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ミューズリー

火曜日, 6月 14th, 2011
普段,朝食はパンを食べますが,暑い時期は
シリアルにします。今年も,シリアルになりました。

シリアルと言っても,コーンフレークではありません。

メインはミューズリーと玄米フレーク,
これに凍ったバナナと牛乳やヨーグルト,
場合によっては100%のジュース
を入れます

凍ったバナナは,夏のシリアルにはお勧めです。
牛乳がぬるくなりません。

さて,ミューズリーですが,これを初めて食べたときは,
人間の食べ物とは思えませんでした。
「飼料!」という言葉が頭に浮かんだほとです。
これを一体どうしたものかと思い,
しばらくはミューズリーというと,
外人が食べるトンデモ食べ物の一種という認識でした。

ところが,家のシリアルがだんだん,種子類(ひまわり,末等)が
増えて滋味あふれる雰囲気になっていく過程で
再び,ミューズリーの登場です。
ヨーグルトあたりとうまく混ぜ合わせると,
「うまい!」という程ではありませんが,
凍ったバナナや玄米フレークとあわさった
全体としては,なかなか,いけます。

さて,食わず嫌いという言葉がありますが,
私はどちらかというと逆です。
食べてみて「まずい!」と思っても,
これをうまいと思う人がいる以上,
うまいと思う方法があるはずだと考えて,
結構しつこく挑戦します。

以前,モスクワでの飛行機乗り換えの際に,
テーブルの上に,パンと,魚の油漬のようなもの
が置いてありました。
パンもバサバサでまずく,魚も油っこくて,食べられたものではありません。
皆,一口食べて,まずいと騒いで,それ以上手を付けません。
私も,はじめはこんなまずい物をよく食べるなと驚いたのですが,
両方同時に食べると,うまいことがわかり,結局,一人で食べ尽くしました。

また,いわゆるパルメザンチーズは,実はすごくおいしいチーズだと
聞いたのですが,ピンと来ませんでした。
でも,固まりのパルメザンチーズを,下品ですが,前歯でガリガリ削りながら食べると
すごくうまいことが分かりました。

うまいものを食べるには,ある程度,執念が必要だろうと思います。