
それにオフロード調のパーツをつけて、しかも
車高を4段階調整できて、一番高くするとSUV顔負けの最低地上高になる。
アウディ自慢の4WDなので、当然悪路に強い
なので、かなりのオフロードカー
当時のA6、最大のエンジンは3リットル。
4.2リットルのグレードは、S6というスポーツタイプ
オールロードは4.2リットルで、S6と同じ排気量。
しかも、シートは、スポーツシートで有名なレカロの
シートが純正でついている。
エンジン音も大きく結構勇ましい。
なので、結構スポーティ
と、ヌエ的な性格の車でした。
だから、飽きなかったのかもしれません。

今のライフスタイル
つまり、たまに山小屋生活のベース、きっかけを
作ったのは、この車を購入したことだった気がします。
オールロード買って、、キッチン付ホテルの会員権買って、その場所が気に入って山小屋建てて
そこで諸々、ストップかかって、それ以後何年も大きな買い物はなくなって、山小屋生活が続いて。

と、色々思い出等たくさんある車でした。
なんとなく、人生の中でも一番長く乗って思い出の多い車ということになるのかな、
という気がしていますが、またすばらしい車に出会えることも楽しみにしています。