ナラタケ

また、キノコの話題です。

山小屋の庭の切り株に、確か2年ほど前に
大量に、あるキノコが発生しました。

自分で、図鑑で色々みても
何であるか、よく分かりませんでした。

ちょうど、キノコ教室を申し込んでいたときだったので
少しとって、キノコの先生にみてもらうと
「ナラタケ」
とのこと。

でも、図鑑等でみたナラタケとは
全然、見た目が違います。

「どこが、特徴なんですか」と聞いたら
「どこと言われても・・・・
まあ、このしっかりした感じかな」
確かに、他のキノコと違って
ゴムのように弾力があってしっかりしています。

そのときに、キノコの同定には
キノコの素材感とでもいうもの
しっかりしている、もろい、
ということが大事だと分かりました。

戻って、図鑑で見てみると
オニナラタケと、ナラタケモドキの特徴を
あわせたようなものでした。

うーん、本当に大丈夫だろうか?
と思って翌朝見たら、早朝に、誰か庭に侵入したらしく、
ごっそり、持っていかれていました。
やはり、ナラタケだったようです。

でも、よくみると、そこら中に生えていたので、
少しとって、食べてみました。
ただ、だいたい初めて食べるときは緊張があるので
味わうほどの余裕はありません。

で、去年、いっぱい生えることを期待していたのですが、
ほとんど、生えてきませんでした。

そして、今回、大量にはえていました。

とりあえず、写真です(鳥用に購入したデジカメがキノコ撮影にも適していることが判明)



そして、いかに大量に生えているかというところで、
これは、敷地の隅にある、白樺の切り株の周りに
発生ししているところの動画

http://www.youtube.com/watch?v=n79PaEgCjHU&feature=plcp
と、すごい状況です。

で、今回は、再度、ネットでナラタケで画像検索
似たやつも大量に出てきます。

そして、自信を持って食べてみます。

おいしいです。

スーパーで売っている、ブラウンエノキと似た味で
もっと味が濃い。

ところで、このナラタケは腐った木に生えるキノコなので
栽培しようと思えばできるようなのですが、
繁殖力が強くて、生きた木も枯らす(ナラタケ病というらしい)
ことから、栽培はしないらしい、とか

または、このナラタケの菌は同一の固体で15ヘクタールの大きさに
なることもあり、世界最大の生物と言われているらしいとか
(キノコは植物の花のようなもので、
キノコという生物の本体は白い菌糸の部分)
なかなか、すごいキノコです。

ナラタケについてはこのあたりに色々

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