岩村明憲が復帰

岩村がヤクルトに戻ってきました。

岩村は、数字だけで言えば、スワローズ史上、
最高の日本人プレーヤーと言ってよいほどです。
特に
2004年 打率.300 本塁打44本
2005年 打率.319 本塁打30本
2006年 打率.311 本塁打32本
の3年間は、優良助っ人外人だって、
ここまで安定したハイレベルの数字は挙げられないレベルです。
しかも、この3年間サードでゴールデングラブですから、
かなりの総合力です。

でも、同時代に古田が現役だったので、
ヤクルトといえば、岩村という時期はなかったこと
(このあたりが青木と違う)
タイトルをとっていないこと
(このあたりが若松、古田、広沢と違う)
から、やや、地味なイメージです。

メジャーから戻ってきた2年前は、
まだ宮本も元気だしメジャー風吹かせた
岩村がヤクルトに入ってサードのポジション争いになったら
かえって雰囲気おかしくなるんじゃないか?
戦力的には魅力だけど、来なくてよいかも?
と思っていて、楽天入りが決まったときは、少しほっとしました。

でも、今回は楽天で全然駄目で、
かなり必死になっている状況でのヤクルト復帰です。
また、宮本も、もう休み休みでしか出場できません。
今回の加入は、心から歓迎したいと思っています。

ボールも変わったし、以前のようなバッティングはできないかもしれません。
でも、怪我が完治して、守備固めだけでも出てくれれば、
かなり頼もしいと思います。

来年は、あまり新戦力の楽しみがないなかで、
岩村が復活できるかは、大きな楽しみです。

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