ビジネス書の古典と日本の歴史

マネジメントI 務め、責任、実践 (日経BPクラシックス)
マネジメントI 務め、責任、実践 (日経BPクラシックス)ピーター・ドラッカー 有賀 裕子

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今年は、ビジネス書の中の古典的なもの

ドラッカーの『マネジメント』
C.コリンズの『ビジョナリーカンパニー』

カーネギーの『人を動かす』

あたりを読みました。


不思議な感じがしたのは、ドラッカーが

『マネジメント』内で語る理想のリーダー像、

”冷たく、人好きなタイプではなく、他人に対する要求水準が厳しいが、
多くの人材を育てあげて尊敬を集め、誰が正しいかではなく

何が正しいかを問題にする。”

というものは、日本の歴史上の人物でいうところの

織田信長に重なります。


また、『ビジョナリーカンパニー』

長期間にわたって永続して偉大な業績を残している企業を分析したものですが

”その理念が明確であり、
その理念を熱狂的に信奉する文化を持ち、
優れたリーダを内部で育て上げていく”
という仕組みを作り上げるという会社像は

世界に例をみないと言われるほど、

平和で治安のよい安定的な社会を築いた

徳川政権と重なります。


さらに『人を動かす』に書かれた、

”他人に真摯な関心を持ち、
相手に重要感を持たせる。
相手をほめ、自分の非を認める”
等の数々の方法論は

豊臣秀吉の出世物語を読んでいるようです。


現代の人がドラッカー等から学んでいることの多くは

少し前の人は歴史から学んでいたんだろうという気がします。


私自身は、ビジネス書も歴史小説・評論も好きですので

色々学んでいければと思います。

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