~力(○○リョク)
新聞の下の方にあるの書籍の広告欄をみると
”~力”について書かれたものがとても多いことに気づきます。
amazonで”力”で検索してみると
微差力、断る力、悩む力、敗者復活力
伝える力、奇跡力
等々、実に様々な”力”が出てきます。
人生において、なにかとうまくいっている人を見ると
何か自分とは違う力を持っているのではないか?
その力とは何だろう?
という気持ちを利用した商法なんでしょう。
昔から「怪力乱神を語らず」と言います。
わざわざそんな言葉があるからには
昔から怪しい力を語る人は多くいたのでしょう。
もちろん、学力や視力のように
”怪力”ではない”力”もあります。
世の中の怪しい屁理屈を見破る私なりの方法の一つとして
「何でも説明できる理論は相手にしない」
というものがあります。
たとえば、「強い者は勝つ」という理屈は
何が起ころうが、勝った側を強かったという限り
何でも説明できてしまいます。
それはすごいことではなく、何も言っていないことと同じです。
「強い者は勝つ」という理屈が意味を持つためには
勝負の前に強いか弱いかを測定する方法が必要です。
もし事前に強いと測定された者が負けたら
「強い者は勝つ」という理屈が間違っていたことになりますが
少なくとも無意味な理屈ではなかったことになります。
これを科学哲学の用語で”反証可能性”と言ったりします。
つまり「○○力を持つ人は皆成功している」式の話は
それが「強い者は勝つ」のように
何でも説明できる理屈ではないかを常に意識する必要があります。
”~力”について書かれたものがとても多いことに気づきます。
amazonで”力”で検索してみると
微差力、断る力、悩む力、敗者復活力
伝える力、奇跡力
等々、実に様々な”力”が出てきます。
人生において、なにかとうまくいっている人を見ると
何か自分とは違う力を持っているのではないか?
その力とは何だろう?
という気持ちを利用した商法なんでしょう。
昔から「怪力乱神を語らず」と言います。
わざわざそんな言葉があるからには
昔から怪しい力を語る人は多くいたのでしょう。
もちろん、学力や視力のように
”怪力”ではない”力”もあります。
世の中の怪しい屁理屈を見破る私なりの方法の一つとして
「何でも説明できる理論は相手にしない」
というものがあります。
たとえば、「強い者は勝つ」という理屈は
何が起ころうが、勝った側を強かったという限り
何でも説明できてしまいます。
それはすごいことではなく、何も言っていないことと同じです。
「強い者は勝つ」という理屈が意味を持つためには
勝負の前に強いか弱いかを測定する方法が必要です。
もし事前に強いと測定された者が負けたら
「強い者は勝つ」という理屈が間違っていたことになりますが
少なくとも無意味な理屈ではなかったことになります。
これを科学哲学の用語で”反証可能性”と言ったりします。
つまり「○○力を持つ人は皆成功している」式の話は
それが「強い者は勝つ」のように
何でも説明できる理屈ではないかを常に意識する必要があります。