キノコの季節

さて,今年もキノコの季節が始まりました。

いつの間にか,ハナイグチがたくさん出てきています。
キノコが豊作だった昨年の同時期よりも多い気がします。

キノコ汁にしたり,酢で和えたりして食べました。

採取した,ハナイグチやシロヌメリイグチに,栽培もののナメコと
購入した天然物のヌメリスギタケモドキを入れました。

天然のキノコ汁は,独特のうまいダシがでます。
味としては,バターのようなコクがあるのですが,
バターのように脂っこくないというものです。

栽培もののキノコを何種類か入れてもこのような味にはなりません。
また,天然物だと別の種類のきのこで作っても同じようなダシが
でますので,特定のキノコによるものでもなさそうです。
いずれにしろ,この旨みはこの時期の楽しみです。

また,昨年は不作だったツノハシバミもたくさんとれました。
ヘーゼルナッツと,ほぼ同じものとのことです。
炒って食べるとおいしいのですが,
まず青い皮を剥き ,その中の小さいドングリのような
実を割って中身を出すという作業をします。

青い皮には柔らかい毛が生えていて,これが柔らかいくせに
皮膚に刺さりチクチクします。
また,ドングリのようなのを割るのも道具を使っても大変です。

そんなわけで,何時間も作業して,ようやく手のひら一杯程度
食べられるものができるというものです。
世の中の普通に栽培されている食べ物がいかに,食べやすくて
有り難いものか思い知らされます。

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